【恩納】沖縄科学技術大学院大学(恩納村、OIST)で昨年、匿名の学内有志によるインターネット上の意識調査があり、パワハラについて回答者の58%が「自身が被害に遭った」、85%が「被害に遭った人を知っている」と答えていたことが分かった。現役や元の教職員と学生78人が回答した。 この記事の他の写真・図を見る セクハラについては、「自身が被害に遭った」が11%、「被害に遭った人を知っている」が41%だった。 一方で、自身や他者のハラスメント被害を大学当局に通報したのは19%にとどまった。理由(複数回答)は「何かが変わるとは思われない」が69%、「報復を恐れた」と「苦情申し立て手続きが機能していない」が各51%だった。 自由記述には「通報しても権力者が有利に手続きを進めてしまう」「報復として共著論文の著者から外されそうになり、形だけの謝罪をした」などの意見があった。 「自分の身分を心配せずに意見を