湖南省綏寧県で27日、ロケットの残骸が直撃した民家。屋根を突き破り、ぽっかり穴があいていた=CFP(視覚中国) 中国湖南省綏寧県で27日未明、通信放送衛星を搭載して打ち上げられたロケット「長征3号」の残骸が落下し、民家を直撃した。けが人はなかった。中国メディアによると、同県の別の場所では約30キロの残骸が高圧電線を切断し、辺り一帯が停電したという。 ロケットは同県から1千キロ余り離れた四川省南西部から打ち上げられ、衛星は順調に軌道に乗った。地元当局は住民に自宅から出ないよう言っていたという。(上海=奥寺淳) 関連記事中国、フランス製の通信衛星「W3C」の打ち上げに成功(10/8)