米ゴールドマンサックスがこのほど発表した報告によると、中国の研究開発投資額は米国と日本に次ぐ世界3位で、アジアにおいてはインドをはるかに上回った。科学与発展網絡(SciDev.net)が12日に伝えた。 アジアを見ると、中国の研究開発投資がGDPに占める割合は1999年の2倍となり、2007年には日本と韓国の3.5%に次ぐ1.5%となった。ちなみにインドは0.7%にとどまった。 9月10日に発表された同報告によると、中国の現在の研究開発投資額は1000億ドルとなっている。ちなみに米国は3250億ドル、日本は1230億ドル。中国は研究開発投資がGDPに占める割合を2020年に2.5%とするという目標を掲げているが、この目標を実現するためには、投資額を現在の3倍、即ち3000億ドルにまで引き上げなければならない。 同報告は、「中国の急激な成長に伴い、アジアの研究投資はEUの水準を上回った