学ぶ人はキレにくい。と、先日言い切ったが、それは私の中の仮説に過ぎないと数日、かなり思い悩んでいた。本当かな。本当なんだろうか。40歳代~60歳代には実感値としてそんな気があるけど、もしかしたら後期高齢者には学ぶ以上に、何かがあるんじゃなかろうか。 モリー先生と火曜日を読んだあとに、死にゆく人々の言葉を読んでしまったということもあり、老いる、死ぬ、ということを考えざるを得なかった。 ずいぶん前に、仲良しの78歳が孤独死をした。 それを知ったのは、共通の知人からだった。 死後、誰も気づかなかったという。 すごくいい人だった。私に「高齢者と使いやすさ」について考えるきっかけを与えてくれた方だった。その人のことをふと思い出した。 あまりにも悶々と考えて、いろいろな人に迷惑をかけそうだったので、いっそのこと、それならば聞いてみればいいじゃないかと仲良しの84歳の家にパソコンの調子を見に行くという口