日本のゲームは多くの言語にローカライズされ、世界でプレイされている。非英語圏へのローカライズにおける問題点とはいったい? CEDEC(CESAデベロッパーズカンファレンス)2010が、2010年8月31日~9月2日の3日間にわたって、神奈川県のパシフィコ横浜・国際会議センターにて開催中だ。社団法人コンピュータエンタテインメント協会(CESA)主催によるCEDECは、ゲーム開発者の技術交流などを目的に開催されている講演会で、今年で12年目。ゲームの知が集結するCEDEC 2010の模様をリポートする。 日本のゲームは、言語や文化を超えて世界中で楽しまれている。だがもちろんのこと、楽しまれているのは外国語版にローカライズされたもの。そして外国語は、英語だけじゃない! 日本のゲームのローカライズを手掛けるフローリアン・ストーベル氏(フランス語ローカライズ)、グンナー・ヘンペル氏(ドイツ語ローカラ