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ブックマーク / leeswijzer.hatenadiary.com (27)

  • 『読書とは何か —— 知を捕らえる15の技術(仮)』書名変更 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    三中信宏 (2022年1月25日刊行予定,河出書房新社[河出新書・046], 体価格880円, ISBN:978-4-309-63147-9 → 版元ページ) 『読書術(仮)』から新書名への変更がサイトに反映されました.これがきっと “収束点” になるでしょう.

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  • 「古い辞書は捨ててはならぬ」 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    新版が出たからといって,旧版の辞書を捨てるのは禁物.昔の辞書はその時代の “言語状況” を保存するツールなので,昔のを読むときは昔の辞書が役に立つ.新しい版の辞書では対応できない場面がある.かつて,岩波『生物学辞典(第4版)』(1996年3月刊行,岩波書店)の進化・系統分野の項目選定委員をしていたとき,ワタクシは古めかしい「〜ゲネシス」系の項目を虱潰しに削除したことがある.岩波書店の編集者はそのとき「こういうことがあるので生物学辞典の旧版は保存してください」と一言.

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  • 『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す[増補版]』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    須藤靖・伊勢田哲治 (2021年5月30日刊行,河出書房新社,東京,342 pp., 体価格2,000円,ISBN:978-4-309-25427-2 → 版元ページ) 出たばかりのこの改訂版が届いた.旧版:須藤靖・伊勢田哲治『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す』(2013年6月30日刊行,河出書房新社[河出ブックス・057],東京,301 pp., 体価格1,500円,ISBN:978-4-309-62457-0 → 目次|版元ページ)旧版の書評:三中信宏「科学と科学哲学との重層的すれちがい」(2013年7月19日)|三中信宏「科学と科学哲学との重層的すれちがい(続)」(2013年7月20日). 今回の増補版では,松王政浩・谷村省吾の「『科学を語るとはどういうことか 科学者、哲学者にモノ申す 増補版』への提題」が公開され,それを踏まえた増補対談(pp. 309-3

    『科学を語るとはどういうことか:科学者、哲学者にモノ申す[増補版]』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2021/06/05
    “ワタクシの場合は,生物体系学理論という “特殊なサイエンス” を生業としていたので,科学哲学は “となりのトトロ” みたいな身近な存在だったのだが,他の自然科学分野だとそういう親近感はないようだ.”
  • 『読む・打つ・書く —— 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』目次案 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    三中信宏 (2021年6月刊行予定,東京大学出版会,東京) 駒場から再校ゲラ一式が着弾した.ワタクシの “書痴” は東京大学出版会創立70周年記念出版の一冊として6月に刊行予定.着弾した再校ゲラを必死のパッチで読まないと! 同封されていた〈東京大学出版会創立70周年記念リーフレット〉の宣伝文句: 「ようこそ,みなかワールドへ! 理系研究者を生業としながら,数多のを読み,新聞やSNS書評を打ち,そしていくつもの単独書を出版してきた著者が次世代の人たちへ贈る熱いメッセージ.さあ,まずはたくさんを読もう」 ノンブルはまだ確定していないが,目次案は下記の通り: 目次案(2021年3月16日版) ================================ 噺前口上 —— 「読む」「打つ」「書く」が奏でる “居心地の良さ” プレリュード —— とのつきあいは利己的に 1. 読むこと:

    『読む・打つ・書く —— 読書・書評・執筆をめぐる理系研究者の日々』目次案 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『種を語ること、定義すること:種問題の科学哲学』書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    網谷祐一 (2020年12月20日刊行,勁草書房,東京, viii+238+xv pp., 体価格3,200円, ISBN:978-4-326-10288-4 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2021 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 肩透かしから学ぶ「種問題」の現在「《種》とは何か?」「《種》はどのように定義できるのか?」—— 生物体系学において長きにわたって戦わされてきた「種論争」のなかで幾度も問われ続けてきたこれらの疑問は現在もなお解決できてはいない.地球上の生物多様性を語るとき,誰もが “共通通貨” として使うに値する《種》の概念があればさぞかし役に立つだろう.しかし,過去何世紀にも及ぶ種論争の泥沼から抜け出られる気配はいまだにない.ワタクシはこの種論争は解決されることに意義があるのではなく,いかにしてそれととも

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  • 『騒音の文明史:ノイズ都市論』目次 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    原克 (2020年1月31日刊行,東洋書林,東京, 431 pp., 体価格3,800円, ISBN:978-4-88721-827-7 → 版元ページ) 読書委員会でもコメントしたのだが,書の組版は尋常ならざるノイジーさ.ギリギリまで字を詰め込んでいて,裁ち落としがちょっとでもズレたらアウトやろ状態.おそらく狙っているんだろうけど. 【目次】 はじめに 2 第1章 年の周縁の音世界 6 第2章 寺の鐘と教会の鐘の政治学 40 第3章 太鼓と木魚の社会秩序 77 第4章 拍子木と自由の観念 122 第5章 精神という神話とモダンタイムズ 160 第6章 プライバシーの音響学 197 第7章 騒音と静寂の権力論 236 第8章 都市の交響楽 284 第9章 サイレンと国家イデオロギー 330 第10章 ラジオと時代の尖端性 368 おわりに 416 註 [426-419] 主要参考文献

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  • 「図書にふせんをつけると図書が傷むというがその根拠はあるか」 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    レファレンス協同データベース>レファレンス事例詳細(2019年3月15日) https://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000253054 図書をきれいに “保存” するためのさまざまな教訓はえてしてユーザー(読者)の便宜をぜんぜん考えていない.読者にとってのは使い回すための資料のひとつにすぎないので,汚れたり壊れたり(場合によっては)なくなったりすることは想定内のこと.必要があればもう一冊買えばいい.上の返答を読むかぎり,日の公共図書館は所蔵をすべて「閲覧禁止」かつ「貸出禁止」にしてしまえば,無傷のまま何十年も何世紀も安全に保管できるのではないかと思ってしまう.読む人がいなければは汚れないし傷まないし “不適切” な取り扱いもなくなるだろう.ワタクシの場合,図書は基すべて私費購入なので,盛大に “付箋紙” を

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    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/12/04
    2枚の付箋の糊部分を互いに張り合わせてページ端に挟むというやり方でしのいでいる。素手から付く脂のほうがカビのダメージ源としては大きい気もしてるけど
  • 『心理学の7つの大罪:真の科学であるために私たちがすべきこと』読売新聞書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    クリス・チェインバーズ[大塚紳一郎訳] (2019年4月1日刊行,みすず書房,東京, vi+330+xl pp., 体価格4,400円, ISBN:9784622087885 → 目次|版元ページ) 読売新聞大評が一般公開された:「統計学の原罪と救済 — 心理学の7つの大罪…クリス・チェインバーズ著 The Seven Deadly Sins of Psychology」(2019年7月14日掲載|2019年7月22日公開) 統計学の原罪と救済 統計データ解析の界隈では、数年前から、これまで長らく使われてきた個々の解析手法ならびに一般的な研究ワークフローをめぐって論議の高まりが目につくようになった。書の舞台である心理学はその“ホットスポット”のひとつだ。著者は近年の実験心理研究のあり方、とりわけデータの取り扱いをめぐる“後ろ暗い”行為の数々を指摘する。 書が列挙する心理学の「大罪」の

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  • 『影の美学:日本映画と照明』目次 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    宮尾大輔[笹川慶子・溝渕久美子訳] (2019年6月15日刊行,名古屋大学出版会,名古屋, vi+324+41 pp., 体価格5,400円, ISBN:9784815809515 → 版元ページ) 「照明(lighting)」という観点から日映画歴史をたどる.また,名古屋大学出版会かっ.原書:Daisuke Miyao 2013. The Aesthetics of Shadow: Lighting in Japanese Cinema. Duke University Press. 【目次】 凡例 vi 序章 影の美学とは何か 1第1章 照明と資主義 —— 松竹とハリウッド 15 ハリウッドから来た男 15 蒲田調とパラマウント調 —— ラスキー・ライティングからスリーポイント・ライティングへ 25 『情の光』 34 見やすさと表現の豊かさ —— 新派とハリウッド 37 「一

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  • 『社会科学と因果分析:ウェーバーの方法論から知の現在へ』目次 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    佐藤俊樹 (2019年1月29日刊行,岩波書店,東京, xx+407+10 pp., 体価格2,800円, ISBN:9784000613156 → 版元ページ) ひさしぶりに研究学園のイーアスへ.〈アカデミア書店〉の新刊コーナーはもうすでに見たものばかりだったので,奥の方の書棚でぶらぶら探書していたら,不意に佐藤俊樹『社会科学と因果分析』に呼び止められた.先週の読売新聞読書委員会で苅部直さんが書を手にしながら「ウェーバーって統計学者だったんですよねぇ」とのつぶやきを聞き逃すはずもなく,第一ロックはすでに解除された. アカデミア書店でブツを手に取ったら,確かにガウス分布曲線がカバージャケットにあしらわれていて “それっぽい” 雰囲気を漂わせている.統計的因果推論と関係があることは,ジューディア・パールとかイアン・ハッキングへの言及があることからもうかがえる.このとき第二ロックが解除され

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  • 『まちづくりのエスノグラフィ:《つくば》を織り合わせる人類学的実践』目次 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    早川公 (2018年12月7日刊行,春風社,横浜, 310+iv pp., 体価格3,700円, ISBN:9784861106262 → 版元ページ) つくば北条での “まちづくり” の紆余曲折の実践記録.この新刊がワタクシの元にたどり着いたのは必然かもしれない.山出淳也『Beppu Project 2005 – 2018』(2018年10月13日刊行,NPO法人BEPPU PROJECT,別府, 345 pp., 体価格1,500円, ISBN:9784990900502 → 目次|版元ページ)と響き合うところがあるので,できれば合わせて取り上げたい. 【目次】 はじめに 7 序章 再帰的近代、人類学的実践、「まちづくり」 17 第1章 「まちづくり」への人類学的アプローチに向けて 33 第2章 再帰的近代化としての「まちづくり」 59 第3章 筑波山麓地域の生活世界 99 第4章

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  • 『科学哲学の源流をたどる:研究伝統の百年史』書評 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    伊勢田哲治 (2018年11月20日刊行,ミネルヴァ書房[叢書〈知を究める〉・13],東京, x+316+36 pp., 体価格3,000円, ISBN:9784623084319 → 目次|版元ページ|サポートサイト) 【書評】※Copyright 2019 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 研究者コミュニティーとしての科学哲学科学哲学がたどってきた道のりを振り返る.序章「科学哲学の来た道」冒頭で,著者は書全体の問題設定をする. 「「科学哲学」が「科学」と離れて独自の問題意識を育ててきたのは事実であり,その問題意識を科学者に説明するのにたいへんな苦労をすることもある.科学哲学はどうしてこういう分野になってきたのだろうか.書では,十九世紀を中心に,科学哲学のやってきた道をたどることで,この問いに答える手がかりを得たいと思っている」(p.

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  • 『ウイルスの意味論:生命の定義を超えた存在』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    山内一也 (2018年12月14日刊行,みすず書房,東京, vi + 239 + XXX pp., 体価格2,800円, ISBN:9784622087533 → 版元ページ) 【目次】 はじめに ウイルスとともに生きる 1 第1章 その奇妙な“生”と“死” 3 第2章 見えないウイルスの痕跡を追う 25 第3章 ウイルスはどこから来たか 51 第4章 ゆらぐ生命の定義 71 第5章 体を捨て、情報として生きる 85 第6章 破壊者は守護者でもある 101 第7章 常識をくつがえしたウイルスたち 117 第8章 水中に広がるウイルスワールド 131 第9章 人間社会から追い出されるウイルスたち 149 第10章 ヒトの体内に潜むウイルスたち 189 第11章 激動の環境を生きるウイルス 205 エピローグ 227 あとがき 237 註 [XI-XXX] 索引 [I-X]

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  • 『中世の覚醒:アリストテレス再発見から知の革命へ』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    リチャード・E・ルーベンスタイン[小沢千重子訳] (2018年10月10日刊行,筑摩書房[ちくま学芸文庫・ル-8-1],東京, 580 pp., 体価格1,700円, ISBN:9784480098849 → 版元ページ) 文庫版で600頁もある. 【目次】 はじめに 13 序章 中世のスター・ゲート――西ヨーロッパの覚醒 19第1章 「知恵者たちの師」――アリストテレスの再発見 37 1 驚くべき事実――ムスリムの知的財宝 37 2 プラトンとアリストテレス 55 3 「哲学者」アリストテレス 68 4 アリストテレス思想の核心 81第2章 「レディ・フィロソフィー」の殺人――古代の知恵はいかにして失われ、ふたたび見出されたか 95 1 アウグスティヌスとその時代 95 2 滅びゆく帝国 111 3 異端者たちの行方 129 4 唯一神教とアリストテレス 146 第3章 「彼のには翼

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  • 『科学哲学の源流をたどる:研究伝統の百年史』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    伊勢田哲治 (2018年11月20日刊行,ミネルヴァ書房[叢書〈知を究める〉・13],東京, x+316+36 pp., 体価格3,000円, ISBN:9784623084319 → 版元ページ|サポートサイト) 【目次】 凡例 viii 序章 科学哲学の来た道 1第1章 帰納と仮説をめぐる論争 11 1. ジョン・ハーシェル 12 2. ウィリアム・ヒューウェル 28 3. ジョン・スチュアート・ミル 52第2章 「サイエンティスト」の起源 73 1. 「サイエンス」と「サイエンティスト」 73 2. 「サイエンティスト」のその後 88第3章 一九世紀のクリティカルシンキング 99 1. 一九世紀までのクリティカルシンキング 99 2. ウェイトリーとミル 108第4章 実証主義の成立 137 1. 観察可能な対象に科学のスコープを限る思想 138 2. 「実証主義」という言葉の起源

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  • 『文系と理系はなぜ分かれたのか』(第1章末尾抜書き) - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    隠岐さや香 (2018年8月24日刊行,星海社[星海社新書・137],東京, 253 pp., 体価格980円, ISBN:9784065123843 → 目次|版元ページ) 第1章「文系と理系はいつどのように分かれたか?—— 欧米諸国の場合」(pp. 15-78)の末尾(pp. 73-75)に書かれていることは,とても興味深く,また書全体にとっても大きな意味がある部分だとワタクシは思う: 「確かに、「人文社会」「理工医」の二つに分ける区別は絶対ではない。しかし、諸学は一つとも言えない。そこには少なくとも、二つの違う立場が存在するのではないか、と思うからです。」(p. 73) 「思い出して欲しいのですが、この章ではかなりページを割いて、自然科学と人文社会科学の諸分野が、それぞれの固有の対象を見つけて、宗教や王権から自律していく経緯を描きました。そして、その自律には、主に二つの異なる方向

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  • 『日本人とリズム感:「拍」をめぐる日本文化論』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    樋口桂子 (2017年12月5日刊行,青土社,東京, 299 pp., 体価格2,200円, ISBN:9784791770281 版元ページ) ハズレ.確かに日文化論ではあったが,ワタクシが予期していた “音楽” のではなかった.すまん,他の読み手を探してくれぇ〜 【目次】 まえがき 9 第1章 「ものおと」の気配 151「ものおと」がする 15 2 気配と気分 22 第2章 リズムの方向 391 稲作のリズム 39 2 文字のリズム 67 第3章 模倣のリズムと情景の模写 751 バロック・ダンスの準備 75 2 数の模倣から気分の模倣へ 92 3 日語の呼吸と模写の言葉 106 第4章 リズムの距離 1331 距離か場所か 133 2 「もの」を生む距離 156 3 リズムの中景 168 第5章 「ソ」の裏側 1811 ウラ、ウチ、ソ 181 2 ウラに向かう身体と声 212

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  • 「文献リストの “闇” は深い」 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    2017年の師走に脱稿した:三中信宏『系統体系学の世界:生物学の哲学がたどってきた道』(2018年4月刊行予定,勁草書房[けいそうブックス])は文献リストが未完成だった.一念発起して各章末に分散していた文献リストを束ねてみたら,重複項目を除いてちょうど1,000項目くらいでおさまりそうな気配だ.かつての『生物系統学』文献リストが1,258項目だったのではやや少ない. それでも,分量が分量なので覚悟はしていたのだがリスト作成ははてしなく続く.リマ翻訳でずいぶん慣れたが,ボールドやイタリックなどの書式指定はすべてマークダウンで行なうととても作業が捗る.千項目もの文献をソートして,蟲捕りして,書式をお化粧するというのはエンドレスな工程だ. それにしても,文そのものよりもむしろ文献リストの方がはるかに “闇” が深いように感じる. 【闇】その一)長い歴史をもつジャーナルの場合,途中で誌名が変更

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  • 『思考の体系学:分類と系統から見たダイアグラム論[仮題]』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    三中信宏 (2017年刊行予定[もうすぐ],春秋社,東京) 【目次 ― 最終案(2017年2月13日)】 プロローグ:思考の体系化は「可視化」から始まる  1. 天気図記号:複数の情報を束ねるダイアグラムの基機能 2. イデオグラフとメトログリフ:ダイアグラムの試行錯誤 3. チャーノフの顔:ダイアグラムの視認性を改良する 第1章 ダイアグラム博物館 ― 思考の体系化の歴史をたどる  1.1 画家ギヨーム・ヴルランが描いた家系図(15世紀ベルギー,ブルージュ) 1.2 作家ジョバンニ・ボッカチオが描いた神々の系図(14世紀イタリア,フィレンツェ) 1.3 修道士ランベールが描いた善悪の樹(12世紀フランス,サン=トメール) 1.4 法学者ジャック・キュジャスによる最古の系図表(9世紀フランス,トゥールーズ) 1.5 神学者フィオーレのヨアキムが描く歴史の樹(12世紀イタリア・フィオーレ)

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  • 『Does Science Need a Global Language? : English and the Future of Research』―書評2/3 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    Scott L. Montgomery (2013年5月刊行,The University of Chicago Press, Chicago, xiv+226 pp., ISBN:9780226535036 [hbk] / ISBN:9780226010045 [eBook] → 詳細目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2015 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 科学の「リンガ・フランカ」がもたらす光と影(2/3) ここまでのグローバル英語の現状分析に続いて,Chapter 3「English and Science: The Current Landscape」(pp. 68-101)では,科学において英語が占める地位とそれが果たした役割に議論の軸足が移る.まずはじめに,著者は近代科学におけるグローバル言語の推移をたどる.とく

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