──日本財団の笹川陽平会長と最初に会った目的は、やはりハンセン病制圧活動に関してですか? そうですね。世界中、アフリカの奥地まで足を運んで活動しておられることは知ってました。そこまで旅を続けるっていうのはそうそうできることじゃない。何かを自分に課して活動してる印象がありました。その情熱とはどういうものなのかと。 ──妾(めかけ)の三男に生まれ認知もされず生活は貧窮。ようやく父・笹川良一と同居しても、徹底して下男扱い。小説を地で行く少年時代ですね。 陽平さんは「私なんかちっとも面白くないよ。女の話一つなし、バクチの仕事はしてるけど自分は全然しないし株券1枚持ってない。面白いとすれば、まあ妾の子だってことくらい」と。そこで、包み隠さず話してください、と言ったわけ。彼はそれに正面から応えたんですよ。 特異な親子関係が不可欠に ──陽平氏の内面を探っていくうちに、特異な親子関係が不可欠な要素になる
「ウェブリブログ」は 2023年1月31日 をもちましてサービス提供を終了いたしました。 2004年3月のサービス開始より19年近くもの間、沢山の皆さまにご愛用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。今後とも、BIGLOBEをご愛顧賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ※引っ越し先ブログへのリダイレクトサービスは2024年1月31日で終了いたしました。 BIGLOBEのサービス一覧
明暦三年一月十八日(西暦1657年3月2日)から十九日にかけ三次に渡り連続して発生して江戸の町を焼きつくした大規模火災は明暦の大火と呼ばれて「江戸の三大大火」の一つに数えられている。また、この大火災害からの復興の過程で江戸の町が整備され、後の百万都市「大江戸」の土台が整うことになった。 明暦の大火の発生当時の江戸は、約八十日間雨が降っておらず非常に乾燥して火災が起こりやすい状態にあり、また年初より小規模火災が頻発していた。さらに、前日十七日頃から北西の風が吹き、十八日未明から強風となって朝になってもなお砂塵で暗かったという。乾燥した気候と延焼しやすい強風という悪条件が重なっていたのである。 第一次:本郷丸山町本妙寺から出火一月十八日未の刻(午後二時頃)、本郷丸山町(文京区)の寺院本妙寺から出火、強風を受けて本郷・湯島・駿河台へと延焼、湯島天神・神田明神・東本願寺を焼いて神田川南岸(現在の万
いや、そんなにキュンキュンする感じを味わいたいとは思っていませんし、セックスを複数回した後のズブズブなあの慣れた関係性の方がいいとも思っていませんが、たまにキュンキュン成分に接すると「ああ、こういうのいいよね」とどこか琴線に触れるところがあるのを否定はしません。 自分は既婚であり、子どもも複数人いますし、そもそも自分から積極的に誰かを狩りに行くこともしませんし、ほんの少しのキュンキュン成分を充足させるために、リアルに誰かと付き合いたいなんてことは考えません。仮に都合のいい誰かがいたとしても、移動する手間や時間を合わせる手間や、もろもろのコストやリスクを考慮すれば選択肢にも上がりません。しかも、恋愛のキュンキュン成分というのは本当に初期の初期しか得られないものです。都合のいい人を頻繁に切り替えるなんて、簡単にはできません。 キュンキュン成分というのは、人を狂わせるものでもあるんですよね。キュ
近年、書店の健康コーナーやドラッグストアでよく見かけるようになった「酵素」関連商品。食事の代わりに飲むというダイエット用酵素ドリンクの広告を目にしたという方も多いのではないでしょうか。 ・誤った知識が蔓延しているのが酵素 メディアも同様の状況で、酵素ブームがしばらく続くのは間違いなさそうですが、「ベストセラー本も含めて、科学的に根拠のない情報がベースになっていることが多い」と危惧するのは、高畑宗明博士(農学)。初の著書『「腸内酵素力」で、ボケもがんも寄りつかない』(講談社+α新書)では、科学的根拠をベースとした酵素の正しい知識を紹介しています。 ・消化酵素と代謝酵素 酵素は、食べ物の消化・吸収を助ける「消化酵素」、身体の正常な働きを保つための「代謝酵素」と、大きく2つのグループに分けられます。どちらも私たちの生命活動に欠かせないものです。このことからも酵素が私たちの健康を支えていることがわ
広田照幸著『日本人のしつけは衰退したか』は、社会通念としてはびこる「家庭のしつけが衰退している」「青少年の犯罪が増加している」といった言説を詳細なデータをもとに否定しつつ、日本社会の教育観を社会教育学の見地から描き出す一冊である。まぁこの本については多くの書評がすでにあるし、一時話題になっていたので読んでおられる方も多いだろうから、敢えてその本筋について語る必要はないだろう。このエントリでは、同書で描かれる大正、昭和初期に登場した「パーフェクト・チャイルド」という教育観について簡単に紹介してみようと思う。 第一章 「パーフェクト・チャイルド」概念の登場 近代の日本において親向けの教育ガイドブックが登場したのは一九一〇年代で、一九三〇年代頃までには主に台頭しつつあった新中間層向けに育児やしつけに関するノウハウを著した雑誌や本が多く発刊されるようになったという。彼ら新中間層の教育意識は第一に「
反時代的毒虫であるところの作家車谷長吉が二〇〇九年四月から二〇一二年三月まで朝日新聞土曜版紙面「悩みのるつぼ」で担当した人生相談の質問・回答を一冊にまとめたもの。ネット上でもたびたび彼の回答の異様さが話題となっていたのでご存じの方も多いだろう。特に話題となっていたのはこの相談と回答だった。教え子の女生徒が恋しいんです 40代の高校教諭。英語を教えて25年になります。自分で言うのも何ですが、学校内で評価され、それなりの管理的立場にもつき、生徒にも人気があります。妻と子ども2人にも恵まれ、まずまずの人生だと思っています。 でも、5年に1度くらい、自分でもコントロールできなくなるほど没入してしまう女子生徒が出現するんです。 今がそうなんです。相手は17歳の高校2年生で、授業中に自然に振る舞おうとすればするほど、その子の顔をちらちら見てしまいます。 その子には下心を見透かされているようでもあり
『ダメな統計学』表紙 現在の科学研究において統計が誤用されていることが非常に多く、そのために科学研究の信頼性が揺らいでいることを記した『ダメな統計学』の冊子PDFを公開する。これは、アレックス・ラインハート氏が書いたStatistics Done Wrongの全訳である。理解を深めるために、訳注を比較的豊富に加えた。 2017年1月20日追記:『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』という本が出版されることになった。この本は、ここに掲載されているウェブ版の『ダメな統計学』の冊子PDFに比べると、大幅に加筆されている。ページ数で言うと2倍以上になっている。ウェブ版の『ダメな統計学』を読んで興味を持った方は、書籍となった『ダメな統計学』をぜひ読んでいただければと思う。書籍版の詳細については「『ダメな統計学――悲惨なほど完全なる手引書』の翻訳出版」という記事をご参照願いたい。 『ダメな統計学
日本のリバースモゲージはどうなっていくのだろう?: 極東ブログ を読んで、色々考えたので少し書いておく。オレが色々考えたことは、元ネタのfinalvent翁の観点とは異なる。 翁の考察範囲は主に高齢者の介護・終末医療とその財源、日本のリバースモーゲージは役に立たないのではないかというもの。 問題意識の核心を最初に提示しておくと、これから日本が超高齢化社会を迎えるにあたって、高齢者の介護・終末医療が大きな課題になるが、そのお金を誰が出すのだろうかということだ。 (中略) 国もダメ、家族もダメで、どうするか。というあたりから、本人の資産を担保にして老後を考えてくださいというのが、リバースモゲージである。もちろん、資産ないとなるど、どうにもならないが、あるなら最後は資産を売って、老後の生活に当てるということになる。 オレは2000年くらいからリバースモーゲージについて考えている。なぜ日本でリバー
ここ1週間、イスラム国(ISILまたはISIS)の話題が沸騰してまして、中身を知らないで語って墓穴を掘るのは嫌だなと思ってまずはこれを読んでみました。 「イスラム国」の正体 なぜ、空爆が効かないのか Wedgeセレクション No.37 Kindle版で200円と安く、昨日紹介したらアソシエイトで物凄く売れてましたので昨日からみなさんも読み始められたと思います。この巻頭に書かれている東大の池内准教授の本のKindle版も明日配信されるので予約しています。 ※1/28追記 ↓続きも書きましたのでこのエントリー読み終えたらどうぞ 「イスラーム国の衝撃」を易しくかみ砕いてみた ついでにブログも拝見しています。 中東・イスラーム学の風姿花伝 昨日のブログでは、 早期に湯川さんは殺されていた可能性が捨てきれない。どこかこれまでとは違う手順で犯行や脅迫が行われている様子がある。何か無理をして脅迫案件を作
作品紹介・あらすじ 江戸時代、「呪術者」の殿様がいた。新田岩松氏が描いた猫絵は鼠を追い払うとされ、幕末に、人々がその劇威を求めて集まるなか、殿様は彼らを糾合して倒幕運動に立ち上がる。時代の地殻変動を分析し、近世社会を再考。
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