2020年09月28日10:00 カテゴリ経営経済一般 ジョブ型雇用の長所短所 カナダで人を雇うとき、雇用契約の後ろに業務内容を詳細に書き込んだジョブディスクリプションを付けています。要するにその人を雇用し期待する業務の内容が列記されているわけです。どこまで細かく書くかは会社次第だと思いますが、私は大体1-2ページにぎっしり書き込んできました。 このジョブディスクリプションはこの従業員とのお付き合いの始まりで毎年査定面接をする際、この内容をたたき台にして話を進めます。その中で、例えば業務内容が変わり、違う仕事を担当してもらう場合はジョブディスクリプションにつけ足したり、減らしたりして内容を双方合意をして変更します。仮に業務内容が増える場合、従業員からは賃上げの要求が出るのは必至です。それに対して給与で上げる場合もあるし、パフォーマンスボーナスで成果に見合った金額を差し上げる場合もあります。