サークルで制作してるアプリに、共同編集できるエディタを実装したいという話が上がり調査したところ Notionライクなテキストエディタ「BlockNote」 yjsという良さげなデータ構造のライブラリ を組み合わせたらいい感じに動作したので記事にしました。 yjsとは Yjs is a modular framework for syncing things in real-time - like editors! yjsはCRDT(a conflict-free replicated data type)を実装した競合しないデータ構造を扱えるフレームワークです。 分散コンピューティングに特化したデータ構造で、リアルタイムな共同編集などに用いることができ、マージの競合なしにデータを伝えることができます。 BlockNoteとは おしゃれなテキストエディターです。 Notionのようにカスタム
Node.js 21では --experimental-default-type=module フラグで、JavaScriptファイルのデフォルトの解釈をCJS(CommonJS)からESM(ECMAScript Modules)に変更できるようになっています。 Node.js 21 is now available! | Node.js これは、Node.jsにおいてJavaScriptファイル(.js)のデフォルトをESMに変更するための第一歩です。 今回のDeep Diveでは、Node.jsのESMデフォルト化に向けたIssueや実装について紹介します。 Node.jsのESMデフォルト化 Discussion: New “ESM by default” mode · Issue #49432 · nodejs/node このIssueは、Node.jsにおけるambiguous
const url = "https://fetch-api-normalization.deno.dev"; await fetch(url, { method: "PATCH" }); await fetch(url, { method: "patch" }); 実行すると、次のようなエラーを得るはずです。 PATCH を小文字で書いた際のエラーの一例 さて、どのような条件でこのエラーが発生するのでしょうか?これが意図されたものなのだとしたら、 GET や POST は大文字・小文字を無視してよくて PATCH は無視できない理由がなにかあるのでしょうか?以下でその理由を探ってみましょう。 いつエラーが発生するか このエラーは、 Fetch API を利用して外部の HTTP サーバーに対してリクエストを行う時に、 PATCH と書くべきところを patch と書いていると発生します。
はじめに Scala.jsというプロジェクトがあります。 Scalaで書いたプログラムをJavaScriptに変換する、とてもクールなツールです。 ただ、もちろん言語自体が違うため、完全なマッピングが可能な訳ではありません。ベストエフォートでセマンティクスを維持したままJavaScriptに変換しますが、いくつか対応付けが困難なケースがあります。 その中でも特にScalaの Future をJavaScript上でどのように表現するか? という点に関しては、JavaScriptの深みを知れるとても良い題材だと思ったので、まとめてみようと思います。 ※ 一応Scala.jsをネタに出してますが、Scalaを知らなくても理解できるように書いたつもりです。 ScalaのFuture Scalaには並列処理を行うためのデータ型として Future があります。 Future は、ある時点において利
先日、私のプロジェクトで脆弱性関連のissueが投稿されたので対策を行いました。 指摘内容は主に「プロトタイプ汚染攻撃」でした。自分では対策を行っていたつもりだったのですが、様々な穴がありました。 プロトタイプ汚染攻撃可能な脆弱性は成功すると他の機能や脆弱性との組み合わせによって、任意のコード実行を可能にする危険度の高いものですが、XSSやCSRFに比べて、初学者が触れられる纏まった対策方法の情報が少ないと感じたので、ここに記そうと思います。 プロトタイプ汚染攻撃とは 日本語の情報としては Node.jsにおけるプロトタイプ汚染攻撃とは何か - ぼちぼち日記 が詳しいですが、まず、前提として、JavaScriptは「プロトタイプベースのオブジェクト指向」を採用しており、原則、すべてのプリミティブ型およびオブジェクトのインスタンスは「プロトタイプ」オブジェクトを参照しています1。 また、プロ
Vike is the next generation of framework architecture, for an open and stable foundation that companies can build upon with confidence. Flexible Your Stack, Your ChoiceEnjoy architectural freedom and choose any tool (React/Vue/...), any data connection (RPC/REST/GraphQL), any rendering (SPA/SSR/SSG), and any deployment (static/server/edge). Use Vike extensions for automatic integration and later,
この記事について Zenn では長らく通信処理に Axios を使っていました。 しかし、Fetch API が多くのモダンブラウザなどで普通に使えるようになった今、使う必要性があまり無くなったため、Axios を使っている処理を全て Fetch API に置き換えることになりました。 この記事では、その置き換え作業をどう進めていったのか、その結果どう良くなったのかを解説していこうと思います 🗽 解説より置き換えた結果を知りたいのよ私は!!! って方が居るかと思いますので、最初に置き換えたことで良くなった部分を紹介しようと思います。 まず一番良くなったところといえば、ずばりサイト全体のビルドサイズが 10 KB も減りました。( ちなみに、10 KB は圧縮時のサイズで、圧縮しない場合 100 KB になります 😇 ワーオ ) グローバルのビルドサイズが 103.35KB gzip 時
VanJS: A 1.0kB Grab 'n Go Reactive UI Framework without React/JSX Enable everyone to build useful UI apps with a few lines of code, anywhere, any time, on any device.VanJS (abbreviated Vanilla JavaScript) is an ultra-lightweight, zero-dependency, and unopinionated Reactive UI framework based on pure vanilla JavaScript and DOM. Programming with VanJS feels like building React apps in a scripting la
skruv No-dependency, no-build, small JS view-library/framework-ish-thing. Features • Examples • Docs Github • NPM Features No dependencies Small: Smallest framework in krausest benchmarks ~200 LOC ~1kb minified and compressed (1145b with brotli, 1308b with gzip, 2801b uncompressed) Usable without bundling/compilation/transpilation Supports HTML, SVG, MathML, Atom feeds and sitemaps. Types to valid
VanJSを試してみたら開発体験が良かったので紹介します。 🍦 VanJSとは? VanJSは、数ヶ月前にメジャーバージョンがリリースされた比較的新しいReactive UIフレームワークです。軽量、非依存、トランスパイル不要、シンプルなAPIという特徴があります。 gzip圧縮後で0.9kbと非常に軽量で、バンドルサイズの肥大化を気にすることなく手軽に導入できます。 他のUIフレームワークと比較しても圧倒的に軽量 UIもJSXを使わず、関数ベースのAPIで宣言的に構築できます。 VanJSの開発秘話はとても考えさせられるものだったので、機会があればぜひ読んでみてください。 🛠️ リファクタリング対象 Sky Follower BridgeというX(Twitter)のFollower一覧からBlueskyのユーザーを検索するChrome拡張を個人開発しています。今回はその拡張機能のco
結論 ボタンを実装する際には、フォームのサブミットボタンでなければtype="button"をつけた方が良いです。 なぜか HTMLのボタン要素は3つのtype属性を持つことができます。 submit type="submit"のボタンはフォームのデータをサーバーへ送信します。 button type="button"のボタンは規定の動作がなく、イベントハンドラーを渡して使うのが一般的となります。 reset type="reset"のボタンは すべてのコントロールを初期値の初期化します。<input type="reset"> と同様です。 そしてデフォルトのtype属性の値はsubmitです。 つまりtype属性を指定せずにボタンを置くとtype="submit"として動作します。 起こった問題 予想外の挙動をするパターン1 以下は郵便番号と住所を入力するシンプルなフォームです。 郵便
この記事の概要 ユーザーから嫌われている広告の1つに「スワイプ広告」というものがある。 誤タップをしやすいことが理由だが、あまりにもこの広告だけ誤タップするため調べたところ 実は誤タップしたように見せかけて意図的に広告先に遷移させる広告であるということがわかった。 スワイプ広告とは、左右にスワイプすると画像がついてくるタイプの広告である。 スワイプ広告とは スワイプ広告とは、主にアフィリエイトサイトで見られる広告形式の一つである。 ユーザーは指で画面上の広告を左右にスワイプすることで、広告画像を切り替えることができる。 スワイプによるインタラクティブ性を活かし、複数のメッセージやメディアを使い、魅力的な広告体験を提供することが特徴である。 なぜ悪名高いのか しかし、スワイプ広告はユーザーから嫌われている。その理由は、誤タップを誘発しやすいからである。 誤って広告をタップして画面が遷移してし
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