日本国総理大臣 麻生太郎 2009年7月6日 今週金曜日、27か国の首脳と11の機関の長がG8ラクイラ・サミットの機会に集う際、食料安全保障は議論のハイライトとなる。私は、北海道洞爺湖サミットにおけるコミットメントが履行され、特に食料危機に苦しんでいる国々に対する援助について顕著な進展が達成されることを期待している。ラクイラで私は、責任ある海外農業投資を促進するための新たな提案を行うつもりだ。これは、いわゆる「農地争奪」-途上国の農地への大規模投資の増大傾向-を受けた提案である。 この現象が世の関心事となってから既に1年が経つ。その間、新たな土地取引は継続的に新聞の見出しを飾り、国際機関は報告書を発表した。国連特別報告者は行動原則の必要性を主張し、アフリカ連合(AU)は先週のAUサミットで本件について議論を行った。今必要なのは、関係者を結集し、グローバルな共同対応を形作るためのリーダーシッ