はじめに 私はベロシティを計測することを好みません。ベロシティは、キャパシティのある特定時点での計測です。つまり、チームやコードに変化があったときには、ベロシティも変わってしまいます(詳しくは、Velocity is Not Accelerationに書きました)。 それに対して、私はサイクルタイムの計測を好みます。サイクルタイムとは、チームがチームのボード上でなんらかを完了するまでの時間です。 サイクルタイムは、チームがどれくらい協働できるかや、ストーリーをどれくらい小さくできるかの指標になります。どのアジャイルなアプローチでも、私たちは、より協働することやよりストーリーを小さくしたいと望みます。そのため、サイクルタイムの計測は、有意義(積極的)なフィードバックループを生み出します。 小さなストーリーで協働するチームのサイクルタイムは短くなる傾向があります。小さなストーリーであっても協働
![ベロシティではなくサイクルタイムで計測する | サーバントワークス株式会社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/59dfd152f1618ea86265af7e995e421545577ea1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.servantworks.co.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F08%2Fmeasure-cycle-time-not-velocity.jpg)