株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
日本は現在、世界一の債権大国である。GNP(国民総生産)が500兆円だが、それと同じ500兆円ほどを世界中に貸している。 GNPと同じ規模の債権ということは、それを債務国が返してくれたら、日本人は丸1年間、働かなくてもいいということだ。もし10%ずつの利息をくれたら、年間50兆円も入ってくる。そうなれば、日本国民は税金をいっさい納めなくてもよくなる。 このように、日本は気前よく貸したり投資して、世界一の債権国になっているが、それなのにあらゆる議論でその自覚がなく、日本は貧乏だとか、輸出をして金を稼がなければ生きていけないとか、相変わらずそうした話ばかりが聞こえてくる。 それから、世界各国に金を貸したり投資したり援助したりしているから、みんな感謝しているはずだと日本人は思っているが、これは大間違いで、本当はみんな日本の敵なのだ。金を貸すと嫌われる。そんなことは当たり前であり、どう
就任前から懸念されていたことだが、麻生総理の失言が止まらない。先日は、医師の会合に出席して「医者は変な人が多い」と言って問題になったが、今度は医療費を巡って「何もしない人の分を何でわたしが払う」と述べている。さらに、これ以外にも、大きく報道されていない失言は山のようにある。 一部には、そうした発言に対して、「思ったことをズバズバ言って気持ちいい」「正直な人だ」などと評価する向きもあるが、居酒屋でサラリーマンがクダを巻いているのではない。一国の総理大臣の発言としては、あまりに軽率であるとしか言いようがない。 その一方で、漢字の誤読についてもずいぶん報道された。日中関連のイベントで「四川大地震は『みぞゆう(未曽有)』の自然災害」「これだけ『はんざつ(頻繁)』に両首脳が往来したのは例がない」と読んだり、参院本会議で「村山談話を『ふしゅう』(踏襲)する」とまで読んだ。最後の例は「踏(ふ)む」と
ビジネスマンの間で人気を誇るメールマガジン『ビジネス知識源』では、良質な経営・IT・ビジネス・経済知識の提供を目標に、様々な情報発信をしている。著者の吉田繁治氏の諒解を得て、吉田氏のドラッカーに関する論考の部分を短期集中連載する。 「経営学の父」と呼ばれ、世界の巨大企業経営者に大きな影響を与えてきたドラッカー教授が11月11日、老衰のために死去されました。享年95歳。十分に生き、十二分に書き、多くを語った人です。 経営コンサルタントの私のもとには、彼が死んでも、開けば対話ができる本が何冊か残されています。ドラッカー教授の熱心な読者ではありませんでしたが、難所を迎えるたびに切実に読んで来たことは事実です。 このシリーズでは、経営者ばかりでなく、若い日本の世代に参考になりそうな話題を取り上げて、私とドラッカーとの対話の足跡を紹介したいと思います。これから3回にわたって「仕事ができる
第17回 福岡中学生いじめ、mixiプライバシー侵害にみる個人情報(2) ネット情報セキュリティ研究会会長 田淵 義朗氏 2006年11月21日 恋人同士のプライベートな写真が、心無い人間によってmixiに張り付けられる事件が起きた。mixiは日本最大の会員数を擁するSNSサイトだが、悪意のある人間が引き起こす行動を抑止できないでいる。世界最大のSNS、マイスペースが最近日本に上陸したが、人気のコミュニティーサイトの裏側で起こる深刻なプライバシー侵害事件に、対策はあるのだろうか。 今回の事件は、スポーツ紙やゴシップ雑誌などが興味本位で報じたほかは、新聞、TVなどで取り上げることはほとんどなく、一部週刊誌が掲載した程度だった。 こうした問題はネット社会特有の問題として何とかしなければという議論はあっても、結局のところ放置されているのが現状だ。本当にこのままでいいのか。 事件の経緯
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く