ロシア・ニジニーノブゴロドにある自動車組み立て工場(2019年4月16日撮影、資料写真)。(c)Kirill KUDRYAVTSEV / AFP 【5月4日 AFP】ロシアの自動車メーカーが、ウクライナ侵攻をめぐる西側諸国の制裁の影響で主要部品を入手できないことから、イランの部品メーカーに供給を打診していることが分かった。国営イラン通信(IRNA)が2日、報じた。 イラン自動車部品製造社協会(IAPMA)のホセイン・バーレーニアン(Hossein Bahrainian)氏によると、ロシアの自動車メーカー1社から部品購入の問い合わせがあった。同氏は具体的な企業名は明かしていない。 購入希望の部品には、ブレーキシステムやシートベルト、エアバッグ、オルタネーター、エアコン、サーモスタット、パワーウインドーウシステムなどが含まれているという。「イランの企業にとって、ロシア市場で存在感を出すチャンス