![【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 NVIDIAのVolta GV100をアクセラレートするTSMCの12nm](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e82b1e269eafe4468577d2f33cc14431e93590c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fpc.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fpcw%2Flist%2F1092%2F110%2F9_o.jpg)
2018年のGPUで使われる新メモリ「GDDR6」の特徴とは? 高速化と省電力の両立が鍵に ライター:大原雄介 SK Hynixが公開したGDDR6のメモリチップ 去る2017年4月23日,韓国の半導体メーカーであるSK Hynixは,新世代のグラフィックスメモリとなる「GDDR6 DRAM」(以下,GDDR6)を発表した(関連記事)。現在,グラフィックスメモリの主流として使われている「GDDR5 SGRAM」(以下,GDDR5)の後継として,2018年以降に登場するメインストリーム(ミドルクラス)〜バリュー(エントリー)市場向けのGPUで使われるメモリの規格だ。 そもそもGDDR6は,メモリ技術の標準化団体であるJEDEC Solid State Technology Association(以下,JEDEC)で,現在もまだ仕様を策定中の規格である。GDDR6の仕様は,JEDECの「JC
西川善司の3DGE:AMD,HDR対応の「FreeSync 2」を発表 ライター:西川善司 最近のAMDは初代FreeSyncを「Radeon FreeSync」と呼ぶことが多いのだが,そのためか,FreeSync 2を「Radeon FreeSync 2」と呼ぶこともある 北米東部標準時間2017年1月3日9:00,AMDは,同社独自のディスプレイ同期技術「FreeSync」の第2世代となる「FreeSync 2」を発表した。 FreeSync 2の情報自体は,2016年12月初旬に米カリフォルニア州ソノマ市で行われたAMD TECH SUMMITで説明を受けていたが,晴れて守秘義務の期限を迎えたので,その詳細をお伝えしたい。 さて,そもそも初代FreeSync(以下,便宜的に「FreeSync 1」と呼ぶ)とは何かだが,一言でまとめるなら,「GPUが出力する映像信号をGPU主導でディス
次世代GPU向けの新メモリ「GDDR5X」は,今までと何が違うのか? 改良点を仕様書から読み解いてみた ライター:大原雄介 GDDR5Xの仕様書表紙 既報のとおり,メモリ技術の標準化団体であるJEDEC Solid State Technology Association(以下,JEDEC)は,「JESD232」という名称で,新しいメモリ規格「GDDR5X SGRAM」(以下,GDDR5X)の仕様を公開した。2016年以降に登場するGPUで利用されるであろう,新しいメモリの規格であり,今後は読者が目にする機会も多くなると思われる。 基本的な特徴はすでに報じたとおりであるが,今回はその詳細について,もう少し踏み込んで説明したい。 GDDR5とGDDR5Xの主な違いとは? そもそもGDDR5Xは,「JESD212」として策定された「GDDR5 SGRAM」(以下,GDDR5)の拡張版という位置
西川善司の3DGE:DirectX 12.0と12.1の違いからG-SYNCの新情報まで。NVIDIAが明かす「あなたの知らないGeForce」 ライター:西川善司 ASUSTeK Computerが発表した,G-SYNC対応のゲーマー向け21:9ディスプレイ「PG34Q」 Tom Peterson氏(Director of Technical Marketing,NVIDIA) 2015年6月6日に閉幕したCOMPUTEX TAIPEI 2015(以下,COMPUTEX)では,NVIDIAのディスプレイ同期技術である「G-SYNC」や,AMDが主導して標準化団体であるVESAに採用された「FreeSync」(≒Adaptive-Sync)に対応するゲーマー向け液晶ディスプレイが多数出展された。とくに,「コスト的に劣勢では」と思われていたG-SYNCに対応する製品が多数披露されていたことで
[COUMPUTEX]NVIDIA私設ブースレポート。NVIDIAの今年の「本気!」は「VR」「GTX 980 Ti」「G-SYNC」の3本柱だ ライター:西川善司 これまでCOMPUTEXの会場で設営してきたブースよりも規模が大きくゴージャス NVIDIAは,現在台湾で開催されているCOMPUTEX TAIPEI 2015の会場内にはブースを出展していないものの,会場近くのホテルのボールルームに私設ブースを設置し,ここで2015年に展開される最新主要製品を披露していた。 展示物でホットトピックとなっていたのは,ブランド名が変更された仮想現実(Virtual Reality:以下,VR)向け開発支援ミドルウェア「GameWorks VR」,NVIDIAの最新世代MaxwellによるウルトラハイエンドGPUコア「GM200」ベースの「GeForce GTX 980 Ti」,そしてGPU主導の
既報の通り、米AMDは6日(現地時間に)に開催したFinancial Analyst Meetingの中で、次世代GPU製品にHBM(High Bandwidth Memory)を採用することを明らかにしているが、このHBMに関するもう少し詳細な情報が同社のJoe Macri氏(Corporate VP, Product CTO and Corporate Fellow)から電話会議の形で説明があったので、その内容を紹介したい。 もともとMacri氏は半導体分野の標準化団体であるJEDECのBoardメンバーで、JC-42.3(Subcommittee: DRAM Memories)の議長も勤めている。そのため、既存のGDDR5の限界もよくわきまえた人である。HBMの策定にはかなり初期から関係しており、その意味では氏が携わってきたHBMがやっと製品の形で登場するということになる。 GDDR
[GTC 2015]Unreal Engineで車の自動運転が上達する? 自動運転車からクアッドコプターまで話題が広がったGTC 2015のNVIDIAブースレポート ライター:西川善司 NVIDIA主催のGPUコンピューティング開発者会議「GPU Technology Conference 2015」(以下,GTC 2015)は,GPUに関するさまざまなセッションがイベントの中心となっているのだが,関連企業がブースを出展してソリューションを披露する展示会場セクションも見どころのひとつ。NVIDIA主催のイベントなので,最大規模のブースを出展しているのは当然,NVIDIAだ。 北米時間2015年3月17日に行われたNVIDIAの社長兼CEOであるJen-Hsun Huang(ジェンスン・フアン)氏による基調講演が(関連記事),機械学習と自動車産業関連に終始していたことからも分かるように,今
米AMDは23日(現地時間)、米国・サンフランシスコで開催されているISSCCにおいて、同社の次世代SoC「Carrizo」(開発コード名)の詳細を明らかにした。これに先立ち電話会議の形で説明会が行われたので、その内容をまとめてお届けしたい(Photo01)。ちなみにISSCC(nternational Solid-State Circuits Conference:国際半導体回路会議)という名前からもわかる通り、今回の発表内容はCarrizoで利用された回路技術がメインであり、製品のロードマップなどは出てこないことをあらかじめお断りしておく。 Photo01:一見ダイ写真風だが、これは適当にCPUとGPUのダイを切り貼りしたFakeのものである公算が高い。とはいえ、一応CPUブロックはCarrizoのものっぽいが 「Carrizo」の概要をおさらい Photo02がCarrizoの概略で
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