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ブックマーク / www.shinmai.co.jp (17)

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 茅野市図書館 21冊破損被害 計数百ページ 8月下旬から相次ぎ

    茅野市図書館は5日、同図書館の蔵書からページを切り取られた地理の資料集や歴史書などが計21冊見つかったと明らかにした。7月に諏訪郡原村図書館で「韓国」などの文字が黒く塗りつぶされた小説1冊が見つかるなど、図書館を破損、汚損する行為が各地で問題になっている。同市図書館は、今回は特定の思想や信条ではなく、個人的な興味に基づく行為とみているが、量が多く悪質だとして、被害を受けたを館内に展示。を大切に扱うよう利用者に呼び掛けている。 21冊のうち20冊はページごと刃物で切り取られ、1冊は手で破ったようにページがなくなっていた。地理の資料集は都道府県ごとの産業と交通を取り上げたページ、歴史書は戦国時代などを紹介したページで、被害は計数百ページに上るという。 同図書館によると、8月23日に資料集を借りようとした利用者が被害を見つけて指摘。同じシリーズの蔵書を点検したところ、相次いで被害が見

    信濃毎日新聞[信毎web] 茅野市図書館 21冊破損被害 計数百ページ 8月下旬から相次ぎ
    itarumitinari
    itarumitinari 2014/09/08
    茅野市図書館.「同市図書館は、個人的な興味に基づく行為とみているが、量が多く悪質だとして、被害を受けた本を館内に展示。本を大切に扱うよう利用者に呼び掛けている」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 「村誌」交換で広がる見聞 原村図書館、県内図書館に呼び掛け収集

    諏訪郡原村図書館が20年余り前に発刊された原村誌と、他の市町村誌との交換を県内の図書館に呼び掛けている。村民がさまざまな自治体の歴史や風土に触れられるよう、所蔵資料を充実させるとともに、村外の人に原村を知ってもらう目的もあるという。呼び掛けに応じた上伊那郡飯島町の図書館から、早速町誌が届いた。 原村誌は1985年に上巻、93年に下巻が発刊された。上巻では村の地理や動植物と縄文時代から近世までの歴史を、下巻では近現代の歴史などを、それぞれカラー写真や地図を使って紹介。当時発刊したうちの一部が図書館に保管されているため、交換して互いの資料にするアイデアを思い付いたという。 昨年12月に県図書館協会を通じて県内の図書館に協力を呼び掛け、今月初旬に飯島町から上、中、下3巻の町誌が届いた。村ホームページを見た岐阜県富加町からも町史が送られてきたという。今後、日図書館協会発行の「図書館雑誌」に案

    信濃毎日新聞[信毎web] 「村誌」交換で広がる見聞 原村図書館、県内図書館に呼び掛け収集
    itarumitinari
    itarumitinari 2014/01/22
    諏訪郡原村図書館.「村民がさまざまな自治体の歴史や風土に触れられるよう、所蔵資料を充実させるとともに、村外の人に原村を知ってもらう目的もあるという」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 「書評合戦」交流の起爆剤に 信大経済学部 多彩な効果期待

    信州大経済学部(松市)は年度、好きな書評を5分間で発表し合う「ビブリオバトル(書評合戦)」を講義などに積極的に取り入れる。コミュニケーションを活発にしたり自発的学習のきっかけになったりする効果に期待し、教員にノウハウを提供して普及に努める他、全学部から参加者を募るバトルを毎月開く計画。学外の公立図書館や民間書店と共同で開くことも検討している。 ビブリオバトルは、発表にスライドや原稿を使わない、発表後の質疑応答で非難しない―などのルールがある。最後に聴衆の挙手で一番読みたくなった「チャンプ」を選ぶ。信大では経済学部の荒戸寛樹講師(34)が昨年から普及に努めてきた。 荒戸講師によると、バトルの魅力は「人を通してを知る、を通して人を知る」。新たなの存在や魅力を知ったり、仲間の意外な面を垣間見たりして、人のつながりや交流を生み出す。自発的な読書や学習、発表する能力の向上にもつ

    itarumitinari
    itarumitinari 2013/05/01
    信州大学経済学部.「コミュニケーションを活発にしたり自発的学習のきっかけになったりする効果に期待し、教員にノウハウを提供して普及に努める他、全学部から参加者を募るバトルを毎月開く計画」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 子や孫へ…手作り絵本並ぶ 大町で巡回展

    itarumitinari
    itarumitinari 2013/04/19
    大町市立大町図書館.「刺しゅうやキルトの布絵本など表現も多彩で、何げない落書きや家族写真などでわが子の成長を物語にした作品が目を引く」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 中軽井沢図書館、来館1万人 開館1週間あまりで

    北佐久郡軽井沢町のしなの鉄道・中軽井沢駅前に1日開館した町立中軽井沢図書館の利用者(来館者)が、7日までの1週間で延べ約1万人に上った。同図書館は「町民でなくてもを借りることができるのに加え、記念イベントや目新しさ、市街地・駅前にある利便性、新館開館まで既存の町立図書館(現・離山図書館)が4カ月近く休館だった反動などが重なった」と分析している。 利用者は、出入り口にあるセンサーで集計。元NHKアナウンサーの青木裕子館長(62)の朗読会をはじめイベントがあった1、2日は、各2982人、2133人。その後5日間は、最も少ない5日が778人、最多の7日は1027人。7日間の総計は9794人だった。 7日間の合計で新規登録者は569人。貸し出し利用者は延べ1454人、貸し出し冊数は5153冊。しなの鉄道で小諸市から訪れたグループ、群馬県嬬恋村から訪れた人がいた他、軽井沢に別荘を持つ東京の人も

    itarumitinari
    itarumitinari 2013/04/09
    軽井沢町立図書館中軽井沢図書館.町民でなくとも貸出可能.「元NHKアナウンサーの青木裕子館長(62)の朗読会をはじめイベントがあった1、2日は、各2982人、2133人」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 本貸し出し10年で40万人 御代田町立図書館

    今月に開館10周年を迎える北佐久郡御代田町立図書館(愛称・フレンドリー図書館)の図書貸し出し利用者数が4日、延べ40万人を突破した。日図書館協会(東京)によると、利用者累計の全国統計はないものの、同館の年間貸し出し冊数は同規模町村の中で県内トップ、全国でも7位で利用者が多い。延べ20万人までは5年半かかったが、その後の20万人は4年半で達成。同館は「運営を支える約70人のボランティアのおかげ」と感謝している。 同館は公民館図書室から、2003年に完成した複合文化施設「エコールみよた」内に移行し、同年4月15日にオープン。蔵書は約7万8千冊で、町内外問わず利用できる。昨年度の貸し出し利用者は4万2千人余で、初年度の03年度から1・5倍以上に増えた。 同図書館によると、館をもり立てているのは、約70人のボランティア。ボランティアがの読み手となって、未就園児や園児、小学生に聞かせる「おは

    itarumitinari
    itarumitinari 2013/04/05
    御代田町立図書館.「延べ20万人までは5年半かかったが、その後の20万人は4年半で達成。同館は「運営を支える約70人のボランティアのおかげ」と感謝している」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 地域史資料ネット公開へ 県内図書館や郷土史研究者らが団体

    「長野県を知るための地域史資料100冊」の候補の一つ「信濃奇勝録」(県立長野図書館蔵)。デジタル化されればネットで簡単に閲覧できる 県内の図書館が保管している地域史の資料をデジタル化し、インターネット上で検索したり読んだりできるようにするため、県内の図書館や郷土史研究者などが、作業を担う任意団体「NPO長野県図書館等協働機構」を結成し、26日、長野市の県立長野図書館で設立総会を開いた。会員となった県内64の図書館などが保有する資料の中から「長野県を知るための地域史資料100冊」を選び、3年後をめどに内容をネット上で公開する。県内初の試みだ。 同機構事務局となった県図書館協会(長野市)によると、各地の図書館には古文書や絵図など膨大な地域史資料が保管されているが、仮名遣いや内容が難しく、読みこなせる司書がいないなどの理由で活用されていなかったり、研究機関への寄贈を検討したりする例があるという

    itarumitinari
    itarumitinari 2013/02/27
    NPO長野県図書館等協働機構.「膨大な地域史資料が保管されているが、仮名遣いや内容が難しく、読みこなせる司書がいないなどの理由で活用されていなかったり、研究機関への寄贈を検討したりする例があるという」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 松本の図書館「本の福袋」貸し出し 新たなジャンル読む機会に

    市中央図書館など同市立図書館全11館は新年に合わせ、3冊を中身が分からないよう新聞紙で包んだ「の福袋」を貸し出している。計370袋用意し、包装に貼ったヒントを参考に1人1袋ずつ選んでもらう。中身が分からないことで、普段手に取らない分野のとの出合いが生まれるきっかけになればいいと、初めて企画した。 中央図書館は、昨年12月半ばから職員が手分けして113袋を用意。「キラキラ」「オンナノコノキモチ」「おいしすぎ」といったヒントを書いたラベルが、想像力をかきたてる。いろいろな世代の教科書に採用された話のを包んだという同館職員の宮田鮎美さん(25)は「との出合いを家族みんなで楽しんでほしい」と話す。 5日に長女理桜(りお)さん(7)、次女理咲(りさ)ちゃん(4)を連れて来館した松市沢村1の会社員岩波洋一さん(36)は「読んだことのないジャンルに触れる機会になっていい」。理桜さんと

    itarumitinari
    itarumitinari 2013/01/06
    松本市.市立図書館.「中央図書館は、昨年12月半ばから職員が手分けして113袋を用意。「キラキラ」「オンナノコノキモチ」「おいしすぎ」といったヒントを書いたラベルが、想像力をかきたてる」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] いわさきちひろのパステル画、複製を公開 塩尻市立図書館

    itarumitinari
    itarumitinari 2013/01/05
    塩尻市立図書館.絵本画家いわさきちひろ.「このパステル画は、昨年安曇野ちひろ美術館(北安曇郡松川村)が調査したところ、同館も把握していないオリジナルの原画であることが判明」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 化石9000点を電子データ化 伊那市教委 ネット公開検討

    伊那市教育委員会は、愛好家らでつくる「戸台の化石保存会」が同市長谷公民館で保管する化石約9千点を一つ一つ電子データにまとめ、デジタル台帳にする事業に取り掛かる。同市では図書館や博物館が、古文書などの地域資料をデジタル化して保存、公開する「デジタルアーカイブ」を構想中。その一環で、化石についても研究や学習に活用しやすいよう、インターネット上での公開を検討する。 戸台の化石保存会は1986(昭和61)年に発足。同市長谷戸台で、アンモナイトやサンカクガイなどの化石を採取する学習会を開いている。化石は散逸を防ぐため、参加者から保存会が預かり、長谷公民館に収蔵して表データにまとめてきた。 デジタル台帳には、採取日や採取者、化石の種類などの情報に加え、化石の画像も記録。学習会で集まった化石のほか、寄贈品も対象とする。同公民館所蔵の古文書や土器の破片などについても記録する方針。来年1月から1年間の計

    itarumitinari
    itarumitinari 2012/12/21
    伊那市立高遠町図書館.市高遠町歴史博物館.「同市では図書館や博物館が、古文書などの地域資料をデジタル化して保存、公開する「デジタルアーカイブ」を構想中」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 小諸市の臨時図書館が開館

    小諸市が建設していた同市図書館の臨時図書館(大手2)が、9日開館した。相生町3の旧図書館が老朽化のため10月15日に閉館しており、新図書館が完成するまでの「代役」だ。新図書館は2014年以降に完成予定。臨時図書館の建物をその後どう利用するかは現在検討中という。 臨時図書館は鉄骨平屋建て約480平方メートル。用地は店舗跡地を市が買い取った。バリアフリーのトイレなどを導入し、建設費は約4千万円。旧小諸図書館の蔵書の一部を移し、約6万4千冊(開架は約5万2千冊)を備える。森泉浩行図書館長(52)は「臨時図書館では、の分かりやすい分類方法などを試したい。多くの市民に利用していただきたい」と話した。 小諸市田町の同市芦原中3年、箕輪朋晃君(15)は旧図書館をよく利用していたといい「(約2カ月間)図書館がなかったので少し寂しかった。臨時図書館は旧図書館よりきれいで暖かいから、いっぱい利用したい」

    itarumitinari
    itarumitinari 2012/12/10
    老朽化のための臨時.2014年度以降完成予定新図書館までの代役.「バリアフリーのトイレなどを導入し、建設費は約4千万円。旧小諸図書館の蔵書の一部を移し、約6万4千冊(開架は約5万2千冊)を備える」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 軽井沢町立図書館の新館長に元NHKアナ青木さん

    北佐久郡軽井沢町は、来年4月に中軽井沢図書館を新設して現館との2館体制となる町立図書館の新館長に、元NHKアナウンサーで軽井沢朗読館館長の青木裕子さん(62)=東京都杉並区=を来年1月1日付で任命する。藤巻進町長が6日、町議会全員協議会で説明した。青木さんは町の嘱託職員となる。 青木さんは北九州市生まれ。津田塾大国際関係学科を卒業し、1973(昭和48)年NHKに入った。定年退職した2010年、軽井沢町長倉に私費で軽井沢朗読館を開設した。 青木さんは全協で「びっくりしたが、楽しい夢が広がったので引き受けることにした」と笑顔であいさつ。さらに、朗読活動で全国各地の図書館などを回ってきた経験を話し、「どうやったら人の心をつかむような読み聞かせができるか、聞かせてほしいとも言われた。(新図書館で)研修会もできるといい」とアイデアの一端を披露した。 さらに、新館はしなの鉄道中軽井沢駅前にでき

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    itarumitinari 2012/12/07
    軽井沢町立図書館.「図書館長は、作家で同町在住の塩川治子さんが務めていたが、健康上の理由で9月末に退任。現在は土屋公一・教育次長が兼務している」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 移転・開館の東御市立図書館でイベント

    今月1日に移転・開館した東御市県(あがた)の市立図書館で24日、開館イベントが2日間の日程で始まった。初日は縦横2~3センチほどの「豆」を作る体験があり、子どもたちが楽しんだ。同図書館は「これを機に、新しくなった図書館を知ってほしい」と来場を呼び掛けている。 新図書館は市役所館を増改築した建物に、近くから移転して開館した。広さは約2200平方メートルで旧図書館の約3倍。蔵書は6千冊ほど増え、約11万7千冊ある。テーブルとソファーを置いた親子コーナーや、飲もできる市民ラウンジを新たに設けた。 豆作りは上田市の「手作り絵の会みどりのゆび」が指導。細く切ったコピー用紙を蛇腹折りにし、ホチキスで留めた後、画用紙に布を貼った表紙と合わせて完成させた。家族と一緒に作った東御市祢津小学校2年小山愛さん(8)は「このに物語を書いてみたい」と話した。 県立長野図書館(長野市)で不要になった

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    itarumitinari 2012/11/25
    東御市県市立図書館.豆本はいいものですはい.「初日は縦横2~3センチほどの「豆本」を作る体験があり、子どもたちが楽しんだ」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 市立伊那図書館、住民らが「一棚古本市」

    伊那市の市立伊那図書館で17日、棚(立て)にを並べて売る「一棚(ひとたな)古市」が、2日間の日程で始まった。東日大震災被災地を支援している古販売会社も含め、11人が出店。を通じて幅広い世代が交流した。 旧上伊那図書館で昭和初期から使われてきた幅85センチ、奥行き23センチの棚を使ってを売る催しで、2年前から開催。出店者は1階ロビーに販売場所を構え、棚の外にも小説や雑誌、漫画などを並べ、来場者との交流を楽しんだ。 震災で被災した岩手県陸前高田市の図書館再建を支援する古販売会社「バリューブックス」(東京)は1500冊を持ち込んだ。上田市の倉庫を拠点にネット販売をしており、会場では、古の買い取り相当額を寄付するプロジェクトを写真で紹介した。同社の小平卓也さん(30)=東御市=は「支援の取り組みを多くの人に紹介できた」と話していた。 同図書館で開く宮沢賢治作品の朗読会

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    itarumitinari 2012/11/19
    「同図書館で不用になった本を、地域通貨「LIBRA(りぶら)」と引き換えに配る会もあった」
  • 信濃毎日新聞[信毎web] 井上井月の俳句、データベース化進める 顕彰会と伊那図書館

    幕末から明治期に伊那谷を放浪した俳人井上井月(せいげつ)の顕彰会と伊那市立伊那図書館は、確認された分だけで1800句近くある井月の俳句のデータベース化を進めている。季語などのキーワードで検索できるようにし、研究に役立てる狙い。新句が見つかれば更新し、全集の改訂を待たずに読めるようにする。 地域の文化的な映像や画像などを保存、公開する同図書館の「デジタルアーカイブ」の一環。1930(昭和5)年に初版が出た「漂泊俳人井月全集」を基に、顕彰会副会長で井月研究家の竹入弘元さん(80)=伊那市荒井=が中心になって作業している。公開の方法や時期は未定。 各句を原文、現代仮名遣い、平仮名での読み方表記の3種類で入力する。平賀研也館長(53)は「ではできない検索ができる」と話す。 竹入さんによると、井月は家を定めなかったため、原が残っていない句が多い。全集にも原文が不明な句が載っており、誤植もあ

  • 写真グラフ 公立図書館 楽しいぞ

    に囲まれた空間で、学び、遊び、交流し、情報を収集・発信する―。県内各地の公立図書館が、を貸し出したり読書の場を提供したりするだけでなく、さまざまな利用の仕方を模索し、その魅力アップに努めている。 「交流と創造を楽しむ、文化の拠点」を掲げる上高井郡小布施町の町立図書館「まちとしょテラソ」は、ワークショップや講座の開催に力を入れている。6月からは、物作りを通して利用者の交流を深めようと、新たに「テラソ美術部」を開始。初回月は忘れ物の傘に絵を描いた。7月は七夕にちなみ、機織り機で織物を作る。 6月の活動に参加した飯山市の主婦渡辺文恵さん(33)は「図書館で物を作ると、分からないことがあった時にすぐで調べられる。子どもにとって勉強になる」と話す。 塩尻市の市民交流センター「えんぱーく」内にある市立図書館は、雑誌の種類が約400と県内随一。印刷された出版物の中では新聞に次ぐ速報性がある雑誌の品

  • 信濃毎日新聞[信毎web] 画家・石井鶴三の「底辺」 信大付属図書館、寄贈資料の一部公開

    彫刻家・画家の石井鶴三(つるぞう)(1887~1973年)の寄贈資料を整理・分析している信大付属図書館(松市)は26日、年度整理を終えた資料約1万5千点のうち、挿絵作品やデッサン、墨絵など美術・絵画作品の一部94点を報道機関に公開した。同館の笹正治館長は「石井がどのようにして絵を学び、作品を構成していったかが分かる。画家・石井の底辺を探る上で貴重な資料」と話している。 石井は東京生まれ。東京美術学校(現東京芸大)で彫刻を学び、同大教授を務める一方、吉川英治「宮武蔵」や中里介山「大菩薩峠」の挿絵画家としても知られる。県内でも上田市などで彫刻講習会の講師を長年にわたり務めた。信大(部・松市)は2010年、石井の法定相続人代理人を通して資料約3万点の寄贈を受け、図書館と研究者が協力して整理を進めている。 今回公開したのは、「宮武蔵」と「大菩薩峠」の挿絵を描き直した作品1点ずつ、

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