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internetと南方司に関するinflorescenciaのブックマーク (22)

  • 禁止脳の恐怖 - 雑種路線でいこう

    埼玉の女子中学生が自殺した事件を受け、文部科学大臣がケータイについて「携帯の学校への持ち込みについては近々、国として方向性を出す。特別な場合を除いて持たせないとか、学校では使わせないとか」と語ったらしい。実に馬鹿げている。そんなに禁止が効果的なら、いじめを禁止すればいいじゃないか。だいたいケータイの学校への持ち込みを禁止は以前から通達が出ているのに、効果がなかったことへの反省がない。まあ多感な時代に人間関係のトラブルで自殺なんて確率的には起こる話だし、これだけケータイが普及していれば、ネットでのトラブルが関連していることもあろう。問題は起こるべくして起きたし、それを見越して玉を仕込んでいたのだろうか。 ケータイに限らず、製造業派遣とか、ダガーナイフとか、薬のネット通販とか、とりあえず禁止って話が多すぎて、なぜかくも即物的に政治が動くのか理解に苦しむ。ワイドショーをみて憤る年寄りに対する人気

    禁止脳の恐怖 - 雑種路線でいこう
  • テクノロジー : 日経電子版

    遺伝子を効率よく改変するゲノム編集研究の第一人者で米ブロード研究所のフェン・チャン主任研究員は、エボラ出血熱やジカ熱の早期診断技術を開発したことを明らかにした。ウイルスの遺伝情報が…続き 受精卵のゲノム編集、なぜ問題 優生思想と表裏一体 [有料会員限定] ゲノム編集品 販売容認、条件満たせば安全審査なし [有料会員限定]

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  • 薬のネット販売 ルールは必要だが省令改正での全面規制は姑息 - 雑種路線でいこう

    埼玉の自殺未遂事案は楽天に出店していた薬局が製薬会社の指示を守らなかったことが問題で、薬のネット販売を規制する「薬事法施行規則等の一部を改正する省令案」を何ら正当化するものではないし、2年前の事案が今になって表面化したことに強い作為を感じる。 未成年の男性がインターネット経由で鎮静剤を大量購入して服用し重い障害が残ったとして、埼玉県在住の父親が17日、厚生労働省内で会見し、ネットによる薬の販売を規制するよう訴えた。薬害問題に取り組む団体「薬害オンブズパースン会議」も同日、実態を調べるよう求める要望書を同省に提出した。 ネットでの薬品販売について、海外の業者が日語で日人向けに違法薬物を販売していること、悪質な一部の薬局が店頭と異なる規範で薬を販売していること、Google AdSenseやAdWordsで薬事法や健康増進法の趣旨を逸脱した表現が散見されること等について問題は感じている。

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  • ロビー活動じゃ勝てない! - 雑種路線でいこう

    ネットで薬を売れなくなる件は気にしているが、業と直接には関係ないので動けていない。というか難しいんじゃないかな。もともと医療・製薬業界って薬や治療法の許認可だけでなく保健医療の医療費・薬価を国が決めているから政策の裁量が非常に大きく、ITと比べてずっと政治家との関係構築の費用対効果が高そうだ。報道されている政治献金だって医療業界全体で政治資金収支報告書で公表されているだけで14億超、うち薬局・薬店を束ねる日保険薬局政治連盟が2510万、そのうち政治家への寄付などが1395万ほどある。これら全て厚生族の先生方に集中投下されているのだろうか。 マツキヨには薬剤師がいてきちんと説明をして売っているから、誤飲やら薬害被害はありえない、って建前なわけね。建前だろ。どう考えても。そんな説明、薬局ですら受けたことねーよ。厚生労働省が自分達のリスクヘッジをしているだけだろ。ネット販売が無くなって困る人

    ロビー活動じゃ勝てない! - 雑種路線でいこう
  • テクノロジー : 日経電子版

    遺伝子を効率よく改変するゲノム編集研究の第一人者で米ブロード研究所のフェン・チャン主任研究員は、エボラ出血熱やジカ熱の早期診断技術を開発したことを明らかにした。ウイルスの遺伝情報が…続き 受精卵のゲノム編集、なぜ問題 優生思想と表裏一体 [有料会員限定] ゲノム編集品 販売容認、条件満たせば安全審査なし [有料会員限定]

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  • ネット権について今さら - 雑種路線でいこう

    自民党の動きが急らしく、あまり勉強してなかったのを改めて調べてみたのだが、ネット権って変だね。僕は個人的に消費者余剰の最大化を標的に制度の最適化を図るべきで、二次創作を抑圧したり、取引を制限するような制度では末転倒と考えている。 そういった点でネット権の思想に首肯するところもあるが、新しい報酬配分制度のプレーヤーを既存のメディア事業者に限ることは利益相反もあるし、新規参入を阻害する虞がある。ネット権なる特別な権利を設定するよりは著作権そのものを触るのが筋だし、報酬分配業者は規制緩和に逆行する免許制ではなく透明性の高い登録制にすべきだし、人格権に由来するところの差し止め請求権はなくすべきではない。 著作権法を触るとして、配信や二次創作にかかる取引費用を最小化する観点から、単に配信役務提供者と二次創作者に対して責任制限を課せばいいのではないか。自由に配信と二次創作をできるようにする代わり、差

    ネット権について今さら - 雑種路線でいこう
  • 「青少年ネット規制法」衆院通過 実効性に疑問、厳格化懸念も

    「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律案」(青少年ネット規制法)が衆議院青少年特別委員会を通過した。2日の与野党実務者協議を受けて党内調整が始まり、6日午前中に衆議院青少年特別委員会で委員長提案されて了承、午後の会議を通過した。来週には参議院を通過する公算が大きい。 ネット規制のあり方については、高い社会的関心を呼んだにも関わらず、自民党内各部会案の検討、与野党協議や党内調整など、実質的な議論が密室かつ短期間で行われたことは残念だが、最終的には規制色の薄い内容となり、実効性を期待できる内容が盛り込まれなかった。法案の要点を概説するとともに、今後の論点や、民間自主努力や法改正の方向性について検討する。 有害情報を定義する登録フィルタリング推進機関 法律では有害情報について民主党案と同様に例示に留め、その定義は登録制の民間第三者機関であるフィルタリング推進

    「青少年ネット規制法」衆院通過 実効性に疑問、厳格化懸念も
  • 傀儡の第三者機関じゃ戦前の言論報国会の二の舞 - 雑種路線でいこう

    気づいたら前エントリで引用した読売の記事は削除されていた。自民党案にみるフィルタリングへの奇妙なコダワリや、第三者機関の政府による審査・登録制について悶々と違和感を感じていたのだが、やっと違和感の理由が判った。結局のところこのスキームは、政府による検閲を形式上は民民規制にしているだけで、発想の出発点から間違えている。 来フィルタリングは様々な児童保護手段がある中で、保護者による児童監督のための補助ツールであって、決して国家による検閲の補助ツールではない。従ってフィルタリングの在り方に対して政府が口出しする場合、そのツールの有用性を保護者が適切に判断できるだけの情報が提供されているか監視する消費者行政の枠組みで検討すべきであって、具体的には情報の非対称性を解消するために何らかの品質表示義務を課し、評価指標の確立に対して予算措置を講ずるといった行政手法が取られるべきであろう。 数ある児童保護

    傀儡の第三者機関じゃ戦前の言論報国会の二の舞 - 雑種路線でいこう
  • ネット規制の議論は次の段階に - 雑種路線でいこう

    高市先生がご自身のサイトで私案の横書き全文を掲載された。これは素晴らしいことだ。最初からこうしていただければ、もっと早い段階からオープンで建設的な議論ができた。先週の公表に対して様々な見方があるが、調整の俎上に乗っていれば、今も詰める過程で文言が更新され続けているはずで、党内での扱いは推して知るべしだろう。 早い段階で公表されてネット上で細かいところを詰めれば反対運動を惹起するリスクはあるが、もっと早い段階で多くの人々が受け入れられる修正も模索できたのではないか。どれも私案なのだから制度上の障壁は何もない。推察するに、詰まっていない段階で公表すると調整の自由度が狭まるとか、単に誰もやってこなかったこともあるのだろう。 今国会で通るにせよ時間切れになるにせよ、法案に限れば論点は出尽くしているし、これからノイズを上げて状況を大きく動かせる状況でもなさそうだ。筋の通った法案であれば今国会で通った

    ネット規制の議論は次の段階に - 雑種路線でいこう
  • よく聞かれる単純所持・準児ポへのスタンスについて - 雑種路線でいこう

    僕の個人的な考え方はd:id:mkusunok:20080422で書いている。個人のブログで所属する組織の立場を説明することは必ずしも適切ではないが、よく聞かれるので簡単に触れておくと「IT企業として、ネット上の児童ポルノ対策に対して積極的に取り組むことの重要性を訴え、捜査機関やNPOの活動に対しては世界各国で支援している。但し、かかる活動は単純所持や準児童ポルノを日法でどう位置づけるかについて、何らかの政治的意見を表明するものではない」と整理をしている。 先日の与党児ポPTでも準児童ポルノに対して考えを聞かれたが「ゲーム業界などを中心に不安が広がっており、業界の意見を十分に聞いていただきたい。現行の児ポ法では児童を18歳未満と定義しているが、捉え方によって健全な表現も大幅に規制される可能性があり、大きな社会的混乱を招く懸念がある。米国でもバーチャル児童ポルノについては第二次性徴が表現さ

    よく聞かれる単純所持・準児ポへのスタンスについて - 雑種路線でいこう
  • 裏目に出そうな警察庁の動き - 雑種路線でいこう

    違法情報はともかく輪郭の曖昧な有害情報について政府が定義することは検閲に当たるということで、高市案も民主党案も有害情報は民間第三者機関が定義する方向で固まった矢先のこと、警察庁が硫化水素自殺関連情報が「有害情報」に当たると通達を出した。 硫化水素を使った自殺が全国各地で相次いでいることを受け、警察庁は30日、硫化水素の製造方法などを具体的に説明したインターネット上の書き込みを、傷害や傷害致死事件などを誘発する「有害情報」に指定した。プロバイダーや掲示板の管理者などに削除を要請するよう各都道府県警に通達を出した。 警察庁の補助金で運営されているインターネット・ホットラインセンターに対して、警察庁が自由に有害情報の定義を通達できるのであれば、これまで積み重ねてきた法案での有害情報の扱いを巡る議論が根底から崩れてしまう。 自民党内閣部会・総務部会のすりあわせでは、そもそも法案で有害情報を定義すべ

    裏目に出そうな警察庁の動き - 雑種路線でいこう
  • 2008-04-30 - 雑種路線でいこう

    日曜深夜に突然id:mhattaからSkypeで呼び出され、明日MiAUのシンポジウムで最近の官民の動きを解説することになった。仕事で来れないひともいるようだし、認識違いがあれば番までに直しておきたいし、頭の整理も兼ねて何を話そうとしているか書いてしまう。状況が流動的なのでスライドは起こさない。書いていて長くなりすぎたので、話すのはこの中の何割かで、後半の葛藤については触れられない気もする。 この法案は民主党の高井議員がよる議員立法の動きが発端ということになっているが、高井議員も自民党で精力的に動いている高市議員も衆議院なので、衆議院で先に審議されるだろう。衆議院で単独過半数を握る自民党の動きでは先週がひとつの山場で、業界からの反対声明が出て自民党では各部会の意見も出揃った。今後は内閣部会を中心に、青少年特委案や総務部会PT・経済産業部会からのフィードバックを踏まえて自民党内の取りまとめ

    2008-04-30 - 雑種路線でいこう
  • 来週水曜目処に業界案を取りまとめたいので賛同とレビューを - 雑種路線でいこう

    ここ数日ブログを更新できなかったのは、高市私案に対する意見書を取りまとめていたからだ。会社の名前で出しているが、いろいろなひとに手伝ってもらって、かなりの論点を網羅できた。来週は諸々の部会から提案が出そろうので、そのタイミングに合わせて対案をぶつけることが非常に重要だ。 ということで、各部会での議論を意識しつつ、業界で呑めそうな案を準備している。各項目の背景は意見書を読んでもらうのがいいだろう。この提案に賛同いただける会社があれば連絡をいただきたい。業界から出す提案である以上は地雷が残っているとまずいので、水曜まで時間がないが、きっちり詰めることが重要になる。意見書と合わせて読んで欲しい。 (いろいろ指摘をいただいたものを随時反映しています) 違法有害情報といじめ等から児童を守る政策パッケージ (たたき台) 業界としての主張の要点 ネットとテレビ・新聞・電話等の他メディアとを区別しないこと

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  • ネットいじめを解決するコミュニケーション・カウンセラー制度の検討 - 雑種路線でいこう

    さて今回の業界提言ではネットいじめについて十分に対策が入っていない点が気になっている。ネットいじめなんて誰も定義できないし、それを有害情報で定義するなんて噴飯ものだが、ネットいじめ被害者を救済する方法というのは真面目に検討する必要がありそうだ。そこで今回の政策パッケージに入れるかどうかは悩んでいるのだが、コミュニケーション・カウンセラーのようなネットでの揉め事に強い民生委員や司法書士みたいな資格制度をつくれないか考えている。 直接の問題意識は、窓口機関連絡網をつくった場合に、そこのデータベースに誰がどこまでアクセスできるようにすべきか、というところから始まっている。データベースを一般に解放してしまうと逆に犯罪を助長してしまう懸念もあるが、北欧のように非常に限られた人々に管理を委ねてしまうと、フィンランドの国会で揉めたように、フィルタリングに批判的な言説までフィルタリングする言論弾圧が起こる

    ネットいじめを解決するコミュニケーション・カウンセラー制度の検討 - 雑種路線でいこう
  • ブロッキングの必要性を議論する前提 - 雑種路線でいこう

    現段階でブロッキングには反対だ。検閲そのもので、フィンランドのように運用実態のおかしな国もある。設置しているサーバーをDNSで引けなくしてしまう訳だが、技術的手法が稚拙この上ない。効果が上がっているとは、どういう統計なのだろうか。アクセスを難しくするのだから、捕捉できるアクセス件数が減るのは当たり前で、サンプリング社会調査で物理的な児童虐待そのものが減っていることが裏付けられなければ意味がない。 警察庁の委託でサイバー空間の有害情報の通報を受けている「インターネット・ホットラインセンター」(東京都港区)が昨年1年間、ネット上で確認した児童ポルノ1600件のうち、削除要請に応じたのは300件にとどまることがわかった。 日では児童ポルノをパソコンに取り込んだだけでは処罰されないため、過激な画像がネット上に出回る原因になっている。このため法規制とともに、対象サイトへの接続が出来なくなる措置を導

    ブロッキングの必要性を議論する前提 - 雑種路線でいこう
  • 小倉先生の参戦を期待 - 雑種路線でいこう

    そうそう、対案の話に乗ってくださいよ、小倉先生。出会い系サイト規制法改正案への対応と併せて、年齢確認方法の拡充とかコミュニケーション・カウンセラー制度を運用する方向に動けば、先生の野望でいらっしゃるネットの実名化がかなり進むのに、って僕も言葉足らずですね。少しずつちゃんと書きます。 で、小倉さんが私や楠さんの対案について現時点でスルーしてるのは、いったいなんでだろうなぁ。 という訳で小倉先生には有害コンテンツ規制ネット提案をグイグイ引っ張って欲しい訳ですよ。中川さんと僕と崎山さんでは提言内容に非常にギャップがあって、それでも対話しながら建設的な方向を模索している訳だけど、小倉先生が規制批判批判になっちゃっていて、まるで朝日新聞の元気がなくなった途端に元気のなくなった一時期の産經新聞みたいになってるじゃないですか。もうちょっとよく読んでくださいよ、僕らの提言の方を。 今の高市案は、ネット規制

    小倉先生の参戦を期待 - 雑種路線でいこう
  • フィルタリングの未来 - 雑種路線でいこう

    方々で誤解があるようだがネットスターって意外とちゃんとしているよ。問題がドコモがフィルタリングに疎くて正しい運用の仕方を知らず、全てのデータをブラックリストとして適用してしまったことだ。これも彼らに悪意があった訳じゃなくて、昨年12月の大臣要請以降のドンチャン騒ぎってか七転八倒の過程で、勉強する余裕もないままホワイトリストじゃ駄目でブラックリストにせい、とか、いろんな不幸が重なってのチョンボに過ぎないんだから、大目に見てやってやれよという気がする。それはさておき小倉先生の提案だが、僕も群衆の英知をフィルタリングに活用する、即ちソーシャル・フィルタリングみたいな考え方はありだな、と考えている。 ネットスター社のフィルタリングが不十分なのであれば,「先進的なネットユーザー」たちで独自にフィルタリングソフトを開発すれば良いではないかという気もします。ホワイトリスト方式にせよ,ブラックリスト方式に

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  • 19歳少女 行方不明の影響は? - 雑種路線でいこう

    あー事件が起きちゃった。ちょうど今日このタイミングで出会い系サイト絡みの事件が起きると、また世論が規制強化で流れるよねー、警察なら事案いくつも抱えているだろうし、マスコミはリークに踊らされて動くだろうし、とか話していた矢先がこれだ。彼女には無事でいて欲しいが、もしものことがあると世論は規制強化に流れるかもね。まぁ被害者が19歳であることを考えると、来は有害コンテンツ規制とは関係ないんだが。ちょうどテレビ出会い系サイトで出会って十数時間後に云々、とかやってて欝になった。 こういうの、どうすればいいんだろうねー。出会い系サイトで知り合った人についていくのが悪いんだよ、といいたいところだが、出会い系ってみんな知らない人と逢えちゃうから出会い系なんだし、大概のひとはそれで被害に遭わないんだし、やっぱ悪いことする犯人を捕まえるしかないよねー、とか思う訳だ。年に1万人くらいは交通事故で死んでいて、

    19歳少女 行方不明の影響は? - 雑種路線でいこう
  • やっぱり有害コンテンツを規制するのはまずい - 雑種路線でいこう

    奥村弁護士が法案の問題点について指摘している。内閣部会案では合法有害の境界がはっきりしないし、ISPにかぶせる責任が過大だよね。意図的に萎縮効果を狙っているのだろうか。それだけならまだいいが、ISPを縛るってことはその気になれば北欧のように、いずれ有害コンテンツの閲覧を規制することもできる訳で、統治としては実に効率的。 ところで2条2項各号の「有害情報」には、情報自体が必ずしも違法ではないものも含まれていて、違法でない場合、発信者は処罰されないのに、媒介者は命令違反罪で処罰されるということになります。合法情報なのに。 お気の毒というか、納得できないでしょうね。 法制局の手が入った段階で、憲法違反などの問題は技術的に回避されるんだろうけれども、重要なのは制度にせよ組織にせよ、いちど出来てしまえば境界的な事例がいろいろ出てきて、権限なり組織を拡大する方向へ動きがちだということだ。例えば最近Wi

    やっぱり有害コンテンツを規制するのはまずい - 雑種路線でいこう
  • 流れに歯止めをかける為にネットユーザーができること - 雑種路線でいこう

    昨日のエントリがガス抜きとなっている懸念もあるので誤解を質しておくと、有害コンテンツ規制の法制化は今なお非常に危機的な状況にある。連休明けにも民主党が法案を出せば、対抗で自民党案が党内調整を待たず提出されることになっている。民主党は1月末の段階で、3月中旬までに両党で党内をまとめて政策協議にかける目論見だったが、両党とも党内調整に難航したため流れた。今のところ民主党が今国会で法案を提出する流れとなっており、対抗して自民党も今国会で法案を提出し、政策協議に乗ってトントン拍子で法律が成立する危険は依然として続いている。 政治が止まらないのは問題を認識していないからではなく、そもそも政治とは優先順位をつけるためのもので、多くの政治家は表現の自由やコンテンツ産業の隆盛よりも、子供の安全の方が大事だと考えているということだ。だから産業界で一致団結して反対の狼煙を上げることは非常に重要だし、この法案の

    流れに歯止めをかける為にネットユーザーができること - 雑種路線でいこう
    inflorescencia
    inflorescencia 2008/04/11
    もっと評価されるべき良記事だと思う。