東日本大震災の発生から5年にあわせて、岩手県大槌町で多くの人の住宅を再建するために大工になりたいという小学生の作文をもとにした短編映画が上映されました。 短編映画「未来のカケラ」は10年後、20歳になった岩間さんをモチーフにした大工の見習いが主人公で、震災で離れ離れになった親友からの依頼で、かつて秘密基地として遊んだ物置小屋をつくるというストーリーです。 原作は、多くの人の住宅を再建するために大工になりたいという夢をつづった岩間さんの作文で、内閣府が被災地の子どもたちに募集した作文で最優秀賞に選ばれました。岩間さんがこの映画を見るのは初めてで、じっとスクリーンに見入っていました。 岩間さんは「自分の作文が映画になって、うれしいのとびっくりするのと半々です。自分も少し映っていて、恥ずかしかったです」と話していました。 母親の純子さんは「震災を経験して、いろんなことを考えていたのだと思うと、映