JR大阪駅と直結するうめきた地区(大阪市北区)に新駅を設置し、関西国際空港と大阪都心のキタ地区を直接結ぶ新ルートの建設に向け、JR西日本が事業費の費用負担に応じる方針を固めたことが22日、分かった。共同事業主体の市も、来年度予算案に初めて設計費を計上する方針で、両者は今後、平成34年度の開業を目標に作業を本格化させる。キタと関空が最速45分で結ばれるとの試算もあり、悲願だった関空アクセス改善の実現に向けて弾みがつき、関空の国際競争力強化も期待できそうだ。 関空と初の直結…大阪駅に“地下ホーム” 新ルートは、JR新大阪駅から大阪環状線の西九条駅につながる東海道線支線(通称・梅田貨物線)を約2・5キロにわたって地下に移し、大阪駅と直結する新駅「北梅田駅」(仮称)をつくる計画。総事業費約690億円のうち、JR西が約115億円、残りを大阪市が国の補助を受けて負担する方向で調整している。 市は、来年
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