パキスタン・カムラのミラージュ・リビルド工場(MRF)で、ミラージュ戦闘機のオーバーホールをする技術者ら(2017年12月27日撮影)。(c)AFP PHOTO / AAMIR QURESHI 【5月27日 AFP】パキスタン北部のカムラ(Kamra)にある広大な施設からミラージュ・ローズ1(Mirage Rose-1)戦闘機がごう音とともに飛び立っていく。パキスタン空軍が進める老朽化したミラージュ戦闘機の近代化改修で生まれ変わった機体だ。 パキスタン政府が仏防衛大手ダッソー・アビアシオン(Dassault Aviation)から初めてミラージュ戦闘機を購入したのは1967年。それから半世紀以上がたち通常なら退役するところだが、修理やオーバーホール、改修によって今なお現役であり続けている。 首都イスラマバードの西にあるカムラの施設を訪れたAFPの取材班は、1967年に購入されたミラージュ戦