宋本広韻データは、周祖謨「校正宋本廣韻」(澤存堂複製※)をUCSで符号化することを目指します。本データは、日本学術振興会科学研究費・基盤研究C「次世代古典文献データベース構築の基礎的研究」(平成14~16年度、課題番号:14510494、研究代表者:村越貴代美)による成果の一部を利用させてもらっています。 宋本廣韻データは、指定された XML スキーマに基いて入力され、XML処理系でデータ処理ができることを目指します。反切部分はマークアップで示され、そこから推定される中古音の例をIPAで示します。親字IDは工藤祐嗣氏の「巻数(1-5)・丁数(2桁数)・表裏面(a/b)・行数・番号」を利用させて頂いています(→参考論文)。 XMLデータのHTML化にあたっては、下図のような構成をとることを考慮しています。