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至福の図書館 ツイート 東京都心の公園。木々に囲まれて三角形のたたずまいを見せる千代田区立日比谷図書文化館。出張の折にふと立ち寄ったら、居心地の良さについ長居してしまった▲ 書棚からお気に入りの一冊を自由に持ち出しカフェに向かう。コーヒー片手にのんびりとページをめくる。目を移すと一面の窓から自然の光が差し込み、新緑が風に揺れ輝いている▲ 別の部屋では画家藤田嗣治が手掛けた挿絵本や表紙絵の特別展をしていた。併せて各階で装丁や製本に関する美しい本を展示。ホールでは関連の講座が企画され、人々が交流を楽しむ▲ ひときわぜいたくなのが、2万冊に及ぶ古書を直接手にとることができる部屋。重厚な木の書棚に並ぶ和書洋書。大航海時代に西洋で描かれた日本地図のページなどが開いて置かれ、美術館か外国の書斎に迷い込んだ気分▲ ここはもともと都立だったという。理想の図書館像を求めていったん閉館し区に移管して、
しっとりとした空気と、湿った土のにおい。梅雨の気配を感じるこの季節の一番の贅沢(ぜいたく)は、室内にこもって、どっぷりと、本の世界に浸(つ)かること。ましてやそれが、日常の喧噪(けんそう)から離れた空間であれば、最高-。水戸市立西部図書館は、まさにそんな場所にある。 ドーム状の建物を囲む400メートルの回廊を抜ける。ザーッと屋根を打つ雨音を背に一歩足を踏み入れると、しんと静まりかえった吹き抜けの空間に、時間が止まったような錯覚に陥る。 ぐるぐると迷路のような書架から目についた本を引っ張り出し、ぱらぱらとページをめくると、ふと、もてあました時間を図書館で過ごした学生時代の記憶がよみがえってきた。 集中とまどろみ、ひそひそとささやく誰かの声、窓越しにゆれる緑。すべてがゆったりとした時間の流れの中にあった。自分自身と対話し、時には本の中に人生のヒントを求めていたように思う。そういえば、初恋の人に
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