クライアントPCのOSにWindows Vistaを導入せず、次期OS「Windows 7」の出荷を待つ企業が増えているとJUASが指摘した。現在は一世代前のWindows XPの満足度が総じて高く、Vistaの採用は進みそうにもない。 クライアントPCのOSに「Windows Vista」を導入せず、次期OS「Windows 7」の出荷を待つ企業が増えていることが、社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)の調査で明らかになった。高スペックのCPUや大量のメモリが必要で端末コストが膨れあがることや、業務ソフトの互換性が優れていないことなどが原因で、Vistaではなく一世代前の「Windows XP」が依然として支持を集める傾向に。Windows 7の出荷を待つ「Vista飛ばし」の方針を選択する企業も増えているとJUASは指摘する。 2008年10月から2009年3月にかけて実施