グアテマラ中部のタクティクで20日、マヤの儀式に参加する司祭。マヤ暦では、西暦2012年12月21日の日の出をもって、一つの時代が終わるとされてきた=ロイター「人類滅亡の日」に備え、中国河北省で11日、「ノアの方舟(はこぶね)」と称して球形の避難所を造った男性=AFP時事 【林望=北京、副島英樹=モスクワ、小坪遊】古代マヤ暦の予言で「人類滅亡の日」とされる21日、滅亡自体は今のところ起きていないが、デマで生活必需品の買い占めが起きたりした国々では、騒ぎを楽しむ人も加わって混乱が続いた。 ロウソクの買い占め騒ぎや、避難用の船やカプセルを造る人が各地に現れたりした中国では、21日は平静だったものの、デマの背後にあるとみられる宗教集団「全能神」への当局の摘発が続く。21日付の夕刊紙、法制晩報によると、拘束者は16の省や自治区で1300人を超えた。首都北京でも拘束者が出ている。 やはり買い占