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2015年8月31日のブックマーク (4件)

  • E1699 – 米国著作権局による孤児著作物と大規模デジタル化の報告書

    米国著作権局による孤児著作物と大規模デジタル化の報告書 2015年6月4日に米国議会図書館内に置かれている米国著作権局(以下著作権局)が“Orphan Works and Mass Digitization: A Report of the Register of Copyrights”(以下報告書)を公開した。この報告書において著作権局は,孤児著作物と大規模デジタル化について,著作権者調査や交渉のための情報が不足していることや,著作権者と利用者の間で交渉が必要になった場合の手続きが非効率的であるといった課題があると指摘している。これらの問題に対処することで,過去の作品を利用可能とし,新たな創造や学習への活用といった機会を広く提供することができるとしている。著作権局は過去にもパブリックコメントの募集や孤児著作物,大規模デジタル化を対象とした報告書の公表,ラウンドテーブルの開催等を通じて,孤

    E1699 – 米国著作権局による孤児著作物と大規模デジタル化の報告書
    itarumitinari
    itarumitinari 2015/08/31
    「フェアユースと対立せず,法的安定性を有するという点から,「有限責任」(limited liability)モデルを適切なアプローチとして提案している」
  • E1698 – 日本における「アクセスの再定義」<報告>

    における「アクセスの再定義」<報告> 2015年6月13日,明治学院大学にてシンポジウム「アクセスの再定義―日におけるアクセス,アーカイブ,著作権をめぐる諸問題―」が開催された。これは,ローランド・ドメーニグ氏(明治学院大学)とアレクサンダー・ザルテン氏(ハーバード大学)の呼びかけにより開催されたもので,今日の活字,映像,オーディオ媒体へのアクセスの増大と,それを管理しコントロールするアーカイブや著作権のあり方を議論する場となった。シンポジウムには研究者,図書館員,弁護士といった異なる業界の関係者が集い,それぞれの立場から現状の問題や今後の課題を提示した。主催者によれば,当初このシンポジウムは2016年に米国で開催する予定であったが,日における著作権問題を大きく左右すると考えられるTPPの交渉がまさに進行中という状況において,急遽先に日での開催を決定したということである。こうした

    E1698 – 日本における「アクセスの再定義」<報告>
    itarumitinari
    itarumitinari 2015/08/31
    「また,TPP交渉に象徴されるように,今日のアクセスの問題が国境を超えるものである以上,こうした議論も国内にとどめるべきではない」
  • E1697 – NII,“CiNii Dissertations”を試験公開

    NII,“CiNii Dissertations”を試験公開 2015年6月11日,国立情報学研究所(以下NII)は,日国内の大学および独立行政法人大学評価・学位授与機構が博士の学位を授与した論文(以下博士論文)のメタデータを,CiNiiインターフェース(CA1691参照)において無料で検索することができる“CiNii Dissertations”を試験公開した。 2013年4月の学位規則改正により,博士の学位を授与された者は博士論文のインターネットを利用して公表することが義務付けられた(E1418参照)。具体的な公表方法については,学位を授与した機関が運営する機関リポジトリ,もしくはそれに相当するサーバに登録することが原則とされ,今後機関リポジトリに博士論文文が数多く登録されていくこととなる。また,博士論文の公表は,論文の質を保証するための相互参照を可能にすることを目的としており,大

    E1697 – NII,“CiNii Dissertations”を試験公開
    itarumitinari
    itarumitinari 2015/08/31
    「実装されているものの試験公開では提供していない機能として,全文検索機能がある。博士論文の本文データを収集し,OCR処理を施して全文検索できるようにするもので,関係機関と調整し,実現したいと考えている」
  • E1696 – 「ひとハコ図書館」からはじめる新しい図書館

    「ひとハコ図書館」からはじめる新しい図書館 1.はじめに 公共図書館は地域に暮らし生活する人々(市民)のためにある図書館である。筆者の勤務する東久留米市立図書館(以下当館)は,1971年の開館以来,多くの事業において市民と協働して運営してきた。公共図書館に「課題解決」の役割が求められるようになり,当館も今後のあり方を検討する中,利用者懇談会や図書館協議会の場とは別に,市民が図書館のことを考えられるような場を設けたいと考え,2015年5月31日に「図書館フェス2015」を開催した。稿はその構想から開催までを運営側から紹介するものである。 2.図書館フェスの構想 企画の目的は主に次の4点であった。(1)東久留米市が図書館の「主権者」である市民の意向を運営に生かすため,市民が様々な意見を出し合うこと,(2)市民が他の図書館の動向を知り,必要なサービスを提案するために学ぶこと,(3)市民と東久留

    E1696 – 「ひとハコ図書館」からはじめる新しい図書館
    itarumitinari
    itarumitinari 2015/08/31
    東久留米市立図書館.ひとハコ図書館.「「市民の考えた小さな図書館」を一堂に集めて見せる,「ひと」=人,「ハコ」=図書館を融合させた,「ひとハコ図書館めぐり」という交流型展示を企画した」