陸前高田市と古書販売業「バリューブックス」(東京都、中村大樹社長)の協働プロジェクト「陸前高田市図書館ゆめプロジェクト」は活動開始から1年で、寄付金額が1370万円に達した。古本を活用した支援で、さらなる輪の広がりが期待される。 6日は、中村社長が市役所で会見。プロジェクトは古本を同社に送ると、同社が査定して買い取り、その金額が市の図書館再建資金として寄付される。昨年6月に始まり、個人4932件、278の企業・団体が参加。5月末までに80万1770冊が集まり、寄付金額は1370万8519円に上った。 市立図書館は震災で被災し、市街地での再建を検討している。問い合わせは同社(0120・826・295)へ。