こないだハンコを押したら、力いっぱい押しすぎて端の方が欠けてしまった。銀行口座につかっているものだったので、かなりショックである。 力いっぱい押すとハンコが欠けてしまうし、かといって力が弱いと印影が欠けてしまう。意外と奥が深い、ハンコのベストな押し方について考察する。 まず、どれくらいの力をかけるのが適切なのかを、捺印マット販売元の(有)イコーワークスに問い合わせてみた。担当者の方によると、「ハンコの材質や大きさにもよりますが、通常の捺印マットの上で押印する場合、およそ5~20キログラムの力をかけるのが適切だと言われています」とのこと。成人男性の腕の重さが3~4キログラムであるといわれているので、ハンコにはかなりの重みがかかると言える。また、20キログラムというのは、「かなりギューッと力を入れ」ないとかからないらしく、社印などの大きなハンコの場合は相当、がんばらないといけないようだ。 この