レバノンの首都ベイルート郊外アウカルの米国大使館近くで、米国によるエルサレムの首都認定に抗議するデモの参加者たちに向かって催涙弾を使用する治安部隊(2017年12月10日撮影)。(c) AFP PHOTO / ANWAR AMRO 【12月10日 AFP】レバノンの首都ベイルート郊外の米国大使館近くで10日、米政府がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことに抗議していた人々に対し治安部隊が催涙弾と放水砲を使用し、現場にいたAFP記者によると数人の負傷者が出た。 AFP記者によると、パレスチナ支持派の数百人がベイルート郊外アウカル(Awkar)の米国大使館近くに集まっていたが、大使館に通じる道路は鉄柵で封鎖され、治安部隊は鉄柵を突破しようとした人々に対し催涙弾や放水砲を使用。数人が投石や催涙弾で負傷したという。 この件に関して治安部隊側からコメントは出されていない。 レバノンには、イスラエ