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ブックマーク / jbpress.ismedia.jp (55)

  • 世界を分裂させる7つの対立軸 米中の不和は数ある衝突の1つにすぎない JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年11月9日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界の大国の首脳たちが主要20カ国・地域(G20)サミットに集まろうとしている中、開催国の韓国は、G20は「世界の舵取り委員会」になると期待を寄せている。しかし、あまりに多くの手がその舵を握ろうとしているため、大事故を起こさずにG20が存続すれば幸いというのが実際のところだ。 米リーマン・ブラザーズが破綻した直後、世界の指導者たちは一致団結した。フランスのニコラ・サルコジ大統領に至っては、「G20は21世紀の地球規模の統治の予兆となる」と言うほど熱狂していた。 国際紛争の予兆のように見えるG20 ところが最近では、G20はむしろ、21世紀の国際紛争の予兆のように見える。大半の問題の中心には、米中間の緊張がある。ただし、世界中が親米派と親中派に分かれているわけではない。現在、世界を分裂させる軸は、大きく言って7つある。 黒字国vs赤字

  • 食糧危機がまだ心配?4つのリスクは杞憂に過ぎない 日本農業、再構築への道<3> | JBpress (ジェイビープレス)

    しかし、そう説明しても、それでも将来の料輸入を心配する声がある。多くの人は、次のような事態を心配しているようだ。 (1)世界的な糧危機は起きなくとも、輸出国が不作になった際に、自国への供給を優先して売ってくれなくなる。 (2)料は生きてゆくのに欠かせないものであるから、その禁輸をちらつかされて、政治的な譲歩を迫られる。 (3)少子高齢化が進行する中で経済が疲弊し、外貨がなくなり、料を輸入したくとも輸入できなくなる。 (4)日戦争をしなくとも、国籍不明の潜水艦によって海上封鎖されて、料の輸入が途絶する。 料を自給した方がよいと考える理由は、以上の4つに集約することができよう。 これはリスク管理の問題である。リスクをゼロにすることはできないが、自給率の向上に多額の費用を要することを考えれば、リスクを冷静に見つめた上で、向上させるべきかどうかを判断すべきであろう。リスク評価も行わ

    食糧危機がまだ心配?4つのリスクは杞憂に過ぎない 日本農業、再構築への道<3> | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/11/10
    リスクを定量的に評価することは必要だと思う。国内農業にダメージを与える選択を求める立場であれば、より一層厳しくリスクを評価しておきたい。▼ただし、その如何にかかわらず自給率を高める努力は必要。
  • 米国に抑制求める豪州 'Concert of Powers': Hugh White and Australian Diplomacy | JBpress (ジェイビープレス)

    選挙はオバマ大統領から政治力を奪う結果をもたらしたものの、中国に対するワシントンの警戒姿勢はにわかに変わるまい。 日中角逐が深まる中、同盟国日の助太刀をしてくれたかに見てこれを歓迎、情緒のレベルで有難がる風潮が我が国世論にはある。 しかし米国の動機がこの際も常と同様、自国利益の保全を第一に狙ったものでなかったはずはない。 琉球弧は、中国海軍の大洋進出を抑止する天然要害の1つだ。尖閣はその最前線に当たる。これの突破を既成事実とされたのでは、在沖縄米軍、第7艦隊艦船など米軍前方展開勢力がより大きな脅威にさらされる。 米国は尖閣との関わりを明確化し中国に伝えることで、これへの予防線を張ったと見るのが筋だろう。 豪州発の新しいアジア像が世界で注目されている いま豪州で、練達の戦略家が投じた一石が波紋を呼んでいる。尖閣事件とも、日の将来とも少なからず関わりのある議論だが、我が国メディアはまだ十

    米国に抑制求める豪州 'Concert of Powers': Hugh White and Australian Diplomacy | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/11/04
    日米印中という枠組みで考えるなら、他の対立によって利益を得ると言うのはどこも同じだと思うけどな。この一年で、少なくとも日米中においては不協和音が互いに伝播し、共振する過程を見てきたのだから。
  • 中国経済の奇跡を脅かす人手不足と花嫁不足  JBpress(日本ビジネスプレス)

    一人っ子政策が近く緩和されると見られているが、子供は簡単には増えない(写真は一人っ子政策を奨励する看板)〔AFPBB News〕 30年間でこれほど変わるものだろうか。中国は1980年に、国民に十分な糧を供給できなくなる人口爆発を恐れて、生まれてくる子供の数を制限するという思い切った施策を打ち出した。異論の多い「一人っ子政策」である。 今、中国土では10年に1度の国勢調査が始まったところだが、人口統計学者らは、世界一人口の多いこの国には人口が少なすぎる地域があると話す。 また、労働者と花嫁の不足が深刻化しており、経済の成長と社会の安定を脅かしかねない状況にあるという。 急低下する出生率、子づくりを促しても効果なし 「一人っ子政策のために」と見るべきか、「一人っ子政策とは無関係に」と見るべきかはともかく、中国出生率は急低下しており、子供は1人で十分だという家庭が増えている。世界で最も出

    jiaozi
    jiaozi 2010/11/04
    都市部で余った男が地方に行って嫁を「買って」くるというのも起こるのかな。いや、既に起こっているか。非漢民族の文化維持にも影響を与えうるかも。
  • 中国は世界経済にとって不可欠か?  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年10月30日号) 中国は人が思っているほど重要でないかもしれない。 オーストラリアの石炭探査会社ワラタ・コールのマーク・インバー氏によれば、同国クイーンズランド州の町アルファには、パートタイムの救急車運転手1人とたった1人の警察官を含め、居住者が400人しかいない。 だが、今後数年内に、その数は5倍に膨れ上がる見通しだ。ワラタ・コールと、中国の鉱業・金属産業を支える国営企業、中国冶金科工集団が、750億豪ドル(730億米ドル)を投じることになったからだ。 両社によるプロジェクトでは、アルファにオーストラリア最大の炭鉱を開発し、採掘した石炭を沿岸部まで運搬するための全長490キロの鉄道を建設する。石炭はそこから中国の貪欲な産業の玄関口へと運ばれることになる。 小さな町から大規模な市場に至るまで、中国経済が世界に与える広範な影響は誇張のしようがないほど大きい。 誇

    jiaozi
    jiaozi 2010/11/04
    ショックはある程度吸収できると考えられるが、韓国や台湾については結構危ないということでもあるかもしれない。
  • 米中間選挙で犠牲になった「真摯な議論」 国の将来を左右する問題は素通り JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2010年11月2日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 米国の今年の中間選挙で最もあけすけなメッセージを発したのは、ウィスコンシン州の上院議員候補、ロン・ジョンソン氏(共和党)だった。自分は4選を目指す現職のラス・ファインゴールド候補(民主党)とは違い、首都ワシントンがどこにあるか全く知らないと有権者に明かしたのだ。 「ラス・ファインゴールドはキャリア政治家で、米国の首都が地図のどこにあるか正確に知っている」とジョンソン氏は述べた。 「首都ワシントンの場所も知りません」 「私はどうかって? そんなの見当もつかない」「もし今、ワシントンDCはどこにあるのかって聞かれたら、北の方だって答えるだろう。けれど、そんなのはただの当てずっぽうだ。私は文字通り何も知らない」――。 実はこの文章、米国で一目置かれる政治風刺誌「ジ・オニオン」に手紙の体裁で掲載された冗談である。だが、物だったと考えても決

    jiaozi
    jiaozi 2010/11/04
    誰か敵を設定してそれを叩くことに専念し、まともにマニフェストも機能しない衆院選を、2回も連続でやってしまった日本にとっては、既視感があるというより「ウンザリ」という感想すら漏らしたくなる。
  • 孤立深める中国、ワシントンから親中派が消えた 10年の努力が1年で水の泡~中国株式会社の研究~その82 | JBpress (ジェイビープレス)

    同記事によると、対中「へつらい」派の筆頭はジェームズ・スタインバーグ国務副長官とジェフリー・ベイダーNSCアジア部長。 一方、対中「失望」派はヒラリー・クリントン国務長官、レオン・パネッタCIA長官、カート・キャンベル国務次官補、ウォーレス・グレッグソン国防次官補などだそうだ。 同記者によれば、中国政府もこうした米国政府の内部対立を承知しており、何とか政策決定過程に影響を及ぼそうとしているらしい。いかにもありそうな話ではないか。もし東京で読んでいたとしたら、そのまま信じていたかもしれない。 だが幸い、今自分はそのワシントンにいる。というわけで、早速筆者は旧知の関係者に直接「裏を取る」ことに決めた。 収斂しつつある対中政策 今回最も驚いたことは、とにかく意見対立があると見られていた米国の対中政策が、最近収斂しつつあるらしいということだった。 立場上情報源を明かすことはできないが、少なくとも今

    孤立深める中国、ワシントンから親中派が消えた 10年の努力が1年で水の泡~中国株式会社の研究~その82 | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/29
    中国が急激に強硬な態度になった理由はやっぱりわからない。習近平の昇格が遅れて権力闘争が激化したから、という考え方もできるけど、軍部等のガバナンスの仕組みがどうなっているのかも気になる。
  • 傍若無人の海洋侵略、中国はテロ国家か なぶり殺されたベトナムの64人、日本人も明日は我が身と思え | JBpress (ジェイビープレス)

    その後の経緯については広く知られるとおりであるが、この事件の背景を見ると果たして偶発的な事件であったのか、はなはだ疑問である。 また、この度の事件を通じて中国が改めて尖閣諸島を領土問題化し、このことを国際社会に印象づけた事実も免れ得ない。 我が国は、今後の対応として国際社会に対して我が国の正当なる主張を訴え続け、関係国と協調して海の秩序維持に努めなければならないことは言うまでもない。

    傍若無人の海洋侵略、中国はテロ国家か なぶり殺されたベトナムの64人、日本人も明日は我が身と思え | JBpress (ジェイビープレス)
  • 西欧が創り出した「民族自決」という名の紛争社会 虐殺が絶えないアフリカは、西欧諸国の支配に起源あり | JBpress (ジェイビープレス)

    劉暁波のノーベル平和賞受賞で揺れる中国。12月に行われる授賞式への出席はとてもかないそうにないが、過去にも平和賞受賞者が欠席する授賞式はあった。(=文敬称略) ダグ・ハマーショルド死亡から間もない頃、現コンゴ民主共和国(当時の国名はコンゴ共和国)で発行された切手パトリス・ルムンバの肖像がデザインされたカビラ政権下のコンゴ民主共和国発行の切手モブツ・セセ・セコ独裁下のコンゴ民主共和国(当時国名はザイール共和国)では自らの肖像をデザインした切手が多数発行された ミャンマーのアウン・サン・スー・チー、そして、国連第2代事務総長ダグ・ハマーショルドである。 難民高等弁務官事務所(UNHCR)や児童基金(UNICEF)など、国連は機関として平和賞を度々受賞しているが、ハマーショルドは国連平和維持活動(PKO)の原点とも言える1956年のスエズ動乱での国際部隊派兵による和平実現などが評価され個人でも

    西欧が創り出した「民族自決」という名の紛争社会 虐殺が絶えないアフリカは、西欧諸国の支配に起源あり | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/28
    アフリカのことを勉強するに当たって、資料も多くよい記事だと思う。欧州がその立場を退いたとしても、他の国が成り代わったのではアフリカは何も変わらない。よく学んでおくことが必要。
  • レームダック化する胡錦濤政権 ますます地歩を固める習近平、権力葛藤がヒートアップか? | JBpress (ジェイビープレス)

    2007年の第17回党大会で、習近平は序列第6位の政治局常務委員に選出された。それ以来、胡錦濤後の党総書記に就任することが既定路線となっていた。今回の人事は、その路線をさらに固めるものとなった。 来なら、習近平の中央軍事委副主席への就任は、昨年の「17期4中全会」で行われるのが順当だった。 胡錦濤主席の場合は、2002年秋の第16回党大会で党総書記に就任したが、その3年前の1999年の「15期4中全会」で中央軍事委副主席に就任している。その前例を踏襲すれば「順当」、という意味である。 習近平のポストは、総書記就任前の胡錦濤と全く同じ国家副主席、政治局常務委員、中央党校校長であり、唯一就任が遅れていたのが中央軍事委副主席であった。胡錦濤の後継者として必要とされるポストを、習近平は1年遅れで今回すべて整えたことになる。 「保守派」のバックアップを得て後継者ポストを手に入れた習近平 中国内部で

    レームダック化する胡錦濤政権 ますます地歩を固める習近平、権力葛藤がヒートアップか? | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/27
    江沢民が埋め込んだ毒が未だ機能している、とも言えるんだろうか。ただ、政権が10年単位で維持されることだけは羨ましくも思う。
  • 中国とブラジル、前代未聞の大乱闘 Basket-brawl: An Unseen Scene, at least in Japan | JBpress (ジェイビープレス)

    APが配信したその写真は、中国、河南省許昌市で10月12日、はるばる地球の裏側からやって来たブラジルのバスケットボール・ナショナル・チームが中国代表と親善試合に臨んだ際、激しい殴り合いになったことを伝えていた。 中国チームは1カ月の練習停止処分に 写真についた題名は、「Basket-brawl」という。brawlとは、公衆の面前で大喧嘩をすることで、basketballとシャレになっている。その呼び名で、事件はすぐさま世界に広まった。 また写真の解説は、中国ナショナル・チームが1カ月の練習停止処分になったと書いてある。ということは、中国側に明らかな非があったのだろう。 調べてみると、中国バスケットボール協会は非を認めて謝らざるを得なかった事実が確かにあった。 この出来事は日でニュースにならなかった。10月20日午前現在、日でこれに関してなされた報道は、「FujiSankei Busin

    中国とブラジル、前代未聞の大乱闘 Basket-brawl: An Unseen Scene, at least in Japan | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/27
    上に政策あれば下に対策ありと言うが、上も上なら下も下だな
  • 中国はもう貧困を言い訳にできない 改革から身を守る盾になった「途上国」のレッテル JBpress(日本ビジネスプレス)

    中国政府の関係者とたびたび話をする機会がある人は、「中国は発展途上国だから」という言い訳を何度も耳にすることだろう。しかし筆者が先週訪れた上海の様子は、途上国という遠慮がちな描写とはかなり異なっていた。 片側4車線の高速道路、近代的で効率的に運行されている地下鉄、ネオンのまばゆい高層ビル群、新しくて巨大な空港、シックなホテルなどを備えた中国の商都は、もはや紛れもなく「先進」的だ。 もちろん、貧しい人々が住む地区もある。また上海は、13億を超える総人口のうち1億5000万人が1日当たり2ドル以下の収入で暮らしている中国とは別物だ。 しかしそれでも、この国は貧しい発展途上国だという中国側の主張は、根拠が薄れ始めている。なんといっても中国は、2兆5000億ドルを超える巨大な外貨準備を抱える国なのだ。 発展途上国だと言い張る中国だが・・・ いくつかの重要な観点から見ても、現在の中国は裕福な国である

    jiaozi
    jiaozi 2010/10/27
    ”賃金を中国の水準に合わせればいいではないか” そういう世界の人権水準も中国レベルに落とせ、という態度が一番懸念されているのだが。多くの血を流して得てきた、世界の権利や社会の破壊に繋がる。
  • 対日デモ鎮火せず、内憂外患の中国 表面化した歴史的矛盾を胡錦濤政権は乗り切れるか | JBpress (ジェイビープレス)

    この日、デモの参加者は日製品ボイコットを叫び、尖閣諸島の領有権を主張した。中には暴徒化する人間もいた。7000人を超える規模に膨れ上がったデモ隊は、そのほとんどを大学生が占めていた。 16日の夕方には西安市内に戒厳令が敷かれた。翌日の17日、同大学の学生は一切の外出を禁止された。「封校(フォンシャオ)」と言う。大学キャンパス封じ込め、を意味する。 日の読者には中国の大学について少し説明が必要だろう。中国の大学はそれだけで1つのコミュニティーを形成していて、全寮制が基。学生たちはみなキャンパス内に住み、寮、教室、堂の間を往復して暮らしている。 学部生に対しては、平日は23時には消灯、という大学が多い。筆者が所属する北京大学もそうである。学生が外から通学してくる日の大学と違って、封校すれば学生は外に出られなくなるのである。 西北大学の党関係者によると、17日の段階で、中央政府から地方

    対日デモ鎮火せず、内憂外患の中国 表面化した歴史的矛盾を胡錦濤政権は乗り切れるか | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/27
    13億の統合が取れないなら連邦制に移行するなり「国内問題」として処理して欲しいんだが。「今国内がゴタついて困ってるから、ちょっと譲歩して」という、外交の寸借詐欺に今まで何度騙されてきた事か。
  • 中国のレアアース輸出規制を非難する日本  JBpress(日本ビジネスプレス)

    中国政府は外国企業に中国への工場移転を促したいと考えている(写真は中国・江蘇省連雲の港で、積み出しのためレアアースを含む土を運ぶ重機)〔AFPBB News〕 コンピューターから電気自動車に至るまで、各種ハイテク製品の生産に欠かせないレアアース(希土類)と呼ばれる鉱物資源の供給を巡って中国と日が繰り広げている小競り合いは、単なる外交上の衝突を超えるものだ。 この争いの背景には、レアアースの輸出を厳しく制限することで外国企業に中国への工場移転を促したいという中国政府の野心がある。 日政府が先に、日向けの出荷がほぼ止まったと述べて以来、レアアース生産の中国独占体制に対する世界的な懸念が急速に高まっている。欧米の輸入業者によれば、ゆっくりではあるが、まだ出荷は続いているという。 日中両国の言い分は異なる。中国政府は、日への禁輸措置など取っていないと公式に言明しており、先に実施した輸出許可

    jiaozi
    jiaozi 2010/10/27
    ソフトウェアでのソースコード開示要求と同じ流れ。次はコア技術をよこせ、と言ってきているわけで、ずるずる付き合いを続ければ全て吸い取りにくる。早めの対策が必要。
  • これが大企業による中小企業いじめの実態だ 製品をつくらせて「発注した覚えがない」と言う理不尽 | JBpress (ジェイビープレス)

    最近、新興国、特に中国韓国に追い上げられ追い越されている部門が増えてきたとはいえ、日の機械工業の力はまだまだ強い。 日の機械工業がこのように卓越した力を持続し続けている大きな原因の1つが、強力、多様、多才な中小企業群にあることは周知の通りだ。 日では、中小企業に「欺かれる」心配をする必要がほとんどない。これは世界的には大変珍らしい。 中国でも欧米でも、ビジネスは戦いだ。欺き、欺かれるのが当然だ。その点、日では中小企業が発注主に欺かれることは時々あるが、中小企業が大企業を欺くことはほとんどない。だから、口約束でも仕事は進んでゆく。 阿吽の呼吸で仕事が進んでゆくから、他国に比べて仕事は速い。現実の取引が口約束ベースで円滑かつ柔軟に履行されることによって、様々なコストが削減されている。日独特の商習慣であるとも言えよう。 「さあ納品」という時に「発注した覚えがない」!? しかし、そのよ

    これが大企業による中小企業いじめの実態だ 製品をつくらせて「発注した覚えがない」と言う理不尽 | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/22
    違法なコンペティターは排除する必要がある。こういうプレーヤーがいれば安全のために取引コストが上がってしまう。結果的に、社会全体がその違法なプレーヤーのコストを支払わされる羽目になる。具体的方法を思いつ
  • 江戸の仇は長崎で討て、これぞ中国流 今後強まる対日強硬姿勢~中国株式会社の研究~その79 | JBpress (ジェイビープレス)

    米国ワシントンD.C.にいる30年来の友人から来たメールにこう書いてあった。日人の感覚とはちょっと違うが、「尖閣事件」を外から冷静に眺めるとこう見えるらしい。 この友人は続ける。「当初の強硬で愚かなレトリックを取り下げ(譲歩し)たのは中国側だったが、一見小さな事件が日中間の亀裂をより深刻化させる事態は、これが最後ではなかろう」 30年間「日中等距離」を保ってきたこのアジア専門家の言葉が、今のワシントンの雰囲気を正確に代弁しているように思えた。

    江戸の仇は長崎で討て、これぞ中国流 今後強まる対日強硬姿勢~中国株式会社の研究~その79 | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/08
    中国の報復、というか人質外交は今に始まった話じゃないので他国の例も鑑みる必要がある、という論。枝野氏が「中国は法治主義の通らない国」と言いたくなるのも、さもありなんと言ったところ。
  • 日本とロシアは「対中国」で結束できる 北方領土問題の解決にはまだまだ時間がかかる | JBpress (ジェイビープレス)

    メドベージェフ大統領が「近いうちに国後と択捉を視察する予定だ」という声明を発表した。ロシア(ソ連)の国家元首が北方領土を訪問した例はない。日側からは当然のように反発が沸き起こった。 9月29日、前原誠司外相はロシアのベールイ駐日大使を外務省に呼び、メドベージェフ大統領の北方領土訪問が現実になれば、「日ロ関係に重大な支障が生じることになる」と牽制した。 これ以上の「失点」は許されないメドベージェフ メドベージェフは中国訪問からの帰りにカムチャツカ半島のペトロパブロフスクカムチャツキーに寄り、国後と択捉に足を延ばす予定だったが、悪天候のために実現しなかった。そこで発したのが、「近いうちに必ず行く」「我が国の重要な地域である」という談話である。 「近いうち」とはいつだろうか。11月に横浜で開催されるAPECサミットに参加する時に合わせるか、その前後か、ということになろう。 しかし、日が強く反

    日本とロシアは「対中国」で結束できる 北方領土問題の解決にはまだまだ時間がかかる | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/07
    中露vs日本の構図にしてはいけない。東京急行の再増加等の問題もあるが、ロシアとは協力可能な関係が必要だと思う。ただ、欧州(特に英国)とロシアは不安定化の可能性もあるので、微妙なバランスが求められそう。
  • 大学生よ、就活の前に中学校を目指せ! 産声上げた日本版TFA、教育・就活問題解決に大きな1歩 | JBpress (ジェイビープレス)

    悪いのは学生ではなく、企業と大学である。企業側の論理としては、早期に優秀な人材を取り込み、企業利益の最大化を図りたい意識が強い。 そして、競争意識が働くので、競合他社が学生取り込みに走れば、自らも先んじて行う。負の連鎖である。 こうしたことを行っている企業に限って、CSR(企業の社会責任)を重視していますと喧伝したがるお寒い状況がある。 一方、こうした状況を放置している大学側にも責任がある。大学全入時代である今、大学側は研究や教育内容の充実というよりは、どういった就職先があるか、企業内定率の高さを競っている。こうした大学は就職予備校と名を変えるべきであろう。 さすがに一部企業や大学もこうした状況に危機感を持ち、就職活動を4年生の夏からにということを言い始めた。当たり前である。 大学生の教師を派遣、教育格差是正を! ただ、過去にも就職活動が早期化した際、協定を結び早期化を止めたものの、また協

    大学生よ、就活の前に中学校を目指せ! 産声上げた日本版TFA、教育・就活問題解決に大きな1歩 | JBpress (ジェイビープレス)
    jiaozi
    jiaozi 2010/10/07
    日本人ノーベル賞受賞者が出るたびに似たようなコメントをするが、どんどん就職予備校化が進む大学の現状を対比させると、その間の溝はむしろ広がっていっているように思う。
  • インド人の見る尖閣問題 The Senkaku Affair: Indian Perspective | JBpress (ジェイビープレス)

    米国のワシントンD.C.、スウェーデンのストックホルムで2週連続、続けてインドに関わる会議へ参加し、多くのインド人から話を聞く中で、この点に関する印象を明確にすることができた。 インドはここ数年、東北、西北国境地帯はもとより東のバングラデシュ、西のパキスタン、そして南のスリランカならびにインド洋と、全方位から進む中国の勢力浸透に加え、何よりパキスタンに核・原子力や軍事技術を惜しみなく与えようとする北京の態度に対し、ただならぬ警戒心を抱いてきた。 しかも緊張は、最近になればなるほど、中国側が長年の慣習や静かだった実態を一方的に破り、高めてきたとデリーは見ている。 そんな情勢認識がもともとあるから、日に対して高飛車に出た北京の態度に、インド人は全く驚かなかった。彼らをして驚き、かつあきれさせたのは、日がさっさと事態収拾に動いたことの方である。 「中国発展の第1章が終わりを告げた」。いくつか

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    jiaozi
    jiaozi 2010/10/07
    インド人質問スレ(id:entry:25183620)でも、外交判断はドライだ、って言ってたなぁ。▼日本には希土類、インドには水。ロシアがグルジア他にガスで圧力をかけたように、資源・パイプラインの圧力材料化が激しい。
  • 中国外交:巨人の鼻に突っ込まれた槍  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2010年10月2日号) 日の「挑発」に対して中国が示した過剰反応は、中国のアジア外交を数年分も後退させた。 小人国リリパットで目を覚ましたレミュエル・ガリバーは、張り巡らされた細い糸に縛られて身体を動かせず、自分の胸の上で数十人の小人が浮かれ騒いでいるのを見て、叫び声を上げた。「その声はあまりにも大きく、小人たちは皆、恐れおののいて一目散に逃げ出した」という。 やはり目覚めつつある巨人である中国も、最近になって同様の外交政策を採用しているようだ。中国のやり方は、ガリバーの叫び声と同じく効果があった。だが、ガリバーも気づいたように、このやり方には欠点もある。 最も大きな叫び声が向けられたのは日だった。9月7日、日の施政下にあり、日では尖閣諸島、中国では釣魚島と呼ばれる島嶼の沖合で、中国の漁船が日の海上保安庁の巡視船2隻に衝突するという事件が起き、日中国漁船

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    jiaozi 2010/10/05
    このガリバーに、馬の国でヤフーを見て自らを省みる日は来るんだろうかね。当分時間がかかりそうだ。