私の言いたいことはほぼ関口さんに言ってもらってはいるのですが、これらを読んで思った事を書きます。最初はTwitterで表明するつもりでしたが、あれよあれよいう間に長くなってしまいました。 この社会における「普通の書店員」がどんな存在であるか考えるうえで、多少なりとも参考になれば。 なお、私の前前職がどちらであるかをご存じの方が多いかと思います。前提としてひとつ申し上げたいのは、私がいた会社固有の問題でこういった待遇なのではなく、業界全体がこういった労働環境を前提に回していかざるを得ないこと、私自身の待遇は当時の非正規雇用の書店員としては恐らく恵まれている方であることです。 以下本文です。長いので息継ぎしながらお読みいただければ。 自分より20歳くらい上の書店員さんと話した時にいつも意外に思うのですが、書店員の仕事で家族を食べさせて、お子さんを育て上げ、大学まで行かせてる方が結構いらっしゃい