関連トピックス四国電力関西電力原子力発電所東京電力 関西電力は18日午後9時、大飯原発4号機(118万キロワット、福井県おおい町)の原子炉を起動した。東京電力福島第一原発の事故後に定期検査入りした国内の原発が起動するのは、今月1日の大飯3号機(同)に続いて2基目。タービンの調整などが順調に進めば、21日に発送電を開始し、25日にはフル稼働となる見込み。 政府は4号機がフル稼働に達した段階で、今夏の節電目標をさらに見直す。関電に電気を送るために節電の数値目標を設けていた中部、北陸、中国の3電力会社の管内では数値目標をなくし、四国電力では2010年比で7%から5%に目標を引き下げる方針だ。 関電管内も3号機のフル稼働を受け、今月10日から目標を当初の15%から10%に引き下げており、4号機のフル稼働によって計算上は5〜6%まで下げることができる。だが、管内自治体などでつくる関西広域連合が