印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます はじめに 前回の記事では、Site Reliability Engineering(SRE)がシステム運用にもたらす利益についてご紹介しました。結論としては、「システムの信頼性の担保」と「開発効率の向上」という対極にある2つの要素を成立させるというものでした。 第2回となる本記事では、企業ごとに組織の体制や文化が異なる中で、どのような目的・意図を持って進めていけば、この対極にある要素を両立させたSREの導入につなげられるかのプラクティスについてご紹介します。 SRE導入はある程度の時間を要する 前述の通りSREの目的は、「システムの信頼性の担保」と「開発効率の向上」という2つの要素を両立させることです。 アプローチ方法としては、ソフトウ