相乗り衛星候補決まる=来秋打ち上げ「はやぶさ2」−宇宙機構 相乗り衛星候補決まる=来秋打ち上げ「はやぶさ2」−宇宙機構 来秋打ち上げ予定の小惑星探査機「はやぶさ2」と同時に打ち上げられる小型衛星候補の一つで、多摩美術大などが開発する「アートサット2・デスパッチ」。3Dプリンターで造形したユニークな構造が特徴(宇宙航空研究開発機構提供) 宇宙航空研究開発機構は19日、来年秋に打ち上げ予定の小惑星探査機「はやぶさ2」と一緒にH2Aロケットで打ち上げる小型衛星候補3機を選定した。いずれも大学などが中心となって開発する小型衛星で、来年3月に搭載の可否を正式決定する。 〔写真特集〕実物大人工衛星がずらり=筑波宇宙センター 選ばれたのは東京大と宇宙機構が開発する「プロキオン」(重さ約59キロ)、多摩美大などの「アートサット2・デスパッチ」(同約30キロ)、九州工業大などの「しんえん2」(同約15キロ
主原料は「逆境とよき仲間」=性能計算書の伝統も復活−イプシロン 主原料は「逆境とよき仲間」=性能計算書の伝統も復活−イプシロン 打ち上げに成功した新型ロケット「イプシロン」の性能計算書の表紙。旧宇宙科学研究所以来の伝統で、実在の焼酎ラベルをもじっている(宇宙航空研究開発機構提供) 主原料は逆境とよき仲間−。新型固体燃料ロケット「イプシロン」の打ち上げ成功を受け、開発責任者の森田泰弘宇宙航空研究開発機構教授は14日、ロケットの軌道計算などを記した「性能計算書」を公開した。 固体燃料ロケットの打ち上げでは、性能計算書の表紙に遊び心を加えるのが旧宇宙科学研究所以来の伝統。近年は日本酒などのラベルをロケットや搭載した衛星にちなんでパロディー化し、メッセージを加えるのが通例になっている。 先代ロケットの「M(ミュー)5」以来7年ぶりとなったイプシロンでも、この伝統は引き継がれた。今回は「絶対いい
ボイジャー、太陽系外に=人工物体で史上初−77年打ち上げの探査機・NASA ボイジャー、太陽系外に=人工物体で史上初−77年打ち上げの探査機・NASA 【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)は12日、1977年に打ち上げたボイジャー1号が太陽系外に出て恒星間空間を飛行していると公式に発表した。「人工の物体が恒星間空間に出たのは史上初めて」(NASA)で、ボイジャーは打ち上げから約36年かけて太陽から約190億キロの宇宙空間に到達している。(2013/09/13-05:38) 次の記事へ
リハーサルを8日に実施=イプシロン1号機−宇宙機構 リハーサルを8日に実施=イプシロン1号機−宇宙機構 宇宙航空研究開発機構は6日、発射直前に機体の姿勢異常を誤検知し、打ち上げを中止した新型固体燃料ロケット「イプシロン」1号機について、発射前のカウントダウン作業を確認するリハーサルを8日に行うと発表した。リハーサルが順調に進めば、9月中旬に打ち上げられる可能性もある。 イプシロンは鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所から8月27日に打ち上げ予定だったが、発射19秒前に地上の管制コンピューターが姿勢異常を検知してカウントダウンを自動停止した。 実際には異常はなく、ロケットと地上側のコンピューターが姿勢データをやりとりする際、ロケット側コンピューターの起動時間の遅れ(0.07秒)を考慮していなかったのが原因と判明。打ち上げ前2回のリハーサルでは、悪天候などにより誤検知が起きる前に止めており、問題
「こうのとり」離脱へ=補給機、ステーションから 「こうのとり」離脱へ=補給機、ステーションから 宇宙航空研究開発機構は4日夜、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングしていた無人補給機「こうのとり」4号機が結合を解除したと発表した。こうのとりはISSのロボットアームで安全な距離まで引き離されてから、5日未明に離脱する。 筑波宇宙センター(茨城県つくば市)からの管制で地球を周回後、7日午後に大気圏に突入し、南太平洋上空でほぼ燃え尽きる予定。 こうのとりは8月4日、実験装置や食料、水などを搭載し、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Bロケットで打ち上げられた。同9日にISSに到着し、滞在中の宇宙飛行士らが物資を搬入した後は不要物が詰められていた。(2013/09/04-22:17) 次の記事へ
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