皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。ちなみにこれが掲載されているであろう元旦現在、筆者はまだ元旦を迎えておりません(泣)。 2016年はやっとプロセスの刷新があった時期で、Intel/TSMC/GLOBALFOUNDRIESというPCに関連するファウンダリがまともに14/16nm世代の製品を量産できるようになったことで、それぞれの製品が刷新されたわけだが、2017年もいろいろありそうな感じである。ということでまずはプロセスの概況から。 Intel - 14nm+プロセスのデスクトップ向け製品がまもなく登場 2016年のIDFで、Intelは14nm世代の新プロセスである14+について「さらっと」アナウンスを行った(Photo02)。これに関する話はこちらにもまとめたが、これは同社のFoundry Service向けのもので、従来の14nmプロセスと比較して1
皆さま、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。 ……とか書いてる今はまだ12月29日なんですけどね。それはともかく。2015年はProcessが不調な年であり、主要なチップメーカーがそろって新製品を出せずに苦労した年でしたが、これは2016年も続くことになりそうです。 半導体製造における"鍵"を握ってるのが「Process」という状況に変わりはありません。そんな訳で2016年のPCテクノロジートレンドもまずProcessから話をしていこうと思います。 編集注:PCテクノロジートレンドといえば、「スタッフの方の写真」ということで今回はスタッフ「まめっち」さんの写真をお送りいただきました。記事の各所にご登場いただいております Intel 14nmは落ち着きを見せるもまだまだ課題が 不調が続くIntelの14nm世代。Photo02~Photo04は2014年のInvest
米AMDは23日(現地時間)、米国・サンフランシスコで開催されているISSCCにおいて、同社の次世代SoC「Carrizo」(開発コード名)の詳細を明らかにした。これに先立ち電話会議の形で説明会が行われたので、その内容をまとめてお届けしたい(Photo01)。ちなみにISSCC(nternational Solid-State Circuits Conference:国際半導体回路会議)という名前からもわかる通り、今回の発表内容はCarrizoで利用された回路技術がメインであり、製品のロードマップなどは出てこないことをあらかじめお断りしておく。 Photo01:一見ダイ写真風だが、これは適当にCPUとGPUのダイを切り貼りしたFakeのものである公算が高い。とはいえ、一応CPUブロックはCarrizoのものっぽいが 「Carrizo」の概要をおさらい Photo02がCarrizoの概略で
先週に引き続き、今度はAMD GPUのロードマップを更新しよう。AMDのロードマップは連載224回で通り、既存のRadeon HD 7000シリーズをそのままRadeon HD 8000シリーズにリブランドしたものの、ここでのアップデートはほとんどないに等しい状態だった。実際、新規に追加されたのはOlandコアの「Radeon HD 8570/8670」のみで、しかもこれはOEM向け製品だったため、一般には一切出回らなかった。 ブランド名をRadeon R7/R9に変更し 多くの製品を投入 ここに変化が出たのは2013年10月のこと。ブランド名をRadeon R7/R9に変更し、Hawaiiコアの「Radeon R9 290X」や「Radeon R9 290」を追加したことで、より高い性能を比較的リーズナブルな価格で利用できるようになった。 加えて既存のラインナップを、いずれも若干動作周波
当初この製品はGeForce GTX 760 Tiとしてリリースすると見られていたのだが、“Ti”を冠しない形でのリリースとなった。性能評価はベンチマークレビューを見ていただくとして、ポジション的には絶妙なのか微妙なのかにわかに判断しがたいところではある。 それはともかくとして、このGeForce GTX 760の発表に際してNVIDIAは2013年の製品ロードマップも明らかにしており、2013年に関してはこれ以上製品展開を行なわないことを明らかにした。 この結果として宙に浮いた形になったのが、GeForce GTX 750 Tiと目されていた製品である。もともとGeForce GTX 650 Ti Boostと性能面で被るだけに微妙な感じではあったのだが、後述する理由により、これ以上28nmプロセスで製品の手直しをしたくなかったのだろう。結果、Kepler 2.0世代はGK104-A2の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く