ワシントン発--米上院商務委員会の公聴会が米国時間2月7日に開催され、ネットユーザーらが自由にコンテンツにアクセスできるようにすべきだと、議員たちから意見が出された。しかし、ブロードバンドプロバイダに「ネットワークの中立性」の原則を押し付ける新法を制定すべきか否かについては、依然として議員の間で意見が分かれた。 同公聴会では、商務委員会のメンバーらが見解を述べ、それらについて、業界の関係者や識者らの意見を聞いた。現在、商務委員会は1996年電気通信法(Telecommunications Act of 1996)の改正を検討していることから、今期は少なくとも9回の電気通信関連の公聴会が予定されており、7日の公聴会もその1つだ。1996年電気通信法については、インターネットの爆発的普及に対応しておらず時代遅れと批判されてきた。 ネットワークの中立性とは、ブロードバンドネットワークを所有する企