浜松市は29日、2014年度から市の文化・スポーツ施設や図書館を中心に40施設程度を、年末年始を除いて原則休館日を設けない無休とすると発表した。開会中の市議会5月定例会に、開館日・開館時間を拡大するための関係条例案を追加提案する。 主な対象は浜松アリーナや市浜北体育館、市北部水泳場、市中部協働センター(クリエート浜松)、はまゆう図書館など。市民の利用状況を勘案して決めた。現在、多くの施設が定めている週1回程度の休日をなくす。このほか、舞阪図書館や四ツ池公園などは開館時間を拡大する。 神門純一財務部長は「廃止も含めた市有資産の再配置を検討する一方で、既存施設の有効活用を図り、市民サービスを拡大したい」と述べた。 無休にする施設のうち、来年度、指定管理者制度の更新・新規導入を予定する23施設については関連の条例改正案を市議会5月定例会に併せて提出する。 市は同日、2013年度一般会計に11億3