インドでは最近、少女や若い女性が家族から残忍な暴行を受けたという事件が複数報じられ、大きな注目を集めている。これらの事件は、少女や女性にとって自宅がいかに危険な場所かを浮き彫りにしている。 インド北部ウッタルプラデシュ州で7月半ば、17歳のネハ・パスワンさんが親族に殴打されて死亡したようだという報道があった。ネハさんがジーンズをはいているのが気にくわないというのが理由だったという。 母親のシャクンタラ・デヴィ・パスワンさんは、自宅でネハさんが服装をめぐり口論となり、祖父やおじから棒で激しく殴られたと、BBCヒンディー語に語った。ネハさん一家が暮らすデオリア地区サブレジ・カルグ村は、ウッタルプラデシュ州で最も開発が遅れている地域の1つ。