あれから3年の3.11。マスコミ報道を見ながら、これまでとは少し様子が違うなと奇妙に感じたことがある。それは、被災地の首長がテレビに登場しないことだ。南三陸町長の佐藤仁、気仙沼市長の菅原茂、陸前高田市長の戸羽太、それから、南相馬市長の桜井勝延、飯舘村長の菅野典雄。すっかり有名になったこれらの人々が、今年のメモリアル・ウィークにはなぜか顔を出さない。浪江町長の馬場有は、昨夜(3/11)のNHK7時のニュースに少しだけ出演したが、他の首長たちには出番がなかった。不自然に感じたのは私だけだろうか。いつものようにカメラの前に顔を出し、3年間を振り返って言葉を発し、責任者として市や町や村の近況と現状を説明し、そして、これまでの全国からの支援に感謝を述べ、今後の復興を暖かく見守って欲しいと言うものだと思っていた。彼らの報告を聞きたかった。震災以降、われわれはずっと彼らの言葉に耳を傾けてきた。関心を寄せ
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