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ブックマーク / user.keio.ac.jp/~rhotta (120)

  • #4079. 疑問詞は「5W1H」といいますが,なぜ how だけ h で始まるのでしょうか? --- hellog ラジオ版

    前 次 hellog英語史ブログ #4079. 疑問詞は「5W1H」といいますが,なぜ how だけ h で始まるのでしょうか? --- hellog ラジオ版[hellog-radio][sobokunagimon][hel_education][interrogative_pronoun][spelling] 「手軽に英語史を」というコンセプトで,オンライン授業期の副産物に頼りつつ,戯れに始めている hellog ラジオ版の第2弾です. 今回は「疑問詞は『5W1H』といいますが,なぜ how だけ h で始まるのでしょうか?」という疑問に迫ります.短く収めようと思いつつ話し始めたら止まらなくなって7分17秒に・・・.お手軽感が減じてしまったので,少々ご注意ください. 文章でじっくりと復習および深掘りしたいという方は,ぜひ 関連する##51,3945,184の記事セットをご覧ください.

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2020/06/27
    本題とは関係ないけど helllog の読みは /へ]ろぐ/ なんだね
  • #4044. なぜ活字体とブロック体の小文字 <a> の字形は違うのですか?

    年度より英語の教員となったゼミの卒業生から,標記の素朴な疑問をもらっていました.中学1年生にアルファベットの書き方を教えるに当たって,第1文字から早速ハテナが飛ぶ敏感な生徒もいるのではないか,という問題意識からだと思います.私も深く考えたことはありませんでしたが,以下のような書き方練習のドリルを見てみると,確かに,とうなずける問いです.上段が(印刷用の)活字体,下段が(手書き用の)ブロック体です. 小文字 <a> の字形について,活字体では上部に左向きの閉じていない半ループがみえる <<a>> ("open a") が,ブロック体では円の形に近い <<ɑ>> ("closed a") がそれぞれ用いられます. ついでにいえば,右端にみえる小文字 <g> についても2つの異なる字形が確認されます.活字体では下のループが閉じた <<g>> ("closed g") となり,ブロック体では下の

  • #4017. なぜ前置詞の後では人称代名詞は目的格を取るのですか?

    標題は,先日,慶應義塾大学通信教育学部のメディア授業「英語史」の電子掲示板でいただいた素朴な疑問です. with me, for her, against him, between us, among them など前置詞の後に人称代名詞が来るときには目的格に活用した形が用いられます.なぜ主格(見出し語の形)を用いて各々 *with I, *for she, *against he, *between we, *among they とならないのか,という質問です(星印はその表現が文法上容認されないことを示す記号です). 最も簡単な回答は「前置詞の目的語となるから」です.動詞の目的語が人称代名詞の場合に目的格の形を要求するように,前置詞の目的語も人称代名詞の目的格を必要とするということです.動詞(正確には他動詞)にしても前置詞にしても,それが表わす動作や関係の「対象」となるものが必ず直後に

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2020/04/26
    "古英語の時代には,代名詞に限らずすべての名詞が,前置詞の後では典型的に「与格」と呼ばれる形を取ることが求められていました"
  • #3998. なぜ ''apple'' の ''a'' は普通の「ア」ではなく「エァ」に近い発音なのですか?

    前 次 hellog英語史ブログ #3998. なぜ apple の a は普通の「ア」ではなく「エァ」に近い発音なのですか?[pronunciation][sound_change][vowel][digraph][a] apple, cat, man に含まれる母音は,日語母語話者にとっては難しい音です.日語の「ア」でもなければ「エ」でもなく,その中間音ということなので中途半端に聞こえます.カタカナでは「エァ」と2文字で書くのが近いと思われますが,発音としてはあくまで単母音であるので注意が必要です.この音は,国際音標文字 (ipa) ではまさに a と e を組み合わせた [æ] と表記されます. [æ] について,音声学的には様々に解説できますし,それに基づいた学習法や指導法もあるとは思います(音声学でいう母音四辺形については「#19. 母音四辺形」 ([2009-05-17-

  • #3985. 言語学でいう法 (mood) とは何ですか? (3)

    前 次 hellog英語史ブログ #3985. 言語学でいう法 (mood) とは何ですか? (3)[mood][verb][terminology][inflection][conjugation][subjunctive][morphology][category][indo-european][sobokunagimon][latin] 2日間の記事 ([2020-03-23-1], [2020-03-24-1]) に引き続き,標題の疑問について議論します.ラテン語の文法用語 modus について調べてみると,おやと思うことがあります.OED の mode, n. の語源記事に次のような言及があります. In grammar (see sense 2), classical Latin modus is used (by Quintilian, 1st cent. a.d.) fo

  • #3984. 言語学でいう法 (mood) とは何ですか? (2)

    前 次 hellog英語史ブログ #3984. 言語学でいう法 (mood) とは何ですか? (2)[mood][verb][terminology][inflection][conjugation][subjunctive][morphology][category][indo-european][sobokunagimon][etymology] 昨日の記事 ([2020-03-23-1]) に引き続き,言語の法 (mood) についてです.昨日の記事からは,mood と mode はいずれも「法」の意味で用いられ,法とは「気分」でも「モード」でもあるからそれも合点が行く,と考えられそうに思います.しかし,実際には,この両単語は語源が異なります.昨日「mood は mode にも通じ」るとは述べましたが,語源が同一とは言いませんでした.ここには少し事情があります. mode から考え

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2020/03/25
    "ラテン語由来の mode と英語本来語の mood が,形態上の類似(引用中の綴字 moode が象徴的)によって,文法用語として英語で使われ出したこのタイミングで,ごちゃ混ぜになってしまった"
  • #3930. なぜギリシアとローマは続け書きを採用したか? (2)

    前 次 hellog英語史ブログ #3930. なぜギリシアとローマは続け書きを採用したか? (2)[alphabet][distinctiones][punctuation][reading][writing][latin][greek][literacy][word] 昨日の記事 ([2020-01-29-1]) に引き続き,なぜギリシアとローマが,それ以前の地中海世界で普通に行なわれていた分かち書き (distinctiones) を捨て,代わりに続け書き (scriptura continua) を作用したかという問題について. Saenger によれば,この問題に迫るには,読むという行為に対する現代的な発想を脇に置き,古代の読書習慣とその社会的文脈を理解する必要があるという.端的にいえば,現代人はみな黙読や速読に慣れており,何よりも「読みやすさ」を重視するが,古代ギリシアやロー

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2020/01/30
    読みやすいほうがいいという考えを古代に当てはめるのはアナクロニズムなのね
  • #3924. 非標準英語のネイティブがスペリングを学ぶ上で大変なこと

    私を含め日語を母語とする人々の多くは,英語を外国語としての英語 (EFL) という目線でみている.その立場から,英語の正書法(の学びやすさ/にくさ)を評価したり,あれこれ論じるのが普通である.しかし,正書法に関する限り,英語を母語とする (ENL) 話者の子供も自然に習得するわけではなく,教育制度の下で意識的に学ばなければならない.ENL の子供はすでに英語の音韻論をあらかた習得した上で学習に臨むという点で,EFL学習者とは前提が異なっているので,「#3889. ネイティブがよく間違えるスペリング」 ([2019-12-20-1]) でもみた通り,EFL学習者からみると独特なスペリングの間違え方をすることがある.私たちにとってみれば「EFLの綴り手は辛いよ」と言いたいところだが,ネイティブも別の観点から「ENLの綴り手は辛いよ」とぼやきたいはずである. とりわけ各種の地域方言など非標準英

  • #3895. 「歴史の if」の効用 (1)

    昨日の記事「#3894. 「英語復権にプラス・マイナスに貢献した要因」の議論がおもしろかった」 ([2019-12-25-1]) で,(英語の)歴史の理解を深めるのに「歴史の if」を議論することが有益であると指摘した. 従来,歴史学では「歴史の if」は禁物とされてきた.実際に起こったことを根拠として記述するというのが歴史学の大前提であり,妄想は控えなければならないというのが原則だからだ.「もしあのとき○○だったら今頃××になっていたかもしれない」などという「未練学派」 ('might-have-been' school of thought) に居場所はないという態度だ. しかし,歴史学からも「歴史の if」の重要性を指摘する声が上がってきている.2018年に『「もしもあの時」の社会学』を著わした赤上 (27) は,序章「歴史に if は禁物と言われるけれど」のなかで,次のように述べて

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/12/27
    出来事の必要原因(必要条件)を探求する方法としての「歴史の if」
  • #3859. なぜ言語には不規則な現象があるのですか?

    英語史や英語学の講義でリアクション・ペーパーを書いてもらうと「なぜ英語には○○のような不規則な現象が多いのですか」という疑問が多く寄せられます.確かに英語学習においては,不規則な動詞活用,不規則な名詞の複数形,不規則なスペリングなどが立て続けに現われ,そのたびに暗記を強いられます.すべてが規則的であればいいのにと思うのも無理からぬことです.英語を第2言語として学ぶ際にそのような不満を感じることは,まったくもって普通の感覚でしょう. しかし,すでに第1言語として苦労なく習得してしまっている日語を考えても,やはり不規則性に満ちています.日語母語話者は,五段活用,上一段活用,下一段活用,ラ行変格活用,サ行変格活用を何の苦労もなく使いこなしていますが,外国語として日語を学んでいる学習者にとっては,なぜすべての動詞が五段活用であってくれないのかと不満かもしれません.ラ変やサ変は「変格」すなわち

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/11/20
    使用頻度という共通性を介した言語/文房具の比喩
  • #3820. なぜアルフレッド大王の時代までに学問が衰退してしまったのか?

    昨日の記事「#3819. アルフレッド大王によるイングランドの学問衰退の嘆き」 ([2019-10-11-1]) で話題にしたように,9世紀後半のアルフレッド大王の時代(在位871--99年)までに,イングランドの(ラテン語による)学問水準はすっかり落ち込んでしまっていた.8世紀中には,とりわけ Northumbria から Bede や Alcuin などの大学者が輩出し,イングランドの学術はヨーロッパ全体に威光を放っていたのだが,昨日の記事で引用したアルフレッド大王の直々の古英語文章から分かる通り,その1世紀半ほど後には,嘆くべき知的水準へと堕していた. その理由の1つは,ヴァイキングの襲来である.793年に Lindisfarne が襲撃されて以来,9世紀にかけて,イングランドでは写の制作が明らかに減少した.イングランドの既存の写も多くが消失してしまい,大陸へ避難して保管された写

  • #3775. 英語は開音節を目指して音変化を起こしている

    「#3719. 日語は開音節言語,英語は閉音節言語」 ([2019-07-03-1]) でみたように,英語は類型論的にいえば有標の音節タイプである閉音節を多くもつ言語であることは事実だが,それでも英語の音変化の潮流を眺めてみると,英語は無標の開音節を志向していると考えられそうである. 安藤・澤田は現代英語にみられる r の弾音化 (flapping; city, data などの t が[ɾ] となる現象),l の咽頭化 (pharyngealization; feel, help などの l が暗い [ɫ] となる現象),子音の脱落(attem(p)t, exac(t)ly, mos(t) people など)といった音韻過程を取り上げ,いずれも音節末の子音が関わっており,その音節を開音節に近づける方向で生じているのではないかと述べている.以下,その解説を引用しよう (70) . 弾音

  • #3764. 動詞接尾辞 -''ate'' の起源と発達

    昨日の記事「#3763. 形容詞接尾辞 -ate の起源と発達」 ([2019-08-16-1]) に引き続き,接尾辞 -ate の話題.動詞接尾辞の -ate については「#2731. -ate 動詞はどのように生じたか?」 ([2016-10-18-1]) で取り上げたが,今回はその起源と発達について,OED -ate, suffix1 を参照しながら,もう少し詳細に考えてみよう. 昨日も述べたように,-ate はラテン語の第1活用動詞の過去分詞接辞 -ātus, -ātum, -āta に遡るから,来は動詞の語尾というよりは(過去分詞)形容詞の語尾というべきものである.動詞接尾辞 -ate の起源を巡る議論で前提とされているのは,-ate 語に関して形容詞から動詞への品詞転換 (conversion) が起こったということである.形容詞から動詞への品詞転換は多くの言語で認められ,実

  • #3726. Just The Word --- 英作文の強力なお供

    英作文のお供といえば『新編英和活用大辞典』(研究社)などを用いてきたが,中田 (125) で紹介されているオンラインツールの Just The Word なども素晴らしい使い勝手だ.適当な語を入力欄に入れて "combinations" のボタンを押すと,構文パターン別に頻度の高い collocation が表示されるという代物だ.さらに,適当な collocation をクリックすると,その例文が KWIC でいくつか示されるというから,至れり尽くせりだ. Just The Word のもう1つの便利な使い途は,適切な英語表現を見つけようとする際のやり方である.「冗談を言う」に対応する英語表現を知りたいときに,半信半疑ながらも,まずは "say joke" と入力した上で "alternatives from thesaurus" をクリックしてみる.すると "say joke" は悪い

  • #3721. クラス I 接辞とクラス II 接辞

    英語の接辞 (affix) は,形態音韻論的な観点から2つの種類に区別される.それぞれクラス I 接辞,クラス II 接辞と呼ばれているが,両者は多くの点で対照的である.西原・菅原 (89--90) によって,まとめよう.

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/07/06
    "概ねクラス I 接辞は外来接辞で,単語の「内側」に付き,クラス II 接辞は本来接辞で,単語の「外側」に付く [...] 前者は形態音韻論的な変化を引き起こす傾向があるのに対して,後者は形態音韻論的に中立的"
  • #3720. なぜ英語の ''make'' は日本語に借用されると語末に母音 /u/ のついた ''meiku'' /meiku/ となるのですか?

    前 次 hellog英語史ブログ #3720. なぜ英語の make は日語に借用されると語末に母音 /u/ のついた meiku /meiku/ となるのですか?[sobokunagimon][japanese][syllable][phonetics][phoneme][sonority][loan_word][sonority] 昨日の記事「#3719. 日語は開音節言語,英語は閉音節言語」 ([2019-07-03-1]) でみたように,音節タイプという観点からみると,日語と英語は対照的な言語です.英語は子音で終わる閉音節 (closed syllable) を示す語が多数ありますが,日語では稀です.そのため,閉音節をもつ英単語を日語に受容するに当たって,閉音節に何らかの調整を加えて開音節 (open syllable) へと変換するのが好都合です.とりわけ語末音節は開

  • #3699. なぜ ''careless'' の反対は *''caremore'' ではなく''careful'' なのですか?

    前 次 hellog英語史ブログ #3699. なぜ careless の反対は *caremore ではなくcareful なのですか?[sobokunagimon][suffix][comparison] 英語史の授業で寄せられた大変おもしろい質問です.careful と careless のような対義の形容詞において,しばしば接尾辞として -ful と -less が対置されていますが,なぜ -ful に対して -less なのでしょうか.-less は -more の逆だったのではないでしょうか. 確かに,とうならされました.考えたこともなかった質問です.この質問をさらに一歩進めることもできそうです.接頭辞 -ful は形容詞 full に由来することは分かりますが,その形態はあくまで原級ですね.ところが,対義の接尾辞 -less は形容詞の比較級の形態を取っています.この辺りの

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/06/14
    “種明かしをすると,比較級の less と接尾辞の -less とは同じものではなく,まったくの別語源なのです”
  • #3698. 語源学習法のすゝめ

    過去2日間の記事で,語源を活用した学習法を紹介してきた(「#3696. ボキャビルのための「最も役に立つ25の語のパーツ」」 ([2019-06-10-1]) と「#3697. 印欧語根 *spek- に由来する英単語を探る」 ([2019-06-11-1]) ).中田氏による近著『英単語学習の科学』の第11章「語源で覚える英単語」でも「語源学習法」の効用が説かれている. 英単語は出現頻度によって,(1) 高頻度語,(2) 中頻度語,(3) 低頻度語の3つのグループに分類できます.中頻度語と低頻度語は,リーディングやリスニングにおける出現頻度があまり高くないため,文脈から自然に習得することは困難であり,意図的に学習することが欠かせません.中頻度語と低頻度語を覚えるには,その多く(約3分の2)がラテン語・ギリシア語起源であるため「語源学習法」が有効です.また,学術分野で頻度が高い英単語を集め

  • #3692. 英語には過去時制と非過去時制の2つしかない!?

    英語史の授業などで,古英語の動詞の時制 (tense) には,過去時制 (preterite tense)と現在(あるいは非過去)時制 (non-preterite tense) の2種類しかないと述べると,学生から必ずといってよいほど「では,未来のことはどうやって表わしたのか」と質問がなされる.現代英語でも,形態的な観点からいえば相変わらず過去時制と現在時制の2つしかないにもかかわらずである.もっといえば,日語にも過去時制(タ形)と非過去時制(非タ形)の2つしかないわけで,古英語とも現代英語とも異なるところがない.英語を含めたゲルマン語派の諸言語と日語とはその点ではよく似ているのである. 形態的にみれば,英語歴史的に過去時制 (preterite tense) と現在時制(present tense) (あるいは非過去時制 (non-preterite tense) の2種類の時制

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/06/06
    そもそも gramatical category とは何で,どうやって決めるのかみたいな話までいきそう
  • #3649. q の後には必ず u が来ますが,これはどういうわけですか?

    連日,学生から寄せられた素朴な疑問を取り上げています.今回は英単語のスペリングでよく見かける <qu> という2文字の連続についての疑問です.queen, quick, quiet, quote, quality のように <q> の後にはほぼ必ず <u> が来ます.これは,他の子音字で直後にくる母音字がこれほど限定されているものはないのではないかという観察に基づく発問として,おもしろいと思います. たしかに,<q> の後には <u> という母音字(正確にいえば /w/ という半子音を表わす半子音字)がほぼ100%の確率で現われます.「#1599. Qantas の発音」 ([2013-09-12-1]) でみたように,略語や借用語などにいくつかの例外はみられるにせよ,事実上 <qu> という連鎖が決め打ちであるといってよいでしょう.<q> が現われた瞬間,次に来るのは <u> であるとほ

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/05/05
    "中英語期になるとラテン語やフランス語に代表される大陸文化への憧れが昂じ,それらの言語ですでに定着していた <qu> でもって従来の <cw> を置き換えるという傾向が出てきました"