すみた種山ケ原直売組合と住田観光開発㈱による冬の種山「おごご祭」は14日まで、住田町世田米の道の駅・種山ケ原ぽらんで開かれている。直売組合員らが丹精込めて漬けた〝自慢のおごご(漬物)〟34品が出品。材料、漬け方と多彩な漬物の数々が並び、買い物客らの関心を集めている。 このイベントは、気仙のおふくろの味として親しまれるおごごを通じて冬場の誘客を図ろうと、毎年開催。9回目となった今年は12日にスタートし、「手づくりおごご品評会」と銘打った会場には18人の直売組合員らによる手製のおごごが一堂に会した。 定番メニューでは、ダイコンを使った「たくあん漬け」や「キュウリのしょう油漬け」「赤かぶ漬け」「らっきょう酢漬」「梅干し」などが出された。一方、ダイコンをサクラの花と一緒に赤かぶの漬け汁で漬けた「桜花漬」や、山菜のウドを1年塩漬けした後に2年みそに漬け、3年がかりで仕上げた「うどのみそ漬」など、