現在、私たちの暮らす地球上には、約30兆トン以上にのぼる人工物が存在していると言われている。これは、地球表面の1平方メートルあたりに、50kg以上の何かしらの人工物があるという計算になる。 もしも、地球上から人類が姿を消したとしても、この30兆トンの人工物の多くが消えることなく化石となり地球上に残される。そして、それらはただ形を残すだけではなく、地球環境に大きな影響を与えるのだ。 そうしたなかで、さまざまな企業や団体が持続可能なものを作り出そうと動き始めている。ニューヨークのパーソンズ美術大学も、建築物やアート教育をとおして持続可能な環境と社会を促進している教育機関のひとつだ。 そこで学ぶ学生がユニークなものを創り出した。それが、ニューヨークという大都市の喧騒の中に突如現れた、休憩スポット。パーソンズ美術大学の建築、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、そして食品学科の学生によって発明さ
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