DMM GAMESがオープン化。デベロッパ登録を行った組織は同プラットフォーム向けのゲーム開発が可能に 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 DMMGAMESは本日(2018年5月14日),同社が運営するゲームプラットフォーム「DMM GAMES」のオープン化を発表した。公式サイトでは,デベロッパ募集が開始されている。 デベロッパ登録を行った組織には,DMM GAMES用の開発ドキュメントやAPI,SDK,検証環境などが提供され,同プラットフォーム向けのゲーム開発が可能となる。ゲームの提供形式は,PC向けブラウザ,スマートフォン向けブラウザ,PCソフト,スマートフォンアプリなどから任意に選択できるという。 なお,デベロッパ登録できるのは法人のみで,個人の登録はできない。またプレスリリースには「本募集は一般向けゲームが対象」との注意書きがあり,過激なゴア表現やセクシー表現を含むタイトルは対象外で
Futuremarkの歴史に幕。4月23日をもって親会社に統合され,社名は「UL」へ 編集部:佐々山薫郁 フィンランド時間2018年4月11日,米UL傘下のFuturemarkは,その名を「UL」へ変更すると発表した。「『3DMark』の会社」として世界中のPCゲーマーから知られてきたFuturemarkという社名は,親会社による統合をもって,その短くない歴史に幕を下ろすことになる。 Futuremarkによると,4月23日付けで「futuremark.com」は閉じられ,以後,3DMarkや「PCMark」「VRMark」といったベンチマークテスト各種のアップデートは「benchmarks.ul.com」上で展開されることになるとのことだ。 ちなみに,現Futuremark部門は4月23日以降もUL Benchmarks部門として活動を継続し,製品開発も従前どおり続行するという。Adva
60以上の企業を紹介してきた「業界に痕跡を残して消えたメーカー」シリーズだが、このあたりでひと段落付けたいと思う。その最後は、ハードウェアやソフトウェアのメーカーではなく、販売店チェーンだったCompUSAである。 画像の出典は、“Wikipedia” 1990~2000年頃にアメリカに訪れたことがあるならCompUSAのショップを見た人も多いだろう。かく言う筆者もその1人。シリコンバレーのPCショップチェーンといえばFRY'sが一番有名だろうし、こちらはまだ健在であるが、ショップの数そのものはそれほど多くない。むしろBEST BUYの方がショップの数は多い。ちょっとしたものならBEST BUYで片付くはずだ。 他には2009年に破綻したCircuit Cityや、80年代まではアマチュア無線関連製品を手広く扱っていた、いわば「街の電子パーツ屋さん」的ポジションだったTandy Radio
今回は毛色を変えて、古いMacintoshのファンには懐かしさを覚えるであろうRasterOpsを紹介したい。 筆者も昔(確か漢字Talk 6.0.3あたりから漢字Talk 7.1あたりまで)はMacintoshのユーザーで、原稿の執筆をMacintosh SE/30+Vimage SE/30の環境でやっていた時代もあった。この時代にRasterOpsの製品は「手が届かないハイエンドグラフィックカード」という位置づけだった。 Ramtek Inc.の2人が起業し RasterOpsを興す RasterOpsの2人の創業者はRamtek Inc.の出身である。Ramtekはマサチューセッツ州で1970年代に創業した、コンピューターグラフィックスの草分けの1社である。 下の画像はComputerWorld誌に出したRamtekの広告だが、そもそもカラー(それも16色などではなくフルカラー)の表
今回取り上げるのは、つい最近(といっても2017年1月)にMACOMに買収されたApplied Micro Circuits Corporationである。もともとは頭文字を取ってAMCCと呼ばれていた同社だが、なぜか2009年にAPMに略称を変えている。 APMは他にも“Advanced Power Management”や“Automated Payment Machine”、“Application Performance Management”、“Anti-Personnel Mine”など、全然違う意味の用語でも多数使われているので、本稿では最初の略称であるAMCCで通したい。 同社を取り上げる気になったのは、このAMCCの開発したX-Geneの資産を丸ごと買収して立ち上がったAmpere Computing(https://amperecomputing.com/)というスター
Access Accepted第565回:THQ NordicがDeep Silverを買収して欧州最大級のパブリッシャに ライター:奥谷海人 オーストリアとスウェーデンのゲーム市場を基盤とするパブリッシャTHQ Nordicが,Deep Silverブランドで知られるドイツ最大手のKoch Mediaを,1億2100万ユーロで買収することが報じられた。Koch Mediaはヨーロッパ全域におよぶ流通網を持ち,「Saints Row」シリーズのVolitionや「Metro」シリーズの4A Gamesなど,有力な開発スタジオを傘下に擁するメーカーだ。今週は,再編の進むヨーロッパのゲーム業界を紹介してみよう。 Ubisoftに次ぐ,ヨーロッパ第2のパブリッシャが誕生 2018年2月14日,オーストリアとスウェーデンのゲーム市場を基盤とするTHQ Nordicが,Deep Silverブランド
前回のAllianceに負けず劣らず地味にシェアを獲得し、地味に消えていったのがOAK Technologyである。個人的には最初に買ったPC/AT互換機(ショップブランドの486SX/25MHz)のマシンにプリインストールされていたのがここのVGAカードだったので少し思い入れがある。 ちなみにこれを購入する前は、某編集部の仲介でIBMのPS/2マシンか何かを借りてソフトのレビューとかをしていたし、その前は別のAT互換機を使っていたりしたので、あくまで初めて「買った」だが。 DTCでSASIインターフェースを開発し FDDとHDD用のコントローラーを製造 Oak Technologyは中国・西安市生まれのDavid Tsang氏によって創業された。Tsang氏は若い頃に家族と一緒に東京に移り、千葉大で一年履修後に米国で永住権を得てブリガム・ヤング大に進学。1968年にカリフォルニアに移り、
1ヵ月ほど間が空いたが、久しぶりに「業界に痕跡を残して消えたメーカー」である。そろそろ主要なメーカーは一巡した感がある。とはいえ、いくつかややマイナーなメーカーが残っているので、これらを取り上げていきたい。 今回紹介するのはAlliance Semiconductorである。厳密に言うと、なくなったわけではないのだが、Alliance Semiconductorそのものは消えたとしてもいいだろう。 画像の出典は、“Internet Archive” メモリーの専門家である兄弟が起業 創業は1985年で、創業者はN.Damodar Reddy氏とC.N.Reddy氏の2人。前者が兄、後者が弟である。ちなみに2人の年齢差は17歳なので、他にも兄弟か姉妹がいるかもしれないが、そこまでは追跡できなかった。 2人はAlliance Semiconductorを創業する前に、Modular Semic
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