11月に開催された「Email Security Conference 2006」において、Telecom-ISAC Japanの企画調整部副部長小山覚氏が、2006年版のボットの動向について語った。 「今のインターネットはまさに、交通戦争前夜の状態。汚れたインターネットをきれいにしていくには、皆の協力が必要だ」――11月28日、29日に渡って都内で開催された「Email Security Conference 2006」において、Telecom-ISAC Japanの企画調整部副部長を務める小山覚氏(NTTコミュニケーションズ)はこのように述べ、深刻化しているボット問題へのユーザー側の対策を求めた。 これまでTelecom-ISAC Japanでは、JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)やいくつかのベンダーと協力し、ボットおよびボットネットの分析、実態調査に取り組ん
![ボット対策、最後に頼りになるのは……](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d8024b3cc051cf3156c209274194efd3a365260f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F0612%2F07%2Ftisac_koyama.jpg)