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ブックマーク / techon.nikkeibp.co.jp (36)

  • スマートテレビはLモードの二の舞になるか - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    日経エレクトロニクス2011年6月27日号に「家電新生 未知の『データ鉱山』を攻略せよ」という特集を書きました。今後の家電はインターネットに接続されるのが当たり前になること、そして、そうした時代になるとインターネット上の膨大なデータを家電の機能に生かすのが重要になること、の2点を解説した特集です。この特集は特にテレビに焦点を当てているわけではありませんが、新生が期待される家電の中には当然、テレビも含まれます。 日経エレクトロニクスでは、次世代のインターネット・テレビ、いわゆる「スマートテレビ」に関するセミナー「スマートTV サミット」を2011年5月27日に開催しました。私も、何か特集に参考になる話題はないかと会場の隅で聴講しました。このセミナーでスマートテレビに関するさまざまな話を聞いているうちに、私はふとスマートテレビがあるものに似ていることに気付きました。「Lモード」です。 「そんな

    isrc
    isrc 2011/06/24
    Lモードとスマートテレビの共通点/携帯電話機の機能をそのまま他の機器に持ち込もうとしている/対象とする機器が携帯型ではなく据置型/その機器が個人よりも家に強くひも付いている
  • 「Special Interview」情報システムのインタフェース革命はiPhoneではなくWiiが先導している -- Tech-On! --

    ゲーム産業にはチャンスがある,評論より先に行動だ —  コンピュータや通信,テレビなど,あらゆる分野の技術がグローバル化しています。テレビの世界では日の企業は元々グローバル化が進んでいたため,容易に対応できました。しかし,コンピュータや携帯電話をグローバル化しようとした局面で,コンピュータ・サイエンスの世界で米国の文化を輸入し続けてきたツケがまわってきたように見えます。 石井氏 日国内にも,優れた研究をしてきたコンピュータ・サイエンスの研究者がたくさんいます。しかし,実際のビジネスに与えた影響を振り返ると,残念ながら、大きなインパクトを残せなかったといえます。理由の一つは,研究のテーマが,携帯電話機やパソコンといったデバイスの研究に偏重していたからです。今,ものすごく高速な情報の流れを支え,有効に利用する方法を世界中が求めています。これを実現するために,どのような技術が必要になるのか。

    isrc
    isrc 2010/09/17
    転がすためには重力がなければなりません。Jobs氏のやった仕事はアイデアを転がす重力場そのものを創造している点がすごいのです。技術は場や魅力,美学を具現化するための手段に過ぎないのです。
  • 異動するほどダメになる? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「日経エレクトロニクス」の読者で,異動(転職含む)経験のある技術者は結構いらっしゃると思います。その方に質問ですが,異動や転職を経験したことで,自分自身の技術力が上がり,成果が出るようになりましたか? なぜこんな前振りをするのかというと,日経エレクトロニクス2010年8月23日号の特集「攻めの研究開発」の執筆に際して,異動と技術成果の関係を調査した一橋大学 イノベーション研究センター 准教授の青島矢一氏にお話を伺ったためです。青島氏は「R&D人材の移動と技術成果」という論文で,その調査結果をまとめています。 調査結果は,とても興味深い内容でした。技術者の他部門への異動や転職は,技術成果に結び付きにくいという結果となったのです。一般的に,技術者の流動性を高めると,イノベーションの促進に寄与するという考えがあります。けれども青島氏の調査結果では,少なくとも技術者を個人レベルで見る限り,こうした

    isrc
    isrc 2010/08/24
    10年間程度の時間を掛けてじっくり専門性を高める時間を与えることが,最終的には企業の技術成果につながりやすくなる/社内異動の回数が多い人ほど昇進が速い
  • 導入近づくLTEに,ささやかれる「周波数問題」 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「データ・カードは2010年末から。ハンドセット型も2011年には用意する」(NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏)。 下り最大75Mビット/秒と高速な,次世代移動通信規格「LTE」。そのサービスが,いよいよ今年末から日国内で始まります。NTTドコモは2010年12月から,LTEによるデータ通信サービスを開始予定です。当初はノート・パソコンなどに向けたデータ・カード型の端末が発売され,その後2011年には,音声端末でもLTE対応機が用意されます。 実は今,こうしたデータ・カードや携帯端末のRF回路に関して,端末や部品メーカーの間で課題視されていることがあります。それは「LTEで利用する周波数」の問題です。 多種の周波数が存在 LTEで利用する周波数バンドが多数用意されており,国や事業者ごとに異なるため,「どの周波数帯に合わせた端末/プラットフォーム作りをするのか」ということで,議論が

    isrc
    isrc 2010/07/20
    利用する周波数帯が増える際の課題とは,RF回路が複雑になり,実装面積の増大やコスト増につながりやすくなることです。しばらくは仕向け地に応じた「地域限定LTE回路」を利用する格好になりそうです。
  • Androidで遅れを取る日本メーカー - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    記者:「開発はいつから始めたのですか」 取材先のCEO:「2009年7月からです。既に開発は終了して,自動車メーカーで現在評価中です」 記者:「えっ,開発期間はわずか4カ月ってことですか…」 先週,パシフィコ横浜で開催された組み込みソフトウエア関連の技術展「Embedded Technology 2009」を取材しました。個人的な注目製品の一つは,中国ArcherMind Technology, Inc.が出展したカーナビ・システムでした。理由は二つあります。一つは,同社がこのシステムは米Google Inc.のソフトウエア・プラットフォーム「Android」を搭載した世界初のカーナビであると主張していた点。もう一つは,ArcherMind社が実績のあるソフトウエア開発企業であること。例えば同社は,中国ChinaMobile社が規格したAndroidベースのスマートフォン・プラットフォ

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    isrc 2009/11/24
    海外勢と比較して,開発のスピードやコスト競争力で劣る日本メーカーは,単にAndroidを採用したというだけでは競争に勝てないでしょう
  • B-CAS見直しの問題点,あるいは私はなぜ誤報したのか - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

  • 3D映画,「文句」は見てから - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    isrc
    isrc 2009/07/28
  • 理系離れと「あそぶつり」 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「あそぶつり」というフリーのゲーム・ソフト(Windows用)をご存じでしょうか(関連サイト)。ゲーム空間における物体の物理法則に則った運動を再現する「物理エンジン」を活用したパズル・ゲームです。 空間に様々な形の物体を配置して,物理エンジンを起動するとそれらの物体が落下します。下に他の物体があれば,現実と同じようにぶつかり合って動きます。こうした物体の動きを予測して,指定された球体をゴールに誘導するといったパズルをクリアしていくものです。 物理エンジンによるリアルな物体の動きだけでなく,様々な形の物体を自由に配置するといった操作性においても非常に優れたソフトです。フリーで提供されていますので,一度遊んでみてください。 このソフトの作者は,D.IKUSHIMA(生島 大)さんです。彼は「あそぶつり」のほかにも,いろいろとおもしろいソフトを開発して公開しています。「バーガーメーカー」や「ウゴ

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    isrc 2009/04/26
    理系離れなどと,そうした科目への興味が薄れたように言われているのは,単に理系関係で興味を引くような説明をできる人が少なくなっているからなのではないでしょうか
  • 「『うちは派遣を切りません』と言え」と怒るあるメーカーOB - 日経ものづくり - Tech-On!

    「バカ野郎! なんで派遣社員を切るんだ」。あるメーカーA社で長年技術者を務めたOBの方が,取材の冒頭で怒り始めた。取材のテーマは派遣社員に関するものではなかったのだが,たまたまそうした話に及んだのだ。 というのも,A社は2008年後半に派遣社員の雇い止めをすると発表したからだ。その決定について,このOBの方は非常に不満に感じていたからである。「X社長は分かっていない」と強い口調だ。 言うまでもなく「派遣切り」は深刻な問題だ。だが,恐らくどのメーカーの経営陣も,安易に考えて決定したわけではないだろう。その決定の背景には,しかるべき理由があるに違いない。例えば,「このまま消費不振が続けば,正規社員を解雇せざるを得ない。そうなれば,企業としての根幹である製品開発力まで失われる恐れがある。現状の深刻な経済環境では両方は救えない。せめて正規社員だけでも雇用を守り,会社を危機から救いたい」といった考え

  • 閉塞感と限界論,本当ですか - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「もう作るものがない」「技術開発の方向性が見えない」…。国内のエレクトロニクス業界ではこんな声が上がり,なんとなく閉塞感が漂っているのだそうです。薄型テレビや携帯電話,デジタルカメラなど成長をけん引してきたデジタル家電は急激な価格低下の波にさらされ,追い討ちをかけるかのような米国発の金融危機。世界同時不況はエレクトロニクス・メーカーの業績に大きな影を落とし,業績下方修正や人員削減が相次いでいます。あまり前向きになれない状況というのは確かです。 実は,同じような閉塞感を語る声が,この1年ほど増えている業界がもう一つあります。国内のインターネット業界です。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)や動画共有など,いわゆるWeb2.0系のサービスが出尽くし,「次の波が見えない」と多くの関係者が口をそろえます。昨年末まで1年半ほど日経済新聞でネット業界を取材していましたが,大手だけでなくベ

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    isrc 2009/01/15
    これからしばらくネット業界は技術先行の方向性が強まる
  • 「B-CAS」の終わりとハードボイルド・ワンダーランド - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    前回に続いて今回もまた,総務省の情報通信審議会の下部組織「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委)」で議論されている「B-CAS見直し」の話を書こうと思います。当は先週末の「Perfumeの武道館公演」が,いかに素晴らしかったかを書きたかったんですけど,私ごとき素人が渋谷陽一氏のような業界の重鎮に対抗するのは無謀,と我に返ったので自重しておきます。 さて,そのデジコン委なのですが今週の木曜日,11月13日に次回会合が開かれる予定です。この委員会は基的に,B-CAS見直しとコンテンツ流通促進を交互に議論しており,次回はB-CAS見直しの順番です。メーカーと放送事業者の委員を集めた「技術検討ワーキング・グループ(WG)」の検討結果がおそらく公表されるのではないかと予想しています。 技術検討WGが今検討しているのは,地デジ放送向けに現行のB-CAS方式を改良する案で

    isrc
    isrc 2008/11/10
    少なくとも年間15億円の費用が今後,地デジが普及するにつれて加速度的に増えていきます。改良案は放送事業者の負担を減らし,その分をメーカーや国民に付け替えるような結果になるように見えます。
  • ケータイが薄型化する理由 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    最近,携帯電話機を買い替えました。NTTドコモのP906iです。色はメタル。シャープでかっこいいし,機能も豊富で気に入っています。movaからFOMAへの乗り換えだったため,通話時の音質もよくなりました。ただ,今まで使っていた丸っこいケータイより角張っているため,ちょっとだけ持ちにくい。単に慣れの問題かもしれませんが。 携帯電話機に関しては気になっていたことがあります。以前の携帯電話機は「クラムシェル=はまぐりの殻」という言葉のイメージに近い,ずんぐりした丸みのあるデザインが多かった気がします。一方,最近のものは,スクエアでソリッドなデザインが多い。丸みを帯びた製品でも,四角い箱の角を丸くした感じです。 最大の理由は,薄型化のためでしょう。丸いデザインには無駄が多い。形状を四角に近づければ,その分機能を詰め込む余地が生まれ,体を薄くできます。P906iはことさらに薄さを強調した機種ではあ

    isrc
    isrc 2008/06/23
    薄型化は,キャリアに仕様を縛られた携帯電話機メーカーが,製品開発のモチベーションを保つための暗黙のレギュレーション
  • 謎解き「Blu-ray課金」,目的は「ダビング10」と「iPod課金」の分離 - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    甘利明経産相と渡海紀三朗文科相は,2008年6月17日に行われた定例記者会見で,経済産業省と文化庁が,Blu-ray Disc録画機とその媒体を私的録音録画補償金制度の対象機器にする「Bul-ray課金」に合意したと,それぞれ明らかにしました(Tech-On!関連記事1)。 甘利経産相や渡海紀三朗文科相は17日の会見の中で,この措置が6月2日の運用開始予定が延期となり,宙に浮いた形になっている地デジ録画機向けの新しい著作権保護ルール「ダビング10」の早期実施に向けたものだと明らかにしています。例えば甘利経産相は,「この合意がダビング10の早期実施に向けた環境整備の一助となることを期待する」と述べ,8月の開幕が迫った北京五輪までの実施を示唆しました。 新聞報道などによると,増田寛也総務相も17日に訪問先のソウルで記者団に,ダビング10を北京五輪の開幕までに実施するために,「6月中にできるだけ

    isrc
    isrc 2008/06/19
    今年にかけて録録小委の議論が急速に進展したように見えたのは,「ダビング10実施」という人質が存在したからです。今回の強引な決着が将来に禍根を残すのは間違いない。
  • iPhoneはなぜアプリ開発者を惹きつけたのか - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    カリフォルニア州サンフランシスコにある巨大イベント施設「Moscone West」。2008年6月9日,米Apple社のSteve Jobs氏が会場のメイン・ステージに立ち,私はその会場前方でカメラを構えていた。 GPSの搭載,199米ドルという価格,22カ国世界同時発売…。Jobs氏が明らかにする「iPhone 3G」の情報に,あるものは雄たけびを上げ,あるものは惜しみなく拍手を送った。WWDCやMacworldなどApple社関連イベントではおなじみの光景ながら,私は軽い違和感を覚えた。はて,この光景,この熱気,どこか別のイベントでも見たような。 思い出した。3年ほど前,任天堂の岩田聡社長が「Revolution(後のWii)」の開発思想を明らかにしたのも,この会場,このステージだった。そのときも私はステージ前方でカメラを構え,そして会場はゲームの開発者たちによる熱狂の渦に包まれていた

    isrc
    isrc 2008/06/17
    開発者に「このプラットフォームで一儲けできる!」という夢を与えた/ビジネス構造だけみれば任天堂のようなゲーム機メーカーそのもの/日本の鍛えられた若手エンジニアが世界にアプリを配信すれば,どうなるか。
  • テレビの自由を妨げるもの - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「どのメーカーの技術者も一度は考えたと思いますよ。ただねぇ,実際に製品として出すためにはいろいろ…,あるんですよねぇ」。 先日,同僚のT記者を誘って「SPIDER PRO」という録画機器を開発・販売しているPTPというベンチャー企業の取材に行ってきました。代表取締役社長の有吉昌康氏と,ソフトウエア開発を担当する取締役の籠屋健氏にお話しを伺って,機器のデモを見せてもらったらこれが実に面白い。あんまり面白いので,長文のWeb記事をT記者に素早くまとめてもらって(自分でもずいぶん加筆して),先日公開しました(「1週間全チャンネル録画機「SPIDER PRO」を作った理由」(Tech-On!),前編,後編)。 きちんと伝わったかどうか一抹の不安がありますが,SPIDER PROでいちばん面白いと思ったのは,テレビの視聴体験が劇的に変わる点です。大げさに言うと,テレビに「自由」と「発見」を導入するの

    isrc
    isrc 2008/05/14
    SPIDER PROでいちばん面白いと思ったのは,テレビの視聴体験が劇的に変わる点です。大げさに言うと,テレビに「自由」と「発見」を導入するのです。実際にデモを見ると「うわっ,これ面白れー」となります。
  • 映像配信って環境にいいの? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    映像コンテンツの配布メディアがVHS,DVD,そしてBlu-ray Discと変遷する中,次世代の配布メディアと目されるのがインターネットです。映像配信ビジネスの果実を得ようと,「AppleTV」で映画のレンタル・サービスを始めた米Apple社から,動画共有サイト「YouTube」を擁するGoogle社,そして国内でVODサービス「アクトビラ」を展開するAV機器メーカーまで,業種を超えた競争を繰り広げています。 そんな競争を取材する中で,ある一つの疑問が頭をもたげてきました。そもそも映像配信サービスは,どれだけのCO2を排出するのか。環境負荷の大きさが普及を阻害することはないのか,と。前回のブログ「消費電力が気になる」に続き,映像配信のCO2排出量を試算してみました。 映画好きなら「地球半周」分のCO2を排出? 日を例にとると,ブロードバンド・ネットワークのCO2排出量について,通信量1

    isrc
    isrc 2008/04/07
    ブロードバンド・ネットワークのCO2排出量について,通信量1Mバイト当たり約1gに相当するとの試算/Blu-ray Disc相当の映画1本当たりのCO2排出量は50kg/週末に1本ずつ映画を視聴すると2.6t=ガソリン換算では約1100L
  • 著作権の議論がなぜ腑に落ちないかを今度は白田先生の話から考えてみる - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    法政大学 社会学部 准教授の白田秀彰氏に会ってきた。日経エレクトロニクスの2007年12月17日号に掲載したインタビュー「法は単なる調整手段,技術者は自由に進め」のためである(Tech-On!に転載したインタビューの全文)。 白田氏は著作権の研究者であり,10月に設立された「MiAU(インターネット先進ユーザーの会,同会のWebサイトへのリンク)」の発起人の一人を務めたり,それ以前から「ロージナ茶会」という著作権の私的研究会を作るなど,「ネットユーザー寄り」の立場を取る法学者として知られる人物である。「電子技術者が読む雑誌のインタビュー」ということで,入念な準備をしていただいたようで,熱のこもったお話しをうかがっているうちに,あっという間に4時間近くたっていた。 白田氏のお話しはそれこそ,目から鱗がボロボロ落ちるような刺激に満ちたものだった。その中でも個人的に印象に残ったのが,著作権が新技

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    isrc 2007/12/17
    制度の是非を本質から議論するなら,「家庭用の録音録画機器の製造・販売が,権利者の資産にただ乗りしているビジネスかどうか」を話し合うべきだと私は思う。
  • “ロマンの人”が育んだAndroid - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    「彼は“ロマンの人”なんだ」──。米Google Inc.で携帯電話機向けソフトウエア基盤「Android」の開発を主導するAndy Rubin氏。彼をよく知るある人物は,こう評した。 2007年12月17日号掲載の緊急特集「Androidの野望」の取材に取りかかっていた我々は,Andy Rubin氏にインタビューする機会に恵まれた。彼の経歴は華々しい。米Apple社で技術者として働いていたRubin氏は,Apple社からスピンオフした米General Magic社に移ってPDAのOS開発に従事し,次は後に米Microsoft社が買収することになる米WebTV社で働いた。その後,米Danger社を創業し,T-Mobileが「Sidekick」シリーズに採用したソフトウエアを開発した。Danger社を退社したRubin氏は携帯電話機向けソフトウエアを開発するAndroid社を創業し,2005

  • アナログ停波で日本もケーブルテレビ王国に - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    2007年12月3日号の「アナログ停波に死角あり」という特集の取材の中で,意外な変化に気が付きました。それは,日のケーブルテレビの加入世帯が大幅に増えていることです。総務省の調査によれば,ケーブルテレビの加入世帯数は,2007年3月末には約2870万世帯に達しており,日テレビを視聴する約5000万世帯の過半数を上回っています。これは2000年の約1871万世帯から,年率5〜13%という高率で増加を続けてきた結果の数字です。 数年前まで,日は米国に比べてケーブルテレビの加入率が低いと言われ続けていました。しかもあまり良い評判を聞きませんでした。中小の事業者が多くて資金力が弱く,タコツボのように地域ごとにすみ分けているために競争意識に欠ける,云々――。 ただし,それも過去の話になりそうです。ジャパンケーブルネット(JCN)やジュピターテレコム(J-COM)など「MSO(統括運営会社)」

    isrc
    isrc 2007/12/04
    アナログ停波に伴い,UHFアンテナを設置し,しかも受信方向を正しく調整する必要がある。アンテナに追加出費や工事をするぐらいなら,IP同時再送信を視聴したほう良いというユーザーは少なくないと思われます。
  • テレビは生活必需品なのか? - 日経エレクトロニクス - Tech-On!

    先日,自分のノート・パソコン用にUSB接続のワンセグ・チューナーを買いました。2007年12月3日号で「アナログ停波に死角あり」という特集を担当したので,ワンセグの画質くらいは知っておかないと,と思ったのです。1万円程度のちょっとした買い物は当に楽しいですね。USB型のワンセグ・チューナーがヒット商品になったのもわかります。 電波状況のいい2階のリビングにノート・パソコンを持っていって,ワンセグ・チューナーのドライバやアプリケーションをインストール。ノート・パソコンのディスプレイにテレビの画面が無事表示されました。おかしい。全然,楽しくありません。当たり前でした。目の前にリビングの大画面テレビがあって,同じ番組を表示しているのですから。こういうのは外に持ち出して見ないと意味がありません。じゃあ,外出しているときにまで見たい番組はあるのか? そこでようやく気付きました。「自分は最近,テレビ

    isrc
    isrc 2007/11/30
    2011年のアナログ停波の本当のインパクトは,「テレビがなくても別に困らない」ということにみんなが気付いてしまうことではないか