周知の通り、65歳以上の「高齢者」の総人口に占める割合は25.0%となり、人口、割合共に過去最高となった。 そして、2014年、団塊世代再就職の再定年退職が進み、多くの団塊世代が労働から離れた。 それに伴い、2015年はシニアビジネスが大きく変化していくと考える。 今回の記事では、団塊世代を中心としたシニアビジネスの2015年の展望について記してみよう。 まずは、現状を把握し、そこからキーワードについて解説をしていく。 ■ 変わる生活様式2014年の大きな変化として、団塊世代の再定年退職が落ち着いたことが挙げられる。 定年退職により、新しい生活環境で生活リズムが崩れたり、ライフスタイルががらりと変わる。この層のライフスタイルの変化に対応することが2015年のシニアビジネスのカギであると言える。 ★女性 娘やメディアから情報を集め、新しいお店などを積極的に開拓していたが、 夫が定年退職により