国内で新型コロナウイルスの感染が初めて確認されてから1月15日で4年です。 亡くなった人は、人口動態統計で去年(2023年・R5)8月までに※9万5830人にのぼっています。(※人口動態統計から算出した死者数) 新たな変異ウイルスが世界的に増加しつつあることに加えて、感染後の後遺症の相談も各地で相次いでいて、今後も感染対策とあわせて後遺症への対策をどう進めるかが課題になっています。 去年5月に感染症法上の位置づけが5類に変更されて以降、国は患者や医療機関への公費での支援を縮小してきました。 現在も、新型コロナワクチンの無料接種や、高額なコロナ治療薬への一部公費負担、入院医療費の補助、医療機関への支援などは続けていますが、これらの支援は今年度末(2023年度末)までが期限となっています。 このうち、新型コロナのワクチン接種は、新年度から65歳以上の高齢者などに最大7000円程度の自己負担を求