Global Precipitation Measurement (GPM) Mission
H2Aロケット23号機が28日午前3時37分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約15分後に搭載していた全球降水観測(GPM)衛星を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。H2Aの成功は17回連続で、成功率は約96%となった。 H2Aはカウントダウンが「0」になると爆音を響かせ、発射場近くの海岸や砂浜をまばゆい光で照らしながら夜空を駆け上がった。約1分半で補助ロケットを分離。その後相次いで第1段、第2段ロケットを切り離しながら加速し、太平洋の約400キロ上空で、GPM衛星を分離した。 GPM衛星は、複数の衛星で地球規模の降水量などを観測する計画を担うメーンの衛星。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、米航空宇宙局(NASA)が共同開発した。得られたデータは、台風や豪雨など気象災害の予報精度の向上に生かされるという。 H2Aロケットは今回、香川大、信州大、帝京大、鹿児島大、多摩美
写真共有コミュニティサイトのFlickr上にあるNASAのアカウントに、続々と種子島の画像がアップされている。2月28日に予定されているH2Aロケットの打ち上げのために、NASAのスタッフが種子島宇宙センターを訪れていることを広報の一環として伝えるものだが、NASAの職員から見た日本の生活風景や彼らの仕事の様子が興味深いとして、国内外で話題になっている。 NASAとJAXAの共同プロジェクト 現在、NASAとJAXAが中心となり、「GPM計画」という共同プロジェクトが進められている。GPM計画とは「全球降水観測計画(Global Precipitation Measurement)」の略で、地球全体の降雨を観測することを目的とするミッションだ。それによって、水資源の管理、天気予報の精度向上、洪水警報システムの改善、異常気象の解明など、水に関わる様々な分野で、人々の生活を守り、豊かにすること
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く