今、中国で奇妙な騒動が同時多発的に起きている。女性が公衆の面前で突然服を脱ぎだすという事例が、各地で報告されているのだ。といっても、暑さのせいではない。 8月10日昼、安徽省合肥市の鉄道駅近くで、若い女性が突然着ていた服を脱ぎ捨て、下着姿となった。彼女はこの日、西安市から列車で到着したばかり。20時間もの間、混雑する車内で身動きもとれず、ほとんど眠れぬまま下車。駅を出ると幻覚が見え、無意識に服を脱いでしまったという。専門家は、長旅のストレスが原因で起こる「旅客症候群」であると指摘している(『中国日報網』)。 また、8月19日夜にも広州市の路上を歩いていた30歳前後の女性が、突然服を脱ぎ始め、一糸まとわぬ姿になった。彼女はその後、声を上げて泣き始め、駆けつけた警察に保護された(『南方網』8月21日付)。彼女は妊娠5~6か月で、精神的に不安定になっていたという。さらに8月21日は江蘇省無錫市で