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ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (59)

  • なぜ賃金が上がらないのか?EU版 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    似たようなタイトルのが最近日でも出たようですが、つか、ブログでも紹介しましたが、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-f575.html (玄田有史編『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』) ソーシャル・ヨーロッパ・マガジンにも、なんだか似たようなタイトルの記事が出てますね。 https://www.socialeurope.eu/wont-wages-europe-rise (Why Won’t Wages In Europe Rise As They Should?) なぜヨーロッパの賃金は(上がるべきなのに)上がらないのか? 筆者はドイツのハンス・ベッカー財団経済社会研究所の研究員二人。 読んでいくと、なんだか日の噺だかヨーロッパの噺だか、頭が混乱してきます。 The economic mainst

    なぜ賃金が上がらないのか?EU版 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2017/08/11
    “「中央銀行が笛を吹けども踊らないのは、賃上げメカニズムが傷んでしまったから”←リバタリアニズムの置き土産がこれで、それでもなお「市場にまかせよ」という人が少なくないのだから呆れる。
  • 勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    産経の記事ですが、 http://www.sankei.com/politics/news/151218/plt1512180033-n1.html (労働生産性、先進7カ国で最低 茂木友三郎生産性部会長「勤勉な日が…残念な結果」) 日の生産性が低いことは以前から繰り返しブログでも取り上げてきていますが、この新聞記事を見てがっくりきたのは、日生産性部のトップともあろうお方が、こんな認識であったのか、といういささかの絶望感でありました。 茂木会長は、「日は勤勉な国で、生産性が高いはずと考えられるが、残念な結果だ」と評価した。 生産性のなんたるかがよくわかっていない市井の人々はよくこの手の間違いをしますが、さすがに日生産性部会長がこの言葉はないでしょう、と。 茂木会長は「労働人口が減少する日が国内総生産(GDP)600兆円を達成させるためにも、生産性の向上が必要で、特にサー

    勤勉にサービスしすぎるから生産性が低いのだよ!日本人は: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2015/12/19
    そういう話ですよね。消費者はサービスの対価をしっかり払い、雇用主はそれを労働者にしっかり還元する。そうでなければ第三次産業が中心の先進国で生産性などあがりませんよ、と。
  • 問題は障害云々ではなく捨て扶持論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ネット上で結構騒ぎになっているようですが、 http://news.i-cybernet.com/news-id73678.htmlホリエモン「障害者は働くな。無駄」「多くは社会的にはプラスにはならないよ。したいならやり方を考えよう」) http://yasuyukiarakawa.hatenablog.com/entry/2015/08/24/100929 (【検証】障害者差別発言とされているホリエモンのツイッターを順番に読んでみた(解説付き)) 話が障害者差別か否かという方向にねじれてしまっているようですが、いうまでもなくホリエモン氏の昔からの持論は、障害者であるか否かを問わず、生産性の低い人間は下手に働いて人に迷惑をかけるんじゃなく、黙って捨て扶持をもらって引っ込んでろ、という点にあります。 わたしが、『日の論点2010』の「ベーシックインカム論の落とし穴」で指摘したのも、まさ

    問題は障害云々ではなく捨て扶持論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2015/08/26
    浜口先生はBI論が盛り上がった当初から一貫してこのことを指摘してるよね。
  • 極左暴力集団と言えば・・・ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    若き日の池田信夫氏 池田信夫氏のつぶやき: http://twitter.com/#!/ikedanob/status/206617042676224001 私の友人は2人、中核派に殺された。それも誤爆だった。これから反原発デモに参加する人は、鉄パイプで殴り殺されるリスクを覚悟したほうがいい。 というところだけみると、まるでまったく無関係の学生がやられたみたいですが・・・ http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/87b82fb7d88e3e98eaf045b8401db2c7(週刊誌だけがテロと闘う日) 私の学生時代にも、私が部長だったサークル(社会科学研究会)で、革マルのメンバーが内ゲバで4人も殺された。念のためいっておくと、社研は(東大教授の)吉川洋氏も部長をつとめたアカデミックなサークルで、私自身も党派と無関係だったが、当時は革マルが駒場を拠点にしてい

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    inumash
    inumash 2014/09/01
    ゼンショーの社長と似たようなもんだね。
  • だんだん非正規化が日本版ワークシェアリングだったんだとおもえてきた。 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ありすさんのつぶやきで、 https://twitter.com/alicewonder113/status/443731679329648640 だんだん非正規化が日版ワークシェアリングだったんだとおもえてきた。 というのがあって、いやまさにワークシェアリングで騒いでいたときに、その旨を指摘していたんですが・・・。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/shaminken.html(ワークシェアリングをどう考えるべきか)(社会民主主義研究会2002年3月23日) ここまでは、あくまでも「ワーク」をいかに「シェア」するかという観点からの話でしたが、第4の類型、オランダ・モデルといわれるものは、狭義の「ワーク」を超えて、生活全体の時間のあり方をいかにシェアするかという問題意識から考えるべきものだと思います。これは「多様就業対応型」などと呼ばれ、「短時間勤務

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  • シュトゥルムタール『ヨーロッパ労働運動の悲劇』からの教訓@『DIO』289号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    連合総研の機関誌『DIO』289号が「古典から現代の労働問題を読み解く」という特集をしていまして、 http://rengo-soken.or.jp/dio/pdf/dio289.pdf なぜいまロバート・オウエンなのか 篠田 徹………………… 6 シドニー&ベアトリス・ウェッブ『産業民主制論』を読む 石田 光男 …………… 10 シュトゥルムタール『ヨーロッパ労働運動の悲劇』からの教訓 濱口 桂一郎 …………14 私は、ブログで何回か嫁嫁言ってきたシュトゥルムタールを取り上げています。 その最後の節で、いささか今日の労働運動に対するコメントめいたことを書いておりますので、引用しておきます。その前の部分はリンク先をご覧ください。 文脈の(ねじれた)回帰 やがて、時代の舞台は大きく回転し、シュトゥルムタールの著書の台詞が皮肉に響く状況が作られてきた。かつての総評と同盟が中立労組も含めて連合

    シュトゥルムタール『ヨーロッパ労働運動の悲劇』からの教訓@『DIO』289号 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • なにい?労働生産性が低いい?なんということだ、もっとビシバシ低賃金で死ぬ寸前まで働かせて、生産性を無理にでも引き上げろ!!! - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    なにい?労働生産性が低いい?なんということだ、もっとビシバシ低賃金で死ぬ寸前まで働かせて、生産性を無理にでも引き上げろ!!! 依然としてサービスの生産性が一部で話題になっているようなので、ブログでかつて語ったことを・・・、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/post-107c.html(スマイル0円が諸悪の根源) 日生産性部が、毎年恒例の「労働生産性の国際比較2010年版」を公表しています。 http://activity.jpc-net.jp/detail/01.data/activity001013.html >日の労働生産性は65,896ドル(755万円/2009年)。1998年以来11年ぶりに前年水準を割り込み、順位もOECD加盟33カ国中第22位と前年から1つ低下。 >製造業の労働生産性は米国水準の70.6

    なにい?労働生産性が低いい?なんということだ、もっとビシバシ低賃金で死ぬ寸前まで働かせて、生産性を無理にでも引き上げろ!!! - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2013/12/18
    [労働」
  • 古市くん、チョーまともじゃん - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    例の「今後の経済財政動向等についての集中点検会合」に「有識者」として出席した古市憲寿さん。ネット上では誰の代表のつもりだ・・・とかなりな言われようでしたが、公開されたその議事録を読んでみると、実にまっとうな議論を堂々と展開しています。 冒頭「今日は、若いというだけで呼んでいただいたと思うので、できるだけ若者とか現役世代目線の利害を代表したようなことを言いたいと思う」と、謙遜めいた言い方をしていますが、どうしてわかってない下手な大人よりもずっと立派にまともなことを言ってますよ。 http://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/tenken/01/gijiyoushi.pdf ・・・そもそもなぜ消費税を上げるのかという議論に対して、余り根的な議論がされていないように思う。すごく後ろ向きの意見が目立つと思う。 ・・・3点目が一番重要だと考える

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  • 小林美希『ルポ 産ませない社会』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    小林美希さんから『ルポ 産ませない社会』(河出書房新社)をお送りいただきました。ありがとうございます。 おりから、マタニティ・ハラスメント(マタハラ)という言葉がはやり出している今日、小林さんの問題意識がページごとに叩きつけるような勢いで噴出しています。 「産めない」のではなく、社会が「産ませない」のだ。孤立する母親、妊娠解雇、ベルトコンベア化するお産、商業化し消費される妊娠……出産に前向きになれない社会に光を探す痛切なルポ。 まるで、「子どもが心配なら家で(母親が)みろ」と言わんばかりの環境が整ってはいないだろうか。 マタニティ・ハラスメント、“孤育て”、妊娠解雇、職場流産、ベルトコンベア化するお産……なぜ今、子どもを産むことに前向きになれないのか。 子育てを未だに「女性」に押しつけ続ける現実を問う、痛切なルポ。 屋で見かけたら、まず「あとがき」に目を通してください。 雇用情勢が悪化の

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  • 中小企業ではスパスパ解雇してますよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    世間では解雇規制の議論が盛り上がってきているそうですけど、何にせよ、日社会の現実の姿からかけ離れた思い込みを前提に議論がされたのでは、あらぬ方向に走って行くばかりですので、 https://twitter.com/Sgt_Doraemon/status/315093544815697922 役に立たない人間を雇い続けなければいけない負担は中小企業には相当なもの。 解雇できないから、簡単に雇用も出来ない。 それはどこの国の中小企業なのでしょうか。多分、年間数十万件の労働紛争が労働裁判所にやってくるヨーロッパ諸国なんでしょう。 少なくとも、私が日の労働局のあっせん事案を調べた限りでは、こういうのが日解雇の現実の姿ですけど。 ・10185(非女):有休や時間外手当がないので監督署に申告して普通解雇(使は業務対応の悪さを主張)(25 万円で解決) ・10220(正男):有休を申し出たら「う

    中小企業ではスパスパ解雇してますよ - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2013/03/23
    id:KoshianX 整理解雇を理由とする労働紛争のあっせんは、東京都だけでも1年間に100件以上あるのが“現実”なんだが。ここで挙げられてるのは“それ以前”のもっとどうしようもない事例だべ。→http://bit.ly/L65KPQ
  • 中国の労働問題についてのこれ以上できない簡単な解説 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://twitter.com/sunafukin99/status/250347738535952385 中国って「社会主義」なのに労働者の権利が認められてなかったって話はどうも違和感。 「社会主義」だから、(資家に対するものとしての)労働者の権利は認められてなかったのです。 「社会主義」だから、共産党国家権力自体が労働者の代表であり、労働者自身よりももっと労働者にとって何が利益であるかを良く分かっている(ことになっている)から、それとは異なる労働者の利益だの、労働者の声だのといったものは、論理的にありえない。 実際、ソ連でも中国でもその初期に、組合指導者(トムスキーや李立三ら)の粛清が行われ、組合は共産党の下部機関となっています。 共産党の指導に従っているのが一番労働者の利益なんだから、それとは別に「労働者の利益」なんてのを振り回す必要はないし、もしそんな奴がいたら、「人民の敵

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  • 現代社会の常識 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-0b64.html(「権利過剰論者」にとって問題であること、問題でないこと) に、「日之人」さんからこういうコメントが付いたので、 冨田かおり議員のブログを見てみると、記事とは多少トーンが違うようですけどね。 その議員のブログを見てみました。 http://minnanokaori.net/?p=411 民間企業の多くは、どんなに長時間働いても残業代は一定額で打ち切りだ。それ以上はサービス残業することになる。当然、効率やスピードを考えて仕事をする。当たり前だ。既婚者は家に帰って子どもの顔が見たいし、独身者はデートだってしたいではないか。 労働組合のある会社なら労使交渉に臨むこともできるが、とりあえずのところで妥結する。組合員としては口惜しいが、無い袖は振れないわけで、会社がつぶれた

    現代社会の常識 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2012/09/23
    そもそもサービス残業が必要なほどの業務量を与えてるのであればそれは「マネジメントの失敗」であり、つまるところ「経営者が自身の仕事していない」ということだよね。
  • 40歳定年制の法律的意味 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    「しゃくち」さんが紹介している、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-c658.html#comment-90903653 雇用流動化へ「40歳定年を」 政府が長期ビジョン 見出しがセンセーショナルですね でも確かに、そういう表現が出てきていますね。 http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120706/hokoku1.pdf さらに、企業内人材の新陳代謝を促す柔軟な雇用ルールを整備するとともに、教育・再教育の場を充実させ、勤労者だれもがいつでも学び直しができ、人生のさまざまなライフステージや環境に応じて、ふさわしい働き場所が得られるようにする。具体的には、定年制を廃し、有期の雇用契約を通じた労働移転の円滑化をはかるとともに、企業には、社員の再教育機会の保障義務を課すとい

    40歳定年制の法律的意味 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2012/07/07
    なるほど。
  • 労働条件がひどいだけではブラック企業じゃない件について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ブロゴスの3若トリオ鼎談(3重にリダンダントな表現だなあ~)に対して、uncorrelatedさんの「ニュースの社会科学的な裏側」が批判しています。 http://www.anlyznews.com/2012/06/blog-post_10.htmlブラック企業は無くならない ─ 社会学者の卵の会話にある無責任) 言っていることに、部分的にはそれなりの正当性がないわけではないのですが、そもそもブラック企業という言葉を、どうやら単に労働条件がひどい企業という程度に使っているために、議論にずれが生じているように思われます。 http://homepage3.nifty.com/hamachan/posse09.html(これからの労働の話をしよう ) 戦後日で形づくられた雇用システムの中で、とりわけ大企業の正社員は、ずっとメンバーシップ型の雇用システムの中にいました。そこでは、会社の言うと

    労働条件がひどいだけではブラック企業じゃない件について - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2012/06/10
    んだんだ。
  • 少し冷静にドイツの制度でも: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ネット上は今や熱狂を超えて炎上状態のようですが、こういう時こそ、冷静にものごとを考える訓練をした方が役に立ちます。 そうですね、たとえば、こういう簡単な紹介でも・・・、 http://www.ilcjapan.org/chojuGIJ/pdf/12_02_2.pdfドイツにおける高齢者の生活) 筆者は、在ドイツ国大使館 一等書記官の山口高志さん。 淡々とドイツの高齢者向け社会保障制度を紹介する中で、 ドイツにおいては、困窮した高齢者が尊厳を失うことなく基礎的な生活を営めるよう、65歳以上で生活のための所得・資産が十分でない者に対し、「老齢基礎保障」という社会扶助が存在する。その基的な仕組みは、基礎的生活を営む上での資金需要と負担能力を比較して足らざる部分を給付するという形式であるが、通常の社会扶助(生活保護)との違いは、配偶者以外の親族が超高額所得者(年間10万ユーロ〈日円にして

    少し冷静にドイツの制度でも: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 日本の伝統的子育てが息づいていた時代の若干の実例: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、昨年10月31日付けでブログで紹介したネタですが、1950年代、三丁目の夕日がまだ明るかった頃の、日社会の実相を、当時の政府資料から改めて確認してみるのも、一興ではありますまいか、ということで、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-97de.html(年少者の不当雇用慣行実態調査報告@婦人少年局) 旧労働省の婦人少年局というところは、むかしは非常に熱心に女性や子どもたちの労働実態の調査をやっていたのです。とりわけ、今ではほとんど忘れ去られているでしょうが、年少者の不当雇用慣行について、1950年代の半ばごろにその実態を暴いた報告書は、東北地方、九州地方、近畿地方、関東甲信越地方の4分冊として、刊行されています。 おそらく今では役所の中でも誰も知らないであろうこの報告書を、ちょっと紹介してみましょう。今ではみ

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    inumash
    inumash 2012/05/06
    ほんと美しい国でございますねぇ
  • 「みんながふつうにエリート」社会の一帰結 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    拙著へのツイート短評ですが、ある側面を見事に切り取っていたので・・・。 http://twitter.com/#!/yugui/status/180875725329530880 『日の雇用と労働法』を読んだけど、うーん。ブルーカラーとホワイトカラーの平等を目指したはずが、ホワイトカラーは成果を要求されるのに妙な時間管理されるし、ブルーカラーもホワイトカラー並の忠誠と自己研鑽を当然とされるという悪夢を産んだわけだな。 これは旧著『新しい労働社会』の隠れたテーマでもあったわけですが、エリート労働者とノンエリート労働者が一緒になって「みんながふつうにエリート」社会になったことが、それぞれに矛盾をもたらしたという視点は、もう少し強調されても良いと思っています。 これは、次に出るリクルートエージェントの『HMmics』の特集記事で喋っている話ともつながることで、戦後日社会ではなかなか正面切って

    「みんながふつうにエリート」社会の一帰結 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2012/03/18
    “労働のカルト化”と言い換えてもいいのかもしれないね。
  • 湯浅誠氏がさらに深めた保守と中庸の感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    かつて、2年半近く前にブログで「湯浅誠氏が示す保守と中庸の感覚」というエントリを書いたことがありますが、今回内閣府参与を辞めるに当たって公開したかなり長めの文章は、湯浅誠氏がその保守と中庸の感覚をさらに見事なまでに洗練させたことを物語っているようです。 さきほど、ひさしぶりに「哲学の味方」さんがコメントを書き込まれ、そこで紹介していただいたので、エントリを立てて改めて紹介したいと思います。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-7d76.html#comment-88893122 この記事を拝見している同じ日に、以下の記事をも読みました。湯浅誠さんが、内閣府参与を辞任するに当たって書かれたもので、こちらのキーワードは「日型雇用」なんですよね。 http://yuasamakoto.blogspot.com/2012

    湯浅誠氏がさらに深めた保守と中庸の感覚 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2012/03/13
    脱原発という一定のコンセンサスを得られるだろう運動ひとつとっても、こういう感覚が決定的に欠けている人がたくさんいて、そしてそういう人ほど無駄に声がでかいという悲しい現実。
  • テレビ漬け高齢者のポピュリズム政治 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    dongfang99さんの鋭い批評が今日も冴えています。 http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20120304(現代日の「テレビ政治」 ) 実は最近結構、現役を引退した年金世代の高齢者ほどある種のポピュリズム政治家を高く評価したがるという傾向を身近に痛感していたこともあり、この指摘はまさにそうだよなあ、と沁み入りました。 若い世代の「テレビ離れ」が指摘される一方で、人口層が多く政治的にもヴォーカル・マジョリティである年金生活者層においては、むしろ「テレビ漬け」とも言える現象が進んでいる*1。「テレビばっかり見てないで・・・」という、かつての親の子どもに対する小言は、今や高齢者層にこそ当てはまる言葉になっている。 1990年代初めくらいまでは、テレビ政治動向が理解できるということは基的になかった。・・・ しかし、こうした形で政治を理解することが可能であった

    テレビ漬け高齢者のポピュリズム政治 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2012/03/04
    老人が“閉じたコミュニティ”しか持ってないってのも問題かもね。例えば色んな世代が横断的に集まるコミュニティが機能してればこういう傾向もある程度は緩和されるんだろうけど・・・。
  • 京都某IT会社事件の判決文 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    先月末に、塩見卓也弁護士が、ついった上で http://twitter.com/#!/roubenshiomi/status/130875404641763328 >日、過労死ライン以上働かされ耐えられずに退職を申し出たところ、会社から損害賠償請求すると言われ、退職したら当に2000万円を請求する訴訟を起こされた件の判決がありました。会社の請求は全部棄却。こちらの反訴請求は、未払残業代と付加金を併せて1100万円以上が認容されました。 とつぶやいていた事件の判決文が、さっそく最高裁のHPにアップされました。 それだけの値打ちのある判決だと思われたわけですね。 これです。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20111129185940.pdf 会社側が、この労働者に「2000万円払え!」と訴えた甲事件については、 >件においては,被告BあるいはCチー

    京都某IT会社事件の判決文 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    inumash
    inumash 2011/11/30
    “受託開発型、労働集約型、多重下請構造、顧客従属型で特徴づけられる日本の情報サービス産業で働く労働者の大部分には、専門業務型裁量労働制は適用できない”と。結構大事な判例になりそう。