日本のビッグマックはタイより安い…日本が急激に貧しくなったのは「アベノミクス」の責任である 安易な利益増と引き換えに、経済的地位は急落した アベノミクスで日本は急激に貧しくなった アベノミクス直前の2012年との比較でもそうだ。 2012年6月に、日本のビッグマック価格は320円であった。このときの為替レートは1ドル=78.22円であった。これで換算すると4.09ドルとなり、アメリカの4.33ドルとあまり変わらなかった。 つまり、日本は、国際的に見て、アベノミクスの期間に急速に貧しくなってしまったことになる。アベノミクスの期間に生じた最も大きな経済的事件がこれだ。 もっとも、それ以前を見ると日本の値はさらに高かった。2000年では、日本のビッグマック指数は10.5で、世界第5位だった。指数がプラスだったので、アメリカより高かったことになる。日本より高い国は、イスラエル、スイス、デンマーク、