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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/zoot32 (26)

  • 2009-10-02 - 空中キャンプ

    腕時計がにがてで、ずっとしていなかったのだが、会社の引っ越しがきっかけで、腕時計を買ってつけるようになった。なぜ会社の引っ越しをすると腕時計を買わなくてはならないのかについては説明が必要になるのだが、わざと説明しないまましゃべったろうかしら。そいで、後から時間軸を戻して説明しなおしたりとか、どっかのしゃれた映画みたいな展開にしようかしら。それはうそで、ふつうに説明すると、理由は、引っ越し先のビルが建物の原状回復にとてもこだわるので、時計を壁にくくりつけるためのねじ穴ひとつ開けられないためである。 そのようなわけで、いまの会社は、どこを見まわしても時計がないという、仕事をする上においてははなはだ心もとなく、不安な場所と化している。会社って時間通りに作業をすることとかが大事なんじゃないのか。だいいち、いま何時なんだ。ねえいま何時? とわたしはよく同僚たちに訊いていた。これはとてもめんどうなこと

    imaokazuki
    imaokazuki 2009/10/03
    ”なんかこれびっくりするくらい便利な道具だけど考えたの誰?”笑った。そういや、家を出るとき「タバコ、携帯、カギ、財布、時計」と2回唱えて出ていた時があった。あの頃は几帳面だったな・・今は2つぐらい忘れる
  • 個人的なルーティン - 空中キャンプ

    imaokazuki
    imaokazuki 2009/01/25
    それって「ムダ」だし変えてほしいな、と思う他人のルーティン、、指摘するエネルギー、あきらめと無力感・・
  • 考えてしまう - 空中キャンプ

    平日に酒を飲むのがあまり好きではなくて、なぜなら酒を飲むと意識がぼやけて、思考や集中ができなくなってしまうためである。が読めなくなるし、すぐに眠くなってしまうのもいやだ。また、朝起きたときにやけに喉がかわいていてだるく、しかもこれから仕事にいかなくてはいけない、というあの感じもかったるい。 くわえて、アルコールが入ると、おもいだしてもあまり意味のないことが頭をよぎるようになる。和田アキ子がジャネット・ジャクソンのPVを完コピしたこと。森田芳光の映画『そろばんずく』のタイトルの意味を、「そろばん塾」が訛ったものだとおもっていたこと。これらの記憶はいらないのではないか。 そういえばわたしは、五歳のころ、台風の日に外にでたら、あまりにすごい風で、三メートルくらい宙に浮かんだ記憶がある。飲むとわりあいよくおもいだす、子ども時代の脳内捏造記憶のひとつである。しかし、風にとばされた瞬間の、からだがふ

    imaokazuki
    imaokazuki 2008/09/27
    まさか酔って書いた文章だとは・・
  • なんか今、そんな気持ち - 空中キャンプ

    たとえばわたしが、あまりぱっとしないプロ野球選手だったとする。入団からおよそ十年、通算打率は二割二分五厘。守備がそこそこ良かったこと、ベンチのムードメーカー的役割を果たしてきたこともあり、どうにか三十二歳までは現役を続けてこれたが、球団からは、来年以降は守備コーチとして若手を指導してほしいという要請を受けており、今シーズンかぎりで選手としては引退ということになった。 現役最後の年。しかし、なんで俺は二割二分しか打てなかったんだろうと考えると不甲斐ない。どうすれば打率が上がったのか。もっといいプレーができたのではないか。いずれにせよ、もう引退なんだ、いろいろ試してみよう。そうおもったわたしは、ある打席で、左ひじの力を抜きながら、リラックスした体勢でバットを振ってみたところ、ボールは今までに経験したことのないような強烈な打球となって、センターの頭上を軽く越えていった。あっ、こうすればよかったん

    imaokazuki
    imaokazuki 2008/09/23
    成長することは希望だけど、老いを感じて後悔することもある、らしい、、気づくのが遅かったとスローさを悔やんだり、いや早かった、とか、、早くて生産的・効率的なだけでは味わえないこともあるのだろうけど、
  • 「告白」/町田康 - 空中キャンプ

    谷崎潤一郎賞を受賞した、2005年の作品。最近になって文庫化されたので読みました。とても長い小説ですが、やっぱり文体がすばらしい*1ので一気に読める。こうして長編を読んでみると、町田の文体ここまできたか、というおどろきがある。おもしろかったです。 あっ、シャツにケチャップが。気に入っているシャツにケチャップのしみがついてしまった。あー。あーもう、ってとりあえずはナプキンで拭くのだが、見るとうっすらと赤いしみが残ってしまっているのががまんならない。よりにもよって、いちばん気に入っているこのシャツが。くやしさにまみれながら、どうにかこのうっすらと赤いしみを除去できないだろうかと考え、とりあえず洗面所にいき、水をつけてから拭いてみるのだが、赤いしみはなくならず、むしろ拭けば拭くほどに、赤いしみはその範囲を拡大しているようである。さっきより悪化してるじゃんかー。つい数分前までは真っ白だったシャツが

    imaokazuki
    imaokazuki 2008/05/24
    "誰もが感じる「もしかしてすべてが手遅れなのではないか」という恐怖"、一方で世界の終わりは甘かったりも…ともかく氏の小説もこのブログも、こんなにも素晴らしい文体になるのは、続けているから、というのはある
  • 温度をなくす発想 - 空中キャンプ

    わたしの通っていた小学校の近くには公園があって、クラスの男はみんなそこで野球をしていた。当時、わたしたちの野球熱はあきらかに常軌を逸しており、たいていの子どもは野球のこと以外ほとんどなにも考えられないといった腑抜けの状態で、学校が終わればまっすぐ公園まで走って移動し、ランドセルを降ろすのももどかしく、さっそく試合開始。雨の日をのぞけばほぼ毎日、野球をやっていた。 大雨の翌日など、公園の土はひどくぬかるんでいて、野球をやれば泥だらけになってしまうのだが、そのていどではわれわれの荒ぶる魂を止めることはできず、みなや服が泥まみれになるのもかまわず試合に没頭した。しかし中には、服を汚して帰ると親に叱られる子ども、また、きれい好きで泥だらけになるのを嫌がる子どもなどもいて、彼らは他の子どもたちが野球に熱狂するかたわら、できるだけや服が汚れないように気をつけながら遊んでいた。 そうした子どもは、自

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    imaokazuki 2008/05/05
    春とか夏はやっぱり熱くなりたい
  • 2008-04-22 - 空中キャンプ

    きちんと目的を定めないで書店をうろうろしていると、ただ時間ばかりがいたずらにすぎてしまい、気がつくと奥菜恵の告白をたんねんに熟読していたりする。だめである。あらためていうまでもなく、わたしはあと50年もしないうちにころっと死ぬのであり、いずれ不帰の客となる前に、たくさんの良書を読むなどしてできるだけ有意義に時間をすごすべきだということを頭ではわかっているつもりなのだが、どうしてもそれができないのはひとえに意志のひ弱さゆえである。 しかし、奥菜さんはいろいろとたいへんなようで、特に離婚後の恋愛関係のくだりは「おもしろいなあ」とおもいながら読んだ。離婚した後、歳下の恋人ができたこと。しかしその男が浮気ばかりするのでくやしかったこと。電話にでないので不審におもって家の前までいき、そこから電話を鳴らしたら、女もののカチューシャを頭につけた恋人が携帯で話しながら玄関からでてきたこと(=会話を聞かれ

  • 2008-03-30 - 空中キャンプ

    なにが効率的で、なにが役に立つのかといったことを、人は事前に言いあてることができない。わたしはそうおもっている。たとえば、ある種の知識を得ることで、よりよい人生がおとずれる、といった思考をわたしはしない。ビジネス書に載っている答えが社会生活をスムーズにするとはあまりおもっていない。それは、精神の活動を足し算で考えるようなしかたである。を読んで脳に1の情報を入力した、別のを読むことでさらに1の情報を入力した、そこで脳はトータル2の情報を得て活発に動きまわることができる、といった発想がわたしにはない。人は「役に立たないこと」や「いっけんむだにおもえること」を通じてようやく呼吸し、暮らしていると考えている。 わたしは人の精神の活動を、もっと不可解なものととらえるのだ。つまり、脳の中には、入力した情報をかたっぱしからどんどん破壊し、ねじまげてしまう怪獣が住んでいて、あらゆる記憶や情報は、怪獣が

    imaokazuki
    imaokazuki 2008/04/05
    記憶と知識の配列は無意識によってたまに突然狂わされると。行動は積み重ね、だとは思う
  • 2008-03-11 - 空中キャンプ

    TBSラジオ「Life」速水健朗さんゲストの回を聴きました。先に出た新書の内容を中心にいろいろな議論がありましたが、どれも読者の疑問とリンクしていて興味ぶかく聴けました。いつものクセでメモを取りながら聴いていたのですが、後でメモを読みながら放送をふりかえってみたらおもしろかったのでここに書きます。かんたんなまとめです。 自分探しは世代、個人によって受け取り方がちがう 肯定的=中田英寿 否定的=イラク人質事件 二面性 定義もあいまい 連想するイメージも多様 自分探しのルーツはバックパッカー 見聞を広めたい 好奇心を満たしたいという層 どこかのタイミングでベタな自分探しにシフトした ここが最初の論点でした。世代によって受け取り方がちがうというのはわたしもそうおもっていた。たぶん、今の25歳あたりがひとつの区切りになっていて、そこから下の世代はあまり自分探しといったことは考えないのかな、とか(印

  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20070926

  • 空中キャンプ - 2007-09-07 とりあえずなにか言ってみる

    いぜん通訳の学校にかよっていたとき、もちろん学期の最後には評価があるんだけれど、評価の項目のひとつに、「自信」(Confidence)という欄があって、これはおもしろいなとおもっていた。どれほど文法的に正しくても、発音がきれいでも、びくびくしながら話していては評価が下がるのである。逆に、時制も構文もめちゃくちゃで、発音もひどいんだけど、いったんディスカッションがはじまると、マーティン・ルーサー・キングばりの演説をぶち上げるタフな女の子とかいて、彼女はけっこう高評価だった。わたしは、どうにか Confidence のスコアを上げようと、すこしテンポを落としてゆったりと話すようにしたり、語尾に I think(…とおもうんです僕) とか I guess(たぶんですけども)とかつけるクセをなくすように工夫していた。このあたり、努力や学習というよりは、ほんらいの性格とか度胸の問題になってきて、いま

  • 空中キャンプ - 酒だ。めしだ。

    うちの会社には、監査がふたつある。外部監査とはべつに、社から内部監査の人がやってくるのだ。うちは外資系なので、わざわざシンガポールから監査がやってくる。この内部監査でケチがつくと、わりとややこしいことになる。なにしろ内部だから、いっさい遠慮なしに、もうどこまでも見ていくのだ。コピー機の金がかかりすぎだね、これちゃんと複数の業者に入札させてますか? この領収書さー、酔っぱらって終電を逃して、タクシー拾って帰ったときのを経費で落としてるんじゃないの。これにはさすがにぐったりである。 監査(Audit)はどうしても嫌われ役だ。映画「主人公は僕だった」は、税務署の監査役(Auditor)の男についての物語だったが、この広い世の中を見回しても、税務署の監査役ほど嫌われる男はなかなかいない。劇中、街のパン屋へ監査にいった主人公は、なぜか店の客にまで「出ていけ」と罵られ、ものを投げつけられていた。かわ

    imaokazuki
    imaokazuki 2007/08/22
    何かソワソワする。まるで自分
  • 空中キャンプ

    わたしはラジオがすごくすきで、よく聴いているんですが、この夏のボーナスであたらしいラジオを買おうとおもったわけです。HDDレコーダー内蔵で、自動的に予約録音ができるラジオ。録音した番組は、2,500時間のストレージが可能で、パソコンにつなげば、iTunesにも取り込めるし、iPodに入れて持ち歩くこともできる。つまり、前日に録ったラジオ番組を、翌朝iPodに落として、通勤途中で聴くことができる。深夜番組など、時間的にラジオの前にいることがむずかしい番組でも、確実に聴くことができる。これ、いいなあとおもった。このラジオを、中学時代のわたしに買ってやりたいね。まさに夢の機械。もう、気も狂わんばかりによろこぶとおもうよ。その後こうしておっさんになり、四万円のラジオをさらっと買ってしまうわたし。このラジオを誰に自慢したいといって、二十年前の自分以外にいないのであり、なんかこう、当時の満たされなかっ

  • 空中キャンプ | 旅の記録〈長野編〉

    imaokazuki
    imaokazuki 2007/06/09
    いい。切ない方のフェス
  • 空中キャンプ - [映画]「バベル」を見たゼ!

    歌舞伎町にて。初日。モロッコ、メキシコ、東京。ひとつの事件をきっかけに、それぞれの場所で起こるいくつかのできごとが重なる。いい映画でした。 前作「21グラム」を見たときにもおもったのですが、この監督*1の映画には、感嘆させられながら、どこかひっかかる部分もおおい。どれもいい映画で、胸を揺さぶられるシーンがたくさんあるのに、なぜかこう、ぐったりしてしまう。このぐったりはなんだろうと、毎回かんがえるわけです。「バベル」が、映画館に足を運ぶに値する、すぐれた映画であることを前置きして書きますが、作品ぜんたいに、ユーモアの欠如を感じました。なんかこう、生きていくんだったら、もっとユーモアがないと、わたしはいやだ。もちろん、日々の生活の中で、ぐったりしてしまうできごとはたくさんある。でも、人ってもっと笑うとおもうんだよな。失敗やみじめなできごとをユーモアに置きかえて、笑いながら生きていくものではない

    imaokazuki
    imaokazuki 2007/05/20
    すごい同感。砂漠を歩くシーンとか、ホントにしんどかった
  • 2007-05-15 - 空中キャンプ

    ここ最近、ずいぶん暑かったので、今年はすこしフライング気味に始めてしまった。駅から家までの道すがら、缶チューハイを買って、飲みながら歩くのである。これはとてもたのしい。夏になると、ほとんど毎日これをやっていたような気がする。ふだんはビールなのだが、暑い季節はチューハイがうまいのよ。いぜん住んでいた家は、駅から距離があって、帰り道にチューハイをひと缶買って、飲みながらふらふら帰るのが気持ちよかった。飲み歩きにちょうどいい距離だったのである。夜道をひとり、歩きながら飲むのがいいんだよね。これ、なんだろう。理由はわからないけど、家で飲むよりうまいんだよな。引っ越して、歩く距離はずいぶん短くなったものの、この習慣はあいかわらず続いている。ナイトクルージング。 そうして夜の道を歩いていると、なんだかいい気分になってきて、つい「ハンニバル音頭」をうたってしまう。またなぜか、自分でもどうしてそんなことを

  • 空中キャンプ:時間切れ

    世間的にいって、三十五歳というのは、転職可能な年齢のぎりぎり上限である。求職情報などを見ると、たいていの求人には応募可能な年齢があって、職種や企業の規模にもよるのだが、「三十五歳まで」というのがおおかたの上限である。それ以上の年齢の求職者を雇用する会社というのは、雇用条件だったり、雇用形態だったり、給与やなんかで、いろいろとあれな感じになってくる。日給が、バナナひと房とかね。いやですな、歳を取るっていうのは。わたしも過去に何度かの転職を経験したが、さすがにこれ以上の転職はできない。もう時間切れになってしまった。ここで辞めても、わたしを雇ってくれる会社をあらたに見つけることは困難だろう。バナナはすきだが、それ以外のものだってべたい。パイナップルやいちご、すいかやりんごがべたいです。もう転職はきつい。わたしは、今の仕事が理想であるとか、この会社と運命を共にするなどとかんがえたことはないです

    imaokazuki
    imaokazuki 2007/05/10
    まさに、、スローライフの帰結
  • 空中キャンプ::なぜ、傷が必要とされるのか

    映画「ファイト・クラブ」において描かれるのは、タイラー・ダーデン(ブラッド・ピット)率いる地下拳闘組織だが、わたしがとても印象に残っているのは、そのメンバーになるためには、薬品で手の甲を火傷させなければいけないという、奇妙なルールが設定されていることだった。失神するほどの苦痛をともない、その傷跡は決して消えない。そうした傷を負ったものだけが、ファイト・クラブのメンバーになれるわけだ。 わたしは、この設定にとても納得したことを覚えている。理由はうまくいえなかったが、このルールは魅力的だったし、ストーリーにおいても欠かせないものだとかんじた。映画ぜんたいを通して、傷、苦痛、敗北といったものが、肯定的にとらえられているのもおもしろい。では、この映画を見た者がかんじる、ふるい立つような高揚感、おもわず叫びたくなるような生そのものの肯定、それらの理由はどこにあって、どのように説明すればいいのかという

    imaokazuki
    imaokazuki 2006/11/09
    まだ良く分からない。ジジェク?読んでみたい。象徴化抽象化、エロス、
  • http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20061109

  • 空中キャンプ もう背伸びしません

    imaokazuki
    imaokazuki 2006/11/09
    ホント!いろいろ恥かしい